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メールマガジン 第669号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第669号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
また、ブログもあるのですが、ここ最近は更新が滞っております。
http://d.hatena.ne.jp/showon/
あまりにもスパム的な書き込みが頻繁にあったため、現在自前のサイトを構築
する予定です。

このメールマガジンの転送を歓迎しますが、著作権により保護されている事を
ご理解ください。
全文転用については、許可をしていますが、出典が佐藤しょ~おんのメールマ
ガジンである事を明記して下さい。また、文章の部分的引用、抜粋はお断りし
ております。
   
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あいも変わらず、芸能人が薬で捕まっています。

はためにはメチャメチャ面白い。
他人の不幸は蜜の味ですか?(笑)


イヤイヤ、そういう意味じゃなくて、


  ■ 人間って、調子に乗ると何でもやれると思ってしまうのだなぁ


という点が面白いのです。


  ■ 自分だけは捕まらない、だって売れているからね。


こう思っているわけですよね。
それを助長するかのように、自分よりも年配の関係者(マネージャ、レコード
会社、テレビ、報道関係の人間)が、売れている間だけはジャリタレにペコペ
コするわけです。

そりゃ勘違いしない方がおかしいですよ。

私の小さい頃は、「○○ケンちゃん」ってテレビ番組のシリーズがスゴくヒッ
トしたんですよ。

すし屋のケンちゃん、おもちゃ屋ケンちゃん、ケーキ屋ケンちゃん、おそば屋
ケンちゃん、とにかくケンちゃんと名が付けば何でもヒットしたんです。

その主人公役をやっていたのが、宮脇康之さんという人で、彼は後年、


  ■ あの頃はのぼせ上がっていた。だって大人がみんなチヤホヤするんだ
    もん。


って事を言っているんですね。ピーク時には彼が、「お前クビ!」って言った
ら本当にスタッフがクビになったという逸話もあるくらいです。


芸能人というのは、そういう勘違いを製造する構図になっているんですね。

で、さらに笑っちゃうのが、そういう人たちの末路です。


元ジャニーズ事務所の少年2人逮捕=ネットカフェで窃盗容疑-警視庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091211-00000066-jij-soci


売れなくなると、ネットカフェで盗みまでやっちゃうわけですね(笑)

この間もジャニーズ絡みでこんな事件があったように記憶しています。
これって、売れれば天国、売れなきゃ犯罪でもしなきゃメシが食えないという
事ですよ。こんな世界に憧れる人が後を絶たないというのも、日本の社会の大
きな問題だと思います。



☆ 真似ることの偉大さ

海外からの日本人評ってだいたい決まっていて、


  ■ オリジナルなモノは無いけど、真似るのは上手い


なんて、耳にたこができるくらい何度も聞いていると思います。

私はそう言われる度に、


  ● そうそう、真似るってのはある意味、オリジナルよりもスゴいことだ
    からねぇ


って言い返しています。

こういうと、頭の悪い外人は、


  ■ はぁ?何言ってんのこいつ?


って態度に出るわけですが、いちいち説明はしてあげません。だってこれって
理解してもらうのが面倒なんだもん。


しかし、このメールマガジンの読者にも、同じ感想を持った人がいるはずなの
で、今日は解説をしてみようと思います。


これは例を挙げればよく分かるんですね。


  ● オリジナルよりも、真似る方が大変な事なのだ!


という例を挙げましょう。
それは、みなさんの会社に必ずある、「コピー機」なのです。

今では、日本製が海外勢を駆逐しつつあるわけですが、このオリジナルは、「
ゼロックス」という会社が作ったわけです。


で、この会社はやっぱり頭が良かった。
とにかく、色々なところに、特許を取ったわけです。
で、競合会社が少しでも特許を犯していたら、容赦なく裁判をしてお金を巻き
上げるというやり方をしていたんですね。


そこに果敢にも挑んだのが、日本のキヤノンという会社です。


ハッキリ言って、彼らの特許を侵害せずに、コピー機を作るなんてキチガイ沙
汰だと言われたくらい、ゼロックスの特許網は完璧だったわけです。

ところがキヤノンは、彼らの特許をひとつも犯さず、全く新たな方法論を編み
出して、ゼロックスよりも性能が高いコピー機を作り出したのです。

これによってコピー機のスタンダードがゼロックスからキヤノンに流れたわけ
ですが・・・


これって見た目は同じコピー機で、知らない人が見たら、


  ■ また日本人は欧米のマネをしてやがる


って思うわけですが、しかし中身は全然違うわけですよ。

コピーをするという機能はマネをしたかも知れません。でも、そこから先はむ
しろオリジナルよりも、大変な思いをしているわけですね。


こういう流れを、世阿弥は、風姿花伝に於いて、「守・破・離」と言ったわけ
です。

現代語訳 風姿花伝
http://www.amazon.co.jp/dp/4569641172/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


で、キヤノンがやったのは、このうちの一番最後の、「離」なわけですね。

つまりこれは芸術の分野で言えば、新たな流派を作り出したのと同じなんです
ね。


これのどこがレベルが低いのか?

外国人に蔑まれる謂われがどこにあるのか?


私には全く理解出来ませんし、これが日本の底力なんだと思います。




読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)



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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html



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