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メールマガジン 第362号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第362号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
また、ブログもあります。
http://d.hatena.ne.jp/showon/
こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
も見に来て下さい。
   
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公務員の天下りについての議論が喧(かまびす)しいですが、どうもやっかみ
半分の的はずれな議論になっているのが気になります。

いつも言うように、こういう問題については、


  ● 真因(ルートコーズ)


を分析しないと解決策は導けないわけです。

つまり、「なんで天下りが止められないのか」という事です。

この理由は、実はとっくに分かっているわけですよ。


  ● (上級)公務員は、事務次官レースから脱落するたびに、半ば強制的
    に省庁を辞めさせられるから


なんですね。

簡単に言えば、


  ■ 君はもう次官の目は無いから、辞めてくれや


って言われるって事です。
とは言っても、いきなりホームレスにするわけには行きません。そんな事をし
たら誰も官僚にならなくなってしまいます。

ですから、


  ● 辞めてもらう変わりに、こんなに美味しいポジションをあげるね♪


って言わなきゃいけないんですね。
この受け皿が、日本に4600程度あると言われている独立行政法人なんですね。


この構図をどうにかしないで、天下りだけを止めさせたら、公務員の秩序が壊
されて、モチベーションが落ちるわけです。だから、人事院は反対しているん
ですね。


果たしてこんな構図を誰が作ったのでしょうか?


元々日本にこういう構図はあったんですが、これを拡大し、促進させたのが、
故田中角栄なんですね。

ちなみにこの人は、交付金のバラマキモデルを作った事でも有名です。
これは彼が通産大臣だった時にやったんですが、当時日本の繊維業界はアメリ
カへの輸出でボロ儲けをしていたんですね。当時は円も安かったので、今の中
国並みに輸出攻勢をかけたわけです。

これにアメリカは困り抜いて、日本に、「どうにかしてくれ~」って泣きつい
たんですが、日本政府もまさか業者に輸出を止めろと言うわけにも行きません。


その代替策として、政府が交付金としてお金をばらまくから、自主規制をしろ
という事になったわけです。

最近はこの人を懐かしむ風潮があるみたいですが、政治家として彼がやった事
を知れば知るほど、この人が作った社会的、政治的構図の悪影響はすさまじい
なぁと思わずにはいられません。


ちなみに、自動車重量税というのを考え出して、それを道路特定財源にすると
いうアイデアを出して実行したのもこの人です。この結果、日本の隅々にまで
舗装道路が整備されたんですが、その結果土木業界と政治家との癒着が強まっ
て、不必要な道路工事や高速道路の建設が今も続いているわけですね。この財
源を道路に特定せずに、一般財源化するかどうかですったもんだしていますか
ら、ご存じの人もいるでしょうね。


そろそろ選挙があるはずですが、こういった政治家の歴史というか功績をちゃ
んと伝えるマスコミがいないのが日本の問題ですよね。


☆ 3年続ければ、一流になれるのだ

昨日は、何かを続ける事で、「俺ってすごいねぇ」と思う事が重要なのだと言
う事をご説明しました。

実は、このプロセスを中学生に体験させちゃったのが、原田隆史先生なんです
ね。

すでに何度もご紹介をしていますが、

カリスマ体育教師の常勝教育
http://www.amazon.co.jp/dp/4822243613/ref=nosim/?tag=jiateng4-22

ここでこの先生は、自分の生徒に、毎日何か家庭の手伝いをやらせるんですね。

1年生の時から、毎日毎日卒業するまで、


  ▼ 皿洗いだったり

  ▼ 風呂掃除だったり

  ▼ 靴を並べることだったり


本当に、ちょっとだけ努力すれば出来る事を、「毎日」やらせるんです。
で、初めのうちは、毎日やるたびに先生に携帯で報告をさせるわけです。
それを先生がチェックして、まだ報告が来ない生徒に、


  ▼ 皿洗い終わったかぁ?早よせいや~


って電話をかけて、絶対にオチこぼれないようにフォローするわけですね。

これを、生徒が風邪を引いていようが、疲れていようが、修学旅行先でもやら
せるわけですね。
そうするとその生徒のこころがドンドン強くなるわけですよ。

で、この生徒は、3年生の最後の競技会で、優勝しちゃうわけですね。

しかもその勝ち方がスゴいんですよ。


  ● 中学新記録で勝つ


って宣言をして、最後の6投目に、集まった記者たちに、


  ● 最後の投擲で新記録を出すから、ちゃんと写真準備しといてやぁ


ってここまで宣言をして、キッチリと新記録を出して優勝しちゃうんですね。


その優勝インタビューで、「勝因は何ですか?」と聞かれた生徒が、


  ● 僕は3年間毎日、サボらずにお皿を洗いました


って答えるんですね。

分かります?

こころが強くなれると、こんな事が起こっちゃうんですね。

そして、もう一つ重要な事は、

ここで私が言っている


  ● プロ級になれる


と言うのは、何も皿洗いのプロになれるって事じゃないんですよ。

私は、気功の訓練を続けて、気功について確かにプロ級になっています。
でも、リターンはそれだけじゃないんですよ。

こころが強くなれば、他の事も同時にプロ級になれるという事なんですね。

この生徒は、皿洗いを3年間続けて、「皿洗いのプロ」になったわけじゃないわ
けです。

これって、全く同じですよね。

で、そんな気持ちに自分自身がなれるようになるまでには、


  ● どんなことでも大体3年は必要


なんですね。

裏返して言えば、


  ● どんなことでも、3年やり続けられればプロ級になれる


って事なんですね。

それがわかったら、人生なんてチョロいモンじゃありませんか?

今、何か新しい事を初めて、ど素人と言われていても、


  ● たったの3年でプロ級になれる


わけですよ。特にビジネスの世界というのは、スポーツや芸術と違って、あま
り才能に左右されない世界なんですね。

まぁ、平たく言えば、「甘っちょろい世界」なんですよ。
この世界では、本当に3年間何かを継続したら、それこそトップ5%に入る事なん
て楽勝ですよ。


だってほとんどの人は、こんな法則を知りませんし、知っていても実際に3年間
やり続ける人なんて、5%くらいしかいないんですね。

今日はとっておきの法則のひとつをお知らせしたわけですが、これだけ言われ
たら、


  ● 何かを継続してみたくなったんじゃありませんか?




今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

  
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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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