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メールマガジン 第3457号 | |
╋╋…‥・ ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 願望実現に補助線を引こう http://showon-sato.com ┃ サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ ・・・━ 第3457号 ━ ・・・ ━━━━━━━━━╋…‥・ ・・‥‥…━━╋━━━━━━ おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。 このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、 連載開始から12年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く ようになりました。 その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で 二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位、さらに2018年には同五位、 2019年には同四位と6年連続で受賞しました。 私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。 http://showon-sato.com/index.php/about1/ バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます ので活用して下さい。 http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ 成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは 読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。 http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/ 本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に 付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知 れません。 ツイッターは2つのアカウントがあります。 https://twitter.com/SatoShowon こちらは私の日常をツイートしています。 https://twitter.com/salary_1000man こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。 LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。 登録は以下のリンクからどうぞ。 https://line.me/R/ti/p/@qcy6795q ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ◆ 今日の前フリ ◆◇ 日本政策金融公庫に提出した書類に、ハンコ漏れがあったようで、これから出し直しをす ることになりました。その結果、融資までの時間がさらに掛かるようですが仕方ありませ ん。来月中には入金されるみたいなので、事業の継続には影響がありません。 それにしても、そろそろ来月のセミナーを計画しなきゃならないんですが、問題は2次会 なんですよね。さすがに今回は人数を減らしてやらなきゃダメなんですかね。そもそもお 店ってどうなってるんでしょうか?状況が流動的なので、もう少し様子を見なきゃと思い つつ、ドンドン時間が経ってしまいます。 まずは会場とホテルを押さえなきゃ話は始まりません。なんとか来週にはアナウンスした いと思います。 で、今日は久しぶりに対面でのギターレッスン。今日から新しい課題曲をやるんですが、 何をやるか決めていません。最近は定番の名曲を、曲の作りやギターリフを分析する感じ で、教えてもらっています。 そのやり方で振り返ってみると、かつて大ヒットした曲ってやっぱりちゃんとした法則に 従って作られていることが分かります。ロックの多くはコード進行がツーファイブだし、 ギターソロの多くはペンタトニックだし、チョーキングはいつでもキーから見た4度とセ ブンス(短7度)だし。 みたいなことが理解できると、音楽に対する理解の質が変わってくるんですよね。ま、理 解できても指がその理解について来ないことに変わりはないんですけど。 http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2020/05/3457_0527.jpg ![]() ☆ リストラは悪いコト? 今回の長いシリーズで、リストラの憂き目に遭った時の対処法を解説して来たのですが、 今度は目線を変えて会社から見たリストラを考えてみようと思います。「会社から見た」 といっても、会社は法人という擬似的な存在なので、「それって誰よ?」が分からない人 がいるんですが、それは経営層及び経営幹部のことです。 このメールマガジンの読者で、仕事で成果を上げていたら未来のどこかで、あなた方もこ の階層で働くことになるのです。そんな未来での出来事を知っておくのも有意義だと思い ます。 リストラと聞くと、一方的に社員を解雇して、人員を減らすことだと考えている人が多い のですが、生産性が同じならば、売り上げイコール社員の頭数なところがあるので、売り 上げを増やしたければ、どこかで人員も増やさなきゃならないんです。いつまでも減らし 続けたら、将来の売上増の機会を捨ててしまうこととイコールなんですね。 ここでリストラが発生する流れを考えるとこうなります。 100の売り上げがあって、そこから20の利益を生み出せる会社があったとします。これを 100の人員でやっていたとします。今回の新型コロナウイルスのような騒ぎが起こって、 売り上げが80に減ってしまったとします。当然利益は20%以上、下手したら40%くらい減 ることになります。売り上げの減少が20%なんだから利益も20%減になるはずだと考えた 人は、今ひとつ会社の会計が分かっていない人です。 100の売り上げがあった時の人件費は100の人員分なんですね。その時で20の利益だったわ けです。今回売り上げが80に減ったのに、人件費は今までと同じ100の人員分が掛かって いるわけですよ。ここが80に減っているというのなら、利益の減少率も20%で済んで、最 終的には16の利益が残ったかも知れません。ところが実態は人件費が20も多いんですから、 これが利益をさらに圧迫するんです。 この分の人件費20って、完全に経費でそれはつまり利益に効いてきます。人件費率が例え ば30%だった場合、どれくらい利益にインパクトがあるかというと、 ▼ 100の売り上げで30%だから人件費は30だった ▼ この状態で利益が20あったということは、人件費以外の原価と経費は50だった ▼ 売り上げが80に落ちたのなら、人件費以外の原価と経費は40になる ▼ 粗利は40(売り上げ80マイナス原価 経費40を引いた数字) ▼ そこから人件費30を引くと利益は10になる つまり売り上げは20%しか減っていないのに、人件費が下がっていないから利益は半分に なるんですね。実際には経費のうち固定費は、売り上げの減少に影響を受けませんから、 40に収まらず45とかになるはずで、そうすると利益は5になってしまいます。 それでも営業利益率が20%もあって、人件費率が30%しかないという条件だからまだ辛う じて利益が出るわけで、利益率が低かったり、人件費率が高かったらこれだけで赤字にな るはずです。つまりこの例はかなり甘い前提でやっているんですが、それでも利益は1/4 になるんですよ。 この状態でリストラをしなければ、これは会社が潰れてしまうということで、それを許容 する経営者はいないのです。たったの20%売り上げが減っただけでこうなるわけで、30% 減ったらほぼ全ての会社は赤字に転落するでしょう。その意味で、リストラはやらなきゃ 会社が死んでしまうという状態だったりするんです。 ここで、普通は人件費を売り上げが減ってしまった分に合わせて減らそうとするわけです ね。つまりリストラの発動です。もし売り上げ減少分と同じ率の人件費を減らしたいと考 えたら、30だった人件費を24にする必要があるんですね。これで利益を計算し直してみる と、「売り上げ80」マイナス「人件費24」マイナス「原価とその他経費45」で利益は11と なります。(経費が全部変動費だった場合でも利益は16です) たとえ人件費を売り上げ按分で減らしても、利益は半分になってしまうんですから、これ はキツいですし、それが計算上分かったら、この状態でリストラをしない経営者はいない ことが分かりますよね。 では、リストラってそれだけのことなの?つまり、会社の存続がヤバい時だけにやるもの なのか?というと、そうではないんですね。外資などではそうなのですが、ある意志を持 って、業績に拘わらずリストラをやる会社があるんです。そんな会社が何を考えて、そこ にはどんなメリットがあるのかを次回考えてみましょう。 ◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎ ◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける などの行為は著作権違反です。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。 ありがとうございました。 佐藤正遠(さとうしょ~おん) 株式会社メディウム・コエリ Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved. - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - サラリーマンで年収1000万円を目指せ ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん) ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp ☆バックナンバーはこちらから http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ ☆配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000258149.html | |
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