どこを狙っているわけ?

近場のセミナー情報

7月22日に東京で今年最後となる基本編セミナーを開催します。
このセミナーは受講資格がありません。

8月20には大阪で九星気学セミナーを開催します。
9月23日には大阪で「引き寄せの法則と開運術セミナー」を開催します。
7月23日には東京で、8月19日には大阪で、11月11日は福岡でバージョンアップセミナーを
開催します。
(このセミナーは受講資格があります。)

お申し込み、お問い合わせは、 melma@bc.iij4u.or.jp までお願いします。

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           願望実現に補助線を引こう

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から9年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年にはキャリアアップ部門で一位と3年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/

バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/

成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日は週に一度の休肝日。晩ご飯を食べちゃうとすることが無くなっちゃうので、本を読
んで、ギターを練習してと、飲んでいたらどちらも出来ない事を楽しみました。

毎週この日になると、オレってお酒にどれだけの時間とおカネを使ってしまったのかを考
えるんですよね。この時間を別な事に使っていたら全く違った人生になったんだろうとし
みじみ思うんですが、だったらもう一度人生をやれたらそんな人生を選べるのか?と問わ
れると下を向かざるを得ないんですよね。まったく人間ってワガママなものです。

人間には愚行権というモノがあって、それは他人がクチを挟めることじゃないんだよと言
うのは法律家なんですが、バカな事だと分かっていてそれをやりたくなるのが人間なんで
すよ。酒もタバコもコーラもギャンブルも宝くじだって、長期的に見たら自分が損をする
側面の方が大きいのに、それでもやりたくなってしまうわけです。

人間って、人生って正しいことだけで彩られているわけじゃないんですな。くだらない事
との折り合いを付けながら、トータルで良いモノに近づけるくらいがちょうど良くて、愚
行の全てを否定して、正しいことだけをやり続ける人生って味わいという点ではつまらな
い人生だと思うんですよ。

品行方正で悪い事を一切せず、危険も犯さず、安全に、ムダ無く、最短距離で脇目も振ら
ずに粛々と生きる、そんな人と付き合っても楽しくないと思うんですよね。というか、そ
んなことで説教を垂れる人とは仲良くなれるとは思えないんですよね。特に若いウチはム
チャして、バカやって、たくさん後悔して、反省もして、そんな経験によって矩を超えず
に生きるサジ加減を学んだ人の方が話をしていて楽しいですし、本人的にも楽しいんじゃ
ないかと思うんですよ。ま、ムチャをやり過ぎて家族に迷惑を掛けまくるのはどうかと思
うんですけど、自分でケツを拭ける範囲ならむしろそれを奨励する方が、人としてのス
ケールがデカくなると思うんですよ。

なんてことを酔っていない頭で考えた夜でした。

本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2017/07/2765_0711.jpg

☆ ターゲットを明確にする

ターゲティングって今や一般語になってしまいましたが、ターゲット、的を明確にすると
いう本来は軍事用語なんですね。ビジネスというほどの枠でなくても、「どこを狙ってい
るのか」というのは大事なんですよ。たとえ趣味でもね。

余談ですが今通っているギター教室に入る際にも、ここでギターを学ぶ目的、ゴールは何
かと訊かれたんです。用紙には、「趣味として楽しむため」の他に(これ以外になにがあ
るんだ?と思いましたけど)、「人前で演奏をしたい」、「プロになりたい」なんてのが
選択肢にあって、驚くと共にこれは非常に正しいアプローチだと感心しました。

何かを始める時には、「誰に」、「何を」を明確にする必要があるよとは良く言われるこ
とですが、実際にはこれが「たくさんの人に」、「色々なことを」やりたくなるものなん
です。間口が広い方が成功の可能性が高まるはずだと考えてしまうんですね。これ、大い
なる過ちですから。

このメールマガジンについて言えば、「誰に」は能動的に人生を切り開こうと考えている
ビジネスパーソンで、「何を」は人生を激変させる本質的情報なんです。前者については、
実際には主婦の人や、もうリタイヤされた方も読者さんにいますし、セミナーにもお越し
下さるんですけど、あくまでもターゲットはビジネスパーソンなんです。ですから、主婦
の方を喜ばせるための本文を書いたことはありません。

もっと言えば、ターゲット以外の人に喜んでもらおうとは考えていないのです。読まなく
て良いよとか、出ていけというつもりは全くありませんが、「私たちの方も向いて下さい
よ」というリクエストには、それは出来ませんと言わなきゃならないんです。そういう声
が増えて来たのなら、ビークル(乗り物)を変えてやるべきなんです。

ところが宣伝広告をやると、この流れが変わってしまうんです。なぜかというと宣伝とい
うのは大衆、マスに働きかけるからで、その結果こちらの予期しない人たちが集まってし
まうということが起こるんです。この人たちが大人しい分には問題ないんですが、往々に
して声が大きかったりするんです。そしてそういう声に応えているうちに、やっているこ
とのターゲットがドンドン拡大していくんですね。

ターゲットって大きい方が命中数も命中率も高まると思うじゃないですか。これがビジネ
スの錯覚で、その考えは20世紀のものなんです。ターゲットが大きいと兵站が指数級数的
に増えて、効率が極端に下がるんです。商品数のことをSKU(Stock Keeping Unit)って
言うんですけど、これは少なければ少ないほど作業も減るし、エラーも減るし、在庫も減
るし、その結果効率が上がるんです。これと反対の路線に耐えられるのは大企業だけです
から。

このターゲットの拡大にどうやって気付けるかというと、お客さんからの声なんですね。
リクエストだったり、感想だったり、クレームだったり、そんな声に敏感になると、時折
ターゲット以外の方からの声じゃないのこれって?というのが混ざってくるんです。私の
場合には、

  ■ セミナーの時間が長いので分割して欲しい

というメールが来た時に気付きました。色々訊いてみるとその方は主婦で、朝から夜まで
拘束されるセミナーは子供がいるから参加出来ないと。だからこのコンテンツを3分割し
て3時間ずつにして欲しいというリクエストが来たんです。そうしたらそのうち、平日の
午後3回でやってくれだの、子供向けのメニューはないのかだのドンドン話がズレてきた
んで気付きましたけど。

そもそも子育て中の専業主婦の人は、私のターゲットではないんです。そういうリクエス
トに応えたらなにがしかの売り上げは立つかも知れませんが、それこそが落とし穴なんで
すよね。そうやって小銭を稼いでしまうと焦点がズレて来るんです。

誰に、だけではなくて何をについても同様で、本来のターゲット以外の人を喜ばせようと
したらいけないのです。なぜなら、そうすることで本来のターゲットの人が不快になる可
能性があるからです。

例えば私のセミナーは、自腹で自分のおカネを払って受講してもらうのがルールです。会
社負担でセミナーを受講させたいという声を定期的に頂くのですが、これは全部お断りし
ています。なぜかというと、会社負担ということは自分の財布が痛んでいないワケですか
ら、態度はヌルくなりますし、おまけにもしかしたらイヤイヤ受講させられているかも知
れません。

そういう人が混ざると空気が濁るんです。面倒くさいなぁ、休みの日になんでオレが一日
拘束されて人の話を聞かなきゃならないんだ、と考える人が混ざったら、会場の空気は濁
りますよ。それって他の受講生には迷惑な話ですよね。そもそも自分の意志で来ていない
のであればそれは、能動的に人生を切り開こうと考えていないわけですよ。だからそうい
う人は私のターゲットではないのです。そういう人をお客さんにしてもいけませんし、そ
ういう人を集めようと考えてもいけないのです。

特に個人事業主とか、零細企業をやっている人はここを正しく理解する事が繁栄の第一歩
なのです。

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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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サラリーマンで年収1000万円を目指せ
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