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メールマガジン 第3220号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3220号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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こちらは私の日常をツイートしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

まずは先月の課題図書の優秀賞を発表しましょう。先月も大変厳しい状況となりまして、
みなさんが苦労して投稿したんだなという形跡が随所に垣間見えました。

つまり私の方も、選考するのに非常に苦労しまして、なんでこんな本を選んでしまったの
かという想いと、そんなに難しい本じゃなかったはずなのにという想いが交錯しました。
その中で、一時審査を通過したのが、soji0329さん、collie445さん、eiyouhokyuさんの3
名で、この3名を読み直した結果、soji0329さんに差し上げることにしました。おめでと
うございます。


そして今月の課題図書は、


1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法
https://amzn.to/2QliV8o


です。

この本は売れているためか、アマゾンでも潤沢な在庫があるようです。日本が構造的にシ
ュリンクしていく21世紀を生き延びるために、どうしても必要なことは、


  ● とにかく頭を使って生きること


なんですよ。そんな頭を使うとはどういうことか、が本書を読むと理解出来るはずです。
そして最後はこのレベルで頭を使えるようになりたいよな、そのためには何をしたら良い
のかなと思ってもらいたくてこの本を選びました。

私自身はこの本に書かれたことの深さに打ちのめされまして、すぐにこの著者の紙の本を
全部買いました。こういう本を読むと、自分が如何に無知で、おバカちゃんだったのかが
痛いほど分かって辛いんですが、そこから目を背けずに生きていこうと思います。


で、今日はメルマガで解説するために、先月の課題図書を再読してみます。


本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2019/05/3220_0603.jpg


☆ サラリーマンの新たな生き方 パート2

引き続き、


サラリーマン2.0 週末だけで世界一周
https://amzn.to/2Eiyx86


という本について書いてみます。

第一章で、旅に出逢う前の自分ということで、「社畜寸前時代」ということを書いている
んですが、実は彼はこの社畜的な生き方が嫌いじゃなかったんですね。それが分かるのが、
P28の「気が付いたら”社畜寸前”を謳歌していた」という小見出しです。

ここは大事なところで、サラリーマンが嫌だったから、社畜的な生き方が嫌だったから旅
に逃げたのではないということです。この時代でも彼はかなり能動的に、頭を使って社畜
的サラリーマンを楽しもうとしているんです。


サラリーマンがイヤだ、会社に行きたくないという人はたくさんいるんですが、「ではこ
の状態を改善するために、サラリーマンとして何をしていますか?」と質問されたら、ほ
とんどの人はナッシング(何もしていない)と答えるんじゃありませんかね。現状に不満
がある人は、他のこと(この本では旅)に逃げるのではなく、その前にやれることがある
んじゃないか、と考えなきゃダメですよ。一番ダメな反応が、


  ■ そっか、サラリーマンがイヤなら週末旅に出れば良いんだ


です。それじゃ何も読み取れていませんからね。


そしてここからは初めての旅の話になるわけです。ここではホテルも予約せず、ネットに
繋げる準備もせず、おまけにガイドブックを忘れてしまうというエピソードが目を惹くん
ですが、ここでのキモはそれじゃありませんからね。第二章のキモのひとつは、ろくすっ
ぽ英語が話せなくても、現地の人は助けてくれるし、旅の目的は成就するし、というかメ
チャメチャ楽しい旅が出来るじゃないか!という体験ですから。

もうひとつのキモは、たったの3泊5日でも充実した旅が出来るじゃないかという体験です。
著者の人生はこの二つのキモが軸になって変化していくんです。


ホントにそこが大事なポイントなの?と想った人は、P46のコラムを読めば分かります。
ここはトランジットというタイトルで、大事なエッセンスをまとめたり、強調したりする
ページでして、ここには最初から、


  ▼ 英語が話せなくても簡単に行ける!

  ▼ 短い休みでも十分に楽しめる!


と書いてあって、だから週末の旅にハマったのだと書かれています。そしてそんな旅に行
くために、仕事のやり方を変えて、生産性を高め、残業が減ったのに評価は上がるという
ことが起こったんですね。ここが生き方の変化のひとつめです。

つまりここも、実は旅である必要はないんです。これがアマチュアバンドでも、家庭菜園
でも、ボランティア活動でも何でも良くて、要するに何かに熱中出来るモノを見つけたら、
それをやるための時間を捻出するためにあれこれと工夫するようになるよ、ということな
んです。生き方を変えるためには、ここに創意工夫が必要なんですよ。


では、もうひとつの生き方の変化は、どこから生まれたのでしょうか?ここは多くの人が
気付いたのですが、情報発信です。彼は旅で体験したことをブログに書くということを始
めて、生き方がガラッと変わったんですね。


その最も強烈なエピソードが、香港への旅だったんです。本書を読んでいない方のために、
簡単に紹介すると、とある女優さんが香港で撮影した写真が載っている雑誌を見た著者が、
この女優さんと同じお店で、同じポーズで写真を撮りたいと、週末に香港に行ったんです。
首尾良く撮影ポイントが判明して、各所で写真を撮ったのですが、最後の関門が高級ホテ
ルでの撮影でした。突撃アタックをするも、宿泊客以外はダメと言われて諦めて帰って来
たんですね。で、その様子をブログにアップしたら・・・


これがバズって、そのエントリーを読んだ高級ホテルの従業員からメッセージが来て、次
回香港に来たら部屋を見せてもらえることになったんです。このオファーを断るわけもな
く、2週間後に再度香港に行き、1泊130万円の部屋で写真を撮ったんですね。なんとこの
模様が香港の新聞に載りまして、その結果ヤフーニュースのトップにも掲載されてしまっ
たんですね。


彼はここでようやく、情報発信の威力に気付いたんでしょう。それからゴールを、「週末
だけで世界一周」に設定し、その模様をブログにアップすることを続けます。結果、3ヶ
月で12回の海外、5大陸18カ国を旅行します。こういう尖ったことをすると、メディアは
放っておきません。この後、本書の著者はテレビ、新聞、雑誌、講演会と引っ張りダコと
なり、この本もその流れで書くことになるわけです。


ふと気付いたら、かつてのサラリーマンでは体験出来なかった人生を踏み出していました。
それが自分が納得出来る「自分らしい生き方」であり、そんな自分らしい生き方を見つけ
るためのノウハウが、第八章に書かれています。


ではここで我々が考えるべきことはなんでしょうか?同じように旅に行って、それをブロ
グにアップするですか?それは違うと思うんですよ。何度か書いたように、この本のキモ
は、生き方であり、働き方ですから。つまり、


  ▼ 自分は何を為すために生きているのか?

  ▼ それを実現させるためにベストな働き方は何か?


を考えるということですよ。本書の著者にとっては、サラリーマンという働き方は、どう
しても必要なんですね。だから「サラリーマンこそ、最強の職業(P193)」と書いている
わけで、これは彼が熟慮した結果導いた解なんですね。それと同じことをマネしても意味
がなくて、マネすべきはこの二つを自分に問いかけて、その答えを模索することなんです。

この二つを問うことなく、自分の人生を評価するのは間違いなんじゃないの?というのが、
著者が言いたいことなんだと思いますよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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サラリーマンで年収1000万円を目指せ
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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