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メールマガジン 第3733号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3733号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

ウチのあたりは梅雨明けしたらしいんですが、毎日のように雷雲が発生して、30分ほど激
しい雨が降ってきます。そして雨が降っていない時にはメチャメチャ暑くなります。つま
り雨上がりはムシムシしてて暑いという、不快指数マックスな状態になります。

このあたりは、7月の中旬から8月の第一週の頃が一番暑くて、外に出るのがイヤになるん
ですが、雷雨が来なくなったらまさにそんな感じになるんでしょう。

こういう時にはやる気が一気になくなって、エアコンの効いた部屋でグダグダしたくなる
んですよね。ここのところ面倒で後ろ向きな仕事が多くて、ホントにやる気が出ませんね。

年に何度かそういう時期があるモノですが、無理せず自然に任せようと思います。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/07/3733_0715.jpg



☆ サンクコストに引きずられない

今まで何日も、イヤ、何ヶ月も、イヤイヤもしかしたら何年も、成果を手に入れるために
努力していたのに、それを全部、スパッと諦めろと言われたら、


  ■ 今までの努力が全部パーになるじゃないか!!


と考えるから、なんとかして少しでも元を取ろうと思うわけです。でもそうやって、負け
が込むんですよね。これはギャンブルに似ているんです。

ここで考えなきゃならないのがサンクコストという考え方です。サンクコストとは、


  ● 投下してしまって今さら取り戻すことが不可能になってしまったコスト


のことです。

使っちゃったんだからもうどうにもならないでしょ、ということですね。ところが投資や
努力だと、


  ■ 成果を出せば元が取れる、イヤイヤ大きなリターンが手にできるのだ!


と考えて止められずに、ここからさらに何かを(おカネや時間、工数)投下するんですね。

所謂、ズルズルといつまでも、止めるに止められなくて、泥沼に引きずり込まれるという
状態になるんですね。

これは投資が好きな人には分かるんですが、このサンクコストを「損切り(ロスカッ
ト)」できるかどうかがプロと素人の違いなんです。

それは言葉の上では理解できるんですが、実際にやるとなると・・・という人がほとんど
でしょう。

以前、セミナーの2次会である受講生が資格試験に関する相談をしてきたことがあります。
その資格に合格するためにかれこれもう8年くらい受験勉強を続けていると。でもいくら
やっても合格しないどころか、合格圏内にも入れないと。で、どうしたら良いですか?と
いう相談でした。

その資格の名前は今でも覚えていますが、フツーの人なら3年間ちゃんと勉強すれば合格
できるだろうというレベルの資格でした。その状態で私がアドバイスしたのは、


次の受験を最後のトライだと決めて、それまでは死ぬ気で勉強をする。これだけやったん
だからもう後悔はしないよな、と思えるくらい、人生のプライオリティーをこの試験に置
く。でもここまでやって合格しなかったら、それはあなたにセンスが無いということ。そ
の時に、今まで投下した時間(これがサンクコスト)を考えてはダメ。悩んだってその時
間は返って来ないんだから。

フツーにやって3年で合格出来るような資格に8年経っても引っかからないというのは、あ
なたの人生にとって、その資格は縁が無いということ。そんな向いていないことにこれ以
上時間を使うのは、これから先の人生を考えたら、本当にムダなことなの。

人間には向き不向きがどうしてもあるの。向いていないことに努力を投下するのなら、自
分に向いていることを見つけて、そこに努力を投下した方が、成果は手にしやすいの。


という話をしました。

私もIT系の勉強をしていた時に、どうやっても向いていないというか、勉強に身が入らな
いジャンルの資格があったんですよ。合格したジャンルの場合には、勉強をやればやるほ
ど、楽しくなって来て、次から次へと深い勉強をしたくなるんですが、その時にはテキス
トをいくら読んでも理解できない部分が残って、乗って来ないんですよね。

それは自分には向いていないということなので、半年は頑張ってみたんですが、そこでス
パッと止めました。そういうジャンルって誰にでもあるものですから、本当はいつでも、
どんなことに対してでも、


  ● 自分はこの領域に向いているのかな?


と振り返りながらやるのです。泥沼にハマって、止められなくなってしまったことを止め
るのは本当に勇気や決断が必要になるんです。でもこれが数ヶ月なら簡単に諦められます
から。


では、どんな領域ならやり続けるべきで、どんな状態になったらスパッと止めるべきなん
でしょうか?次回はここを解説します。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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