近場のセミナー情報
1月14、15日に東京で、2月18、19日に大阪で速読編セミナーを開催します。速読の秘密を
知っている限り公開する他社にはマネの出来ないセミナーです。
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願望実現に補助線を引こう
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おはようございます、佐藤正遠（さとうしょ～おん）です。
このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から8年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。
その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。
私がどんな人間なのか？はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。
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成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ！という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。
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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。
ツイッターは2つのアカウントがあります。
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◆ 今日の前フリ ◆◇
我が家ではお小遣いは（といっても私のじゃありませんよ）、毎月実施する英単語の小テ
ストの結果によって金額が決定します。
ここで持論を述べておくと、一切の対価無しに無条件でおカネをもらえるお小遣い制度っ
て、子育てに於ける大悪手ですから。こういう子育てをするから、オトナになったら何も
せずにおカネがもらえる生活保護をもらうのがオトクな人生なんだ、なんて嘯く輩が頻出
するんです。みなさんだって、会社に行って何もしないでお給料が入るなんてことは無い
でしょ。何かをもらうのなら対価として自らの何かを差し出す、これを出来るだけ若いウ
チから価値観に刷り込まないと、オタクのお子さんは将来犯罪者か生活保護受給者になっ
ちゃいますよ。
我が家はこれを100問一発勝負の英単語テストでやっているんです。悲しいのは出題して
いるのが中学生向けの英単語本だというところですな。
少しユニークなのは、外資系っぽく成果と報酬にイロが付いているところです。基本は
1問正解で15円のお小遣いゲットなんです。ところが正解数が90問になるとこれが1問なん
と2倍の30円に跳ね上がるんですな。となると、89点と90点の1点差で1335円になるか、
2700円になるかというものすごい金額差が生まれるわけです。
まさにこれって社会人で起こり得る話でしょ。なんでたったの1点差でこんなに差が付く
の？そんなのおかしい！って言っても、それが社会ってもんだから。今の日本人なら100
メートル9秒99で走るのと10秒00で走るのとでは、その人が手にする名誉と地位とお金は
100倍くらい差が出るはずです。たったの100分の1秒の違いでね。そのコンマ01秒を縮め
るために、猛練習をするわけで、これは即ち英単語テストで89点を90点にする努力と質的
に同じなんですね。
案の定先月は91点で、本人的には冷汗三斗、結果として滑り込みセーフだったわけですが、
果たして今月はどうなるのか。
ちなみに我が家では、この小テストをお小遣いゲットテストと呼んでいるんですが、これ
には受験資格が必要で、週に1回のお手洗い掃除をやってオトナに確認してもらう必要が
あるんです。これをサボると無条件で今月のテストは中止になるんですね。そうしたらこ
ちらが何も言わなくても、水曜日には早起きをしていそいそと掃除を始めるわけですよ。
お、中々能動的でよろしいじゃないですか。
今月はお小遣いをゲットした後に、ジャンピングチャンスゲームと称して、トランプでブ
ラックジャックの勝負をすることになっています。10戦して私に勝ち越したらお小遣い2
倍、負け越したら半額没収、引き分けなら勝負無しというワイルドな戦いで、こうやって
賭け事に関する経験値を、ケガをしない範囲で身に付けさせようという魂胆です。
たかだかお小遣いでも、ちょっとした知恵と工夫で子供を狙った方角に導くツールに出来
るんですよ。そのツールを活用せずに、無条件でおカネをあげるのってバカらしいと思う
んですよね。
ってことで、これから100問のテストを作成します。
本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/2616_1129.jpg
☆ 日本人は両極端に走ってしまう
日本の歴史を繙くのが好きで、あれこれと乱読しているんですけど、そこからイヤになる
ほど繰り返し出てくる場面が、極端に走りすぎて自滅してしまう日本人像なんですよね。
特に明治以降その傾向に拍車が掛かるんですけど、これって今でも同じなんですよね。
江戸時代も元禄時代には豊かで華やかで派手、豪華絢爛な風靡に徹底的に染まった日本人
が、寛政の改革で質素倹約が旨とされると、これが同じ民族なのか？と疑うくらい徹底的
にやれちゃうんですよね。
明治になってから西欧の文明（所謂科学ですね）が入って来ると、科学的でないもの、合
理的でないもの、理屈で説明出来ないものは全部インチキでまがい物でまやかしだとする
風潮が全日本人の無意識下に瀰漫して今に至るわけです。これだって極端という意味では
非常に極端に走っているんですよ。
戦前は日清日露の戦争でアジアに地歩を確立した途端、急に他のアジア人がバカでマヌケ
に見えちゃって、彼らを徹底的にバカにする、蔑む、差別する風潮が敗戦まで全日本人に
浸透していたんですよ。その残り滓みたいな人物が石原慎太郎元都知事で、ことあるごと
に中国をシナと呼びバカにしているわけです。あの人の言動に眉をひそめる人は多いんで
すけど、戦前はあれがごく一般的、偏差値50のド真ん中だったんですから、我々日本人は。
戦後は手のひら返しのようにマッカーサー元帥バンザイってことで、アメリカべったりに
すり寄って、力の限り阿るわけですね。見方によっては日本ってホントに独立国家なの
か？アメリカの属国、植民地じゃないのか？ってくらいジャイアンアメリカに頭が上がり
ません。そのスタンスなら日本が国連で常任理事国入りをする必要性なんてないんですよ。
アメリカの票が2票に増えるだけの話なんですから。
私の記憶に残るところではバブル経済なんてのも日本人が極端に走る姿の典型でした。あ
の時は誰も彼もがカネ、株、土地に狂奔し、稼いだおカネをジャブジャブ使いまくるのが
美徳だとみんなが思っていたんです。かつてのオランダのチューリップバブルってこうい
う市民エネルギーって、こういう感じだったんだろうってイメージ出来たんですが、ちょ
っと待て。あれは350年以上前の話で、それから人類はそこそこ進化して、同じ過ちはし
ないようになったんじゃなかったんですかね？
案の定バブルは弾け、そうしたら今度は逆サイドに全力疾走し、おカネを使わない、ケチ
る、安いモノに群がるという流れにみなさんが靡いた結果、20年以上に及ぶデフレが現在
進行形なんですね。
なんでこうやって両極端に振れちゃうんですかね。
泰然自若として、どちらにも振れずに、ジッと中庸を得るという生き様を目指すという教
えを誰も説かないのはどうしてなんでしょうか。誰も説かないから私が説きますよ。
人生、40歳を超えたら目指すべき生き様は、どちらかの方向に偏るのではなく、そしてま
た偏りを排除するのでもなく、道の真ん中を歩くことなんです。ここの感覚が重要なので
解説すると、手ぶらで道路の真ん中を歩きなさい、という話じゃないんです。両手に持っ
たバケツに満杯の水を入れ、バランスを取りながら平均台の上をスイスイと歩くのが中庸
なんです。
右手にしかバケツを持たないというのが偏りなんです。右手にバケツを持ったら、左手に
も持つんですよ。それが偏りを排除しないということになるんです。
この感覚が中庸の真髄でもあるので、次回はこれを詳しく解説しようと思います。
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ありがとうございました。
佐藤正遠（さとうしょ～おん）
株式会社メディウム・コエリ
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