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メールマガジン 第3634号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3634号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、
2019年には同四位、2020年も同六位と7年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

引き寄せの法則と開運術セミナーの動画視聴は、今週末で販売を終了とします。今年はも
う販売しないと思うので、興味がある方はこの機会をお見逃しなく。


それでは来月の課題図書を紹介します。来月は、


資本主義と奴隷制
https://amzn.to/2ZrBHQF


にしました。
資本主義が大きく発展した大きな原因は、産業革命にあるわけです。それ以前の家内制手
工業から、蒸気機関を利用した機械化が生まれ、その機械を生産、購入するために資本と
いう概念が発明され、それが富の蓄積をもたらし、資本家と労働者という対立構造が生ま
れたみたいな話です。

そしてそれはイギリスで発生し、またたく間にヨーロッパに広がって・・・と教科書で習
うわけですけど、その前に


  ● 一番最初の資本って、どこから産まれたの?


という疑問が私の中にずっとあったんですよ。最初は極小の資本からスタートしたのか、
はたまたどこかに埋蔵金みたいな形で手つかずの資本があったのか、ゴールドを掘るみた
いな露天掘り状態でウハウハ言っていた人が出したのか・・・?

この長年の疑問に答えてくれたのが本書です。タイトルにあるように、実はイギリスでは
奴隷貿易という濡れ手で粟のビジネスによって、産業革命の直前に資本の蓄積がなされて
いて、その資本を利用して産業革命が起こったと述べているんです。つまりパックスブリ
タニカと呼ばれる大英帝国の栄華は、元を辿ると奴隷貿易と、奴隷を使ったプランテーシ
ョン経営にあったのだと、今までの歴史家が誰も言わなかったことを見つけちゃったんで
すよ。

これって歴史の常識が引っ繰り返る大事件でして、ですから本書は歴史的名著と呼ばれて
います。

これがまたメチャメチャ説得力のある論の展開をしているんです。文庫本でも500ページ
を超えますから大部と言えるわけですが、どこにもムダが無い、隙が無い論を立てていま
す。私もこれだけの文字数を使って、ひとつのことを論じ、しかもその論に無理もムダも
ムラも無い文章を書いてみたいものです。

あなたの知的好奇心にビリビリと電流を流す刺激的な本なので、読書好きな人は読んでみ
て下さい。


http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2021/02/3634_0219.jpg



☆ 考えるための環境を整備する

頭を使って考えなきゃダメだよという話は何度も何度もしているのですが、ところが正し
い答えを導くための正しい情報を持っていないと、考えた結果間違った答えに辿り着いて、
それを試行してみたら上手く行かなかったということになってしまうんです。

例えば、ちょうど1年前から世界を震撼させている新型コロナウイルスについて、国はそ
して我々国民一人ひとりが、何をどのレベルまでやるべきなのか?どう振る舞うのが正し
いのか?という命題について考えるといった場合、あなたの思いつきで思考を深めたり、
答えを出したりしたらダメなんですよ。


あなたが感染症の専門医だというのなら、それは話が別です。頭の中に考えるために必要
な情報がインストールされていますから。ところが我々素人にはそれが無いわけですよ。
だったらまずは正しい情報、思考に必要な情報を集めるところからやらなきゃならないん
です。

今回の対策は国レベルでいうと、中国、台湾、シンガポール、オーストラリア、ニュー
ジーランド、韓国などは完全制圧、封じ込めという政策を採りました。その真逆のことを
やったのがスウェーデンで、こちらは集団免疫を作るという名目で、積極的な封じ込めを
やりませんでした。

日本はその中間で、4月には緊急事態宣言を出して封じ込めに舵を切りました。しかしこ
の封じ込めによる経済へのネガティブインパクトのあまりの大きさに、強制措置を伴う
(それはイコールなんらかの補償、損失補填をするということ)封じ込めに及び腰になり、
秋以降は国民のモラルと自粛に頼りその結果、年末には感染者の急激な増加と言える状態
になったわけです。

それでもヨーロッパやアメリカに比べたら、日本の状況は軽症でして、感染者数、死者数
ともに世界水準ではそれなりに上手くやっている部類に入るわけです。

という状況を振り返って、もしあなたが責任ある立場だったら、どんな施策をしますか?

これは思考実験で、多くの人にやって欲しい命題なんですよ。どうせ我々一般市民は何も
責任を持たないんですから。考えるための訓練として、ここで正しい答えに辿り着くため
には、どんな情報が必要なのか?そしてその情報には何が書かれていて、その結果あなた
が導いた答えはなんだったのか?

これを議論の形ではなく、あなたの脳内で完結する形でしっかりと、じっくりとやるので
す。実は、頭が良くなる方法って、これをやることなんです。色々なテーマで、自分なり
に調べてみて、情報を手に入れて、そこで熟考して、正しい答えはこれじゃないかな、な
ぜならば・・・と自分で納得する答えを出す。その一連のプロセスであなたの頭が良くな
るんです。

その答えが正しかったか、間違っていたかはあまり重要ではありません。もちろん間違っ
た答えを出してしまったのなら、それはどこに思考のエラーがあったのかを振り返る必要
はありますよ。それをするのであれば、間違った答えであっても、あなたの脳みそは鍛え
られたのです。


このテーマでは少なくとも、封じ込め政策をした国と、そうでない国との差分を政治、経
済、国民感情、医療関係などの分野で調べなきゃならないですよね。おまけにここにはそ
れぞれの国特有の事情があったりしますから、それもある程度考慮して、「出来る、出来
ない」を判断しなきゃならないわけです。

多くの人は、このステップでイヤになってしまうんです。つまり考えるための環境すら持
てない、持たないのです。それじゃ正しい答えを導くことはできませんよ。それなのに、
断片的にひとつかふたつ、目に付いた情報を使って結論を出そう、答えを導こうとする人
がたくさんいるんです。

おまけにそんな人がネットの世界で大声を出して自説を撒き散らしているわけで、それに
無思考の人が無批判に乗ってしまうなんてこともあるわけです。そうなるとどちらの声が
大きいのか?で勝負が決まってしまったりするんですね。今回のコロナではまさにそんな
状態が至るところで見られました。


そんな時には、必要なデータ、数字だけ集めたら、他の人たちの意見、結論、答えには一
切耳を貸さずに、そんな声をシャットアウトして、自分の脳みそで考えて結論を出すので
す。

多くのテーマでこれをやることで、あなたには思考力というスキルが身に付くのです。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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