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メールマガジン 第921号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第921号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

旅行から帰京し、ようやく日常の生活に戻りました。
良書リストを依頼されて返信が遅れていた方にも、全て送る事が出来ました。


って事で、夏休みも残すところ今週末で終わりです。

明日は、仕事モードに入るため、部屋にこもって溜まりに溜まった仕事メール
をさばく予定です。
という事は実質上今日で終わりなんですね。

その割には、あまり本を読めていません。
1週間でようやく5冊が読了出来たところです。

その中で、これはイケてると思った本をいくつかご紹介します。


「多様な意見」はなぜ正しいのか 衆愚が集合知に変わるとき
http://www.amazon.co.jp/dp/4822246000/ref=nosim/?tag=jiateng4-22



この本は、内容は若干難しめです。確かに骨はある、だけどこれは読まなきゃ
ダメでしょって本です。
軽めの小説を100冊読むより、こういう本を1冊、じっくりと時間を掛けて咀嚼
する方が、筋力はつくのですよ。

「多様性は能力に勝る」、このフレーズに痺れました。



東の太陽、西の新月―日本・トルコ友好秘話「エルトゥールル号」事件
http://www.amazon.co.jp/dp/4768469582/ref=nosim/?tag=jiateng4-22



このメールマガジンではマスコミを叩く事が多いんですが、この本を読めば、
それもまた仕方が無いだろうと思います。なんでこんなスゴい事をマスコミは
報道しないのか意味が分かりません。


何のこっちゃわからん?って人のためにちょっとだけ解説をすると、トルコ人
ってのはやたら親日なんですよ。私はトルコに行ったことがないので、体験は
していませんが、旅行記の金字塔、「深夜特急」という作品でもそのあたりは
触れられています。


深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海
http://www.amazon.co.jp/dp/4101235090/ref=nosim/?tag=jiateng4-22



ちなみにこれ↑、6巻セットなんで、これだけ読んでも意味分かりませんぜ。


トルコと仲の悪いロシアを日本の連合艦隊が打ちのめしたからだ、なんて理由
も言われたりするんですが(トルコには、「トーゴー」と言う名のビールがあ
るらしい。ちなみにこのトーゴーは、東郷平八郎のトウゴウです)、理由はこ
れだけじゃなかったんですね。


明治時代に、トルコの軍艦が和歌山沖で座礁して、500人以上が亡くなったんで
すね。その時に、日本人が親身になって救助をしたり、亡くなった方を手厚く
弔ったりしたんですよ。その軍艦の名前が、エルトゥールル号なんです。60人
くらいの船員は生き残ったのですが、彼らが国に帰ってその事を話し、それが
広まって今ではトルコの教科書に載ってしまうようになったんですね。

だから、今でもトルコ人が来日して、「どこに行きたい?」って聞くと、和歌
山県の串本町(これが物語の舞台になる町です)って答えるらしいんですよ。



ちょっと旦那さん、そんな話知ってました?
わたしゃトルコ人の友達が出来る前に、知っておいて良かったと思いましたよ。

トルコ人に、串本町に行きたいって言われて、「はぁ~?それどこよ?」なん
て返した日にゃ、あんた日土関係ぶちこわしでっせ。

「そうだよなぁ、エルトゥールル号だよねぇ、ウンウン。あの時は日本人はよ
く働いたからなぁ」って応えられて初めて固い握手が出来るわけですよ。

人間の値踏みってのは、こういうところで繰り返し行われるわけですね。

って事で、日本人としてのプライドを取り戻したい方は、必読とさせて頂きま
す。


☆ やらなきゃならない理由を無くそう


昨日はちょっとした禅問答のような流れになっちゃいましたが、みなさんしっ
かり考えて頂けました?


とりあえず5分でも、真剣に考えた人は合格です。
(んな人は、多分5%もいないでしょうね。だから私は、どこの会社に行っても
通用するわけですが・・・)


「名前の確認をする」、「名前毎のフォルダにまとめる」、「それをキャビネ
ットに保管する」、そういったひとつひとつに対して、


  ● なんでそれをやらないといけないの?


と聞いてあげる事が、大事なんですが、その理由は・・・


なんで名前を確認しないといけないのか?その理由は簡単です。その人なら、



  ■ だってたまに名前が間違っているからですよ!


と答えるでしょう。

そこであなたが次に発すべき言葉は、


  ● なんで名前が間違えるの?間違えないように出来ないの?


という質問です。

名前が間違えて記載されるという事は、名前を記入するというプロセスにエラ
ーがあるわけです。

そのエラーを人間の手で防止しているというのが、この人がやっている仕事の
本質だったんですね。


だったら、


  ● 絶対に名前を間違えないプロセスに変えれば、その人の仕事は無くな
    る


のですよ。

手書きで書いていたのであれば、PCから印刷させる、名前を転記する元のファ
イルにエラーがあるのなら、先にそちらを修正しておく、そういう事でエラー
が撲滅出来るかも知れないわけです。


同様に、名前毎のフォルダにまとめるというのも、


  ▼ 名前毎にまとめなきゃいけない理由や

  ▼ 名前毎にまとめた場合のメリット


があるわけです。

これを理解すれば、


  ● フォルダは、あいうえお順にした方が良いのか、地域毎にした方が良
    いのか?


といった事が見えてくるわけです。


キャビネットに保管するのだって、もしかしたら紙をスキャンしてPCに保管し
た方が便利なのかも知れません。


  ● なんでその業務をしなきゃいけないのか?


というのはつまりは、その業務の意義と意味を確認するという事なんですね。


そうするとたまに、意味が無い業務をしているケースが見つかるんですよ。


昔の会社で、ある申請書をもらうというプロセスがあった事があります。
つまり、何かをしてもらう為に、「申請書」なるモノに名前などを書いてもら
うというプロセスがあったんです。

その申請書が私のところに集まってくるのですが、名前などが記入された申請
書はそのあと誰も、何も使わないのです。

ただ、ひたすら溜まっていくだけなんですね。その溜まったファイルがキャビ
ネット一杯になるのですが、何も活かされていないのです。

普通こういうのって、


  ▼ 部門毎の申請数を分析したり

  ▼ 誰が一番申請をしたのかを確認したり

  ▼ 申請後、どれくらいの時間で業務が完了したのか?をチェックしたり



するのですが、それすら何もやっていないのです。で、私は、


  ● だったら申請書なんて書かせなくて良いじゃんか!


って言ったんですね。書くのも手間だし、集めるのも手間だし、キャビネット
にしまうのも手間、そのくせそれは一切利用されていないのです。


こういうのを、


  ● マスターベーション業務


というのですよ。ちなみにこれを止めただけで、派遣社員1名分の業務が無くな
ったんですよね。


こんな業務が残っているのは、マネージャが、その業務にどんな意義と意味があ
るのか?を確認していないという事なんです。


ちなみに、公務員系の仕事だと、こういう無駄な仕事が、


  ■ 今までずっとそうやっていたから


という理由だけで、無くなることなく、むしろ肥大化して存在したりしているのです。



業務の意義とは、「やる価値はどこにあるのか?」であり、
業務の意味とは、「このやり方がベストなのか?」という事。


この2点を確認するだけで、業務効率というのは大きく向上するモノなんですね。




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┗      分的引用、抜粋はお断りしております。


読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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