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メールマガジン 第1012号

◆ ◇ ◆ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ◆ ◇ ◆
    
◆ ◇ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1012号 ◆ ◇
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を希
望者に配布しています。このメールマガジンの返信でリクエストして下さい。


過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

さて明日は東京でのセミナーです。

ここ数ヶ月でインプットしたモノを吐き出そうと思っているのですが、そもそ
もベースになっているコンテンツが盛りだくさんな上、あまり基本編の筋から
外れると応用編をやる時にみなさんのレベルにバラツキが出ちゃって困る事に
なるという悩みがあり、どこまで新しいネタを話すか迷っています。


本当は毎回新しいネタで話をしたいんですが、予備知識もなくいきなりアクセ
ル全開で怪しいネタを話すわけにもいきません。


でも、再受講の方もいらっしゃって、以前と全く同じ話を聞くのは退屈だろう
しなぁ・・・


なんて事をずっと考えています。


ただハッキリしているのは、来られる方の脳みそを覚醒させ、これをきっかけ
に人生をリセットしてもらおうという事です。そういうネタになる事は間違い
ありません。



☆ スタンスを決めよう

今日のネタは結構迷ったんですよ。

つい先日読者の方から頂いた質問に答えます、と言ってから、何通かのメール
を頂戴したのですが、そのうちのひとつがやたら長かったんですよ。

普通に貼り付けたら、これだけで1回分のメールマガジンの分量を軽く超えちゃ
うくらい(笑)


さすがにこれじゃ紹介出来ないかなぁ、と思って読んでいたのですが、その方
の質問のエッセンスって、実は結構重要なんじゃないかと思ったので、若干ア
レンジをして書いてみる事にしました。


この方の質問の背景というのが、


  ▼ 公務員に関係するお仕事をしている

  ▼ そこには当然、本庁から天下ってきたエライ人がいる

  ▼ 自分は公僕として脇目もふらず一生懸命働いている

  ▼ しかし、何も現場を知らない天下りの言う事を聞かなきゃならない


という状況で、ここでこの方はキレそうになったわけですね。

こちとら住民のために粉骨砕身、仕事をしているのに、何で天下りのオッサン
の幇間(たいこもち)みたいな事をやらされにゃならんのだ?と。


そんな気持ちが伝わっちゃったのか、この方は降格処分になってしまったので
す。


で、質問は、


  ▼ こんな時にはどうしたら良いんでしょうか?

  ▼ 果たして私は間違っていたのでしょうか?

  ▼ でも、どう考えても納得出来ません!


という事なのです。


ウ~ン、情景が目に浮かぶようです。私もかつて、日系の財閥系で働いていた
事があるので、アホなオッサンが本社から天下って来た事を思い出しちゃいま
した。


みなさんならどう思います?
そして、みなさんがこういう状況で働いていたとしたら、どう振る舞いますか?


この状況下で取りうるオプション(選択肢)ってのはふたつしか無いんですよ。


ひとつが、


  ● 「長いものに巻かれる」で、天下り上司にくっつく


という事で、もうひとつは


  ● アホな上司は相手にせず、職務を全うする事に専念する


なのです。

長いものに巻かれるのであれば、仕事の充実感とか、納得感ってのは無くなり
ますよ。だってアホな上司なんだから。天下りの役人が現場のことを分かって
いるなんて事は、日本が律令制度を作ってから一度も無いはずなのです。それ
が役人ってモノです。


反対に、そういう上司におべんちゃらを言えれば、自身の保身や家族の生活は
保障されるわけです。


もうひとつの道を選べば、「俺は仕事に生きたぞ!」と胸を張って子供に言え
るでしょう。でも、上司との軋轢に悩み、左遷や降格も覚悟しなきゃならない
んですね。


このふたつの道の、どちらを取るか?また、どちらを取るべきか?というのは
本人の価値観に依存するのです。つまり、どちらが正しいとは誰にも言えない
のです。


ただし、大事な事は、


  ● どちらかひとつを徹底してやる


という事なんです。

おべんちゃらを言うのなら、徹底的にやって、その天下りに可愛がってもらう。
彼がもらう賄賂の一部でももらえるくらい、ヨイショをしなきゃダメなんです。



反対に、仕事に生きると決めるのなら、降格させられようが、左遷を食らおう
が、凛として受け入れ、地域住民のためだけを思って仕事をすべきなのです。



この質問者の場合、一見、「仕事に生きる道」を選んだようなのですが、その
結果として降格されたことや、おべんちゃらを言うことに不満を持っているわ
けですね。



つまりこの方は、


  ■ 仕事をチャンとやって、おべんちゃらも言わず、その上で認められた
    い!


と思っているわけで、そこが大きな間違いなのです。

こういう人は、公務員的な仕事をしちゃダメなんですよ。これが外資ならその
スタンスで通用するかも知れません。でも公務員じゃ通用しないって事は何百
年も変わっていない事実なんですね。


そこに不満を持つことがそもそもの間違いなのです。


そんな状態がイヤなら辞めるしかないのです。

辞めないのなら、割り切ってどちらかの道を選び、それを徹底するのです。そ
れがスタンスというモノで、このスタンスが自分的に曖昧なまま仕事をしてい
るから、こういう事がストレスになってしまうんですね。


これはどちらの道が良くて、どちらが悪いという話ではありません。
どちらの道を選ぶかは、本人の価値観なのです。そういった価値観がちゃんと
自分の中で煮詰められていないというところが最も問題なのです。


私がこのメールマガジンで繰り返しお伝えしている、


  ● 価値観こそが全て


というのはそういうところにも理由があるのです。

あなたが無意識にしろ、意識的にしろ何かを選択する時には、必ずその背後に
価値観との比較作業が発生しているのです。

本を読むという事は、そんな価値観の幅と深さを広げる事なんですね。


ちなみに、私が公務員に興味がないのは、あの世界がそういうモノだと分かっ
ていて、私はそのどちらの道も嫌いだから(おべんちゃらを言うのもイヤだし、
かと言って左遷させられてまで住民のために働く気もないと)なのです。


つまり、そういう世界で生きることを選ばないという選択肢も十分成立するの
です。





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┗      分的引用、抜粋はお断りしております。


読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html





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