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メールマガジン 第3179号

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           願望実現に補助線を引こう

           http://showon-sato.com
         ┃  サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ 

         ・・・━ 第3179号 ━ ・・・

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/


バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/


成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

先日、最近は面白い本に出逢わないって書いた途端、メチャメチャ面白い本に連続で出逢
いました。1冊は5月の課題図書にするため、今日は発表出来ませんが、もう一冊をご紹介
します。


『潔白』
https://amzn.to/2HHBkun


小説ですが、ストーリーに痺れました。この本は、


『殺人犯はそこにいる』
https://amzn.to/2HXL9DR


をモチーフにしたのではないかと思われるのですが、実際にこんなことがあったとしたら、
世論は引っ繰り返って、国を挙げて喧々囂々となるでしょう。また、ここに出て来る官僚
たちの振る舞いが、如何にもありがちで読みながら虫酸が走るのですが、これもかなり実
態に近いんじゃないかと思いますね。

官僚制については今次大戦後の、この国の大きな変化にもほとんど影響を受けていないわ
けで、つまり150年間その有様が変化していないんですね。どんな組織も150年間も澱を溜
めていたら、クサヤのような発酵臭がするのが道理です。

それは昨今の彼ら官僚の立ち居振る舞いを、つぶさに見れば分かるんですよね。スゴく下
世話な話ですが、ここに日本の所得税率の表があるわけです。


所得税の税率
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm


これをじっくり見て、何か変だなぁと想わない人は、眼が節穴ですよ。

日本は累進課税制を採っていますから、所得が増えれば税率も上がるわけですよね。この
表では、課税所得ごとの税率が書かれているわけです。それを良く見ると、最低の5%か
ら、10%、20%と増えているわけですが、なぜか20%の次は23%という半端な数字になっ
ているんです。

次が33%と10%上がっているわけですよ。10%の次のスロープも10%上がって20%だった
わけです。だったら20%の次は、10%上がって30%がフツーですよ。なんでここだけたっ
たの3%しか上がらないんですか?

ここだけどうして刻みが3%なんですかね?おまけに次のスロープでは33%へと10%上が
っているんですよ。ここだけ3%しか上がらないのは不自然じゃありませんかね?

その理由がなぜだか分かりますか?理由は簡単で、ここが役人たちの所得のボリューム
ゾーンだからですよ。このレンジに出世している役人たちの年収が固まっているんです。
だからそのレンジだけ他よりもアップ率が小さいんです。

なんてことは教科書に書いていませんし、税理士試験にも出ませんよ。でもこの表を見て、
「ハハーン、そういうことか」と気付けることが大事だと思うんですよ。


ちなみに、税に関する法律って毎年コロコロ変わるんですが、このレンジの所得税率だけ
は、ほとんど変更がないんですよね。ま、自分たちがトクする法律を変えるわけありませ
んから。それが日本の国ってものですよ。

それを地方発で変え続けている唯一の政党が、大阪の維新なのですが、だからこそ政治家
仲間から忌み嫌われて、大阪のダブル選挙では自民と共産が共闘してしまうという、支離
滅裂な事態になっています。それだけ政治家や役人の既得権益にメスを入れまくったとい
うことなんでしょう。

既得権益を手にしていないクラスタにいるのに、これを正当に評価出来ない人は、ホント
にモノを知らない人ですから、ちょっとは勉強した方が良いですよ。

私も仕事柄頻繁に大阪に行くのですが、ここ5年くらいの大阪の変化には眼を見張ります
から。地域政党であれだけ経済を活性化させた例なんて、今まで無いんじゃありませんか
ね。地下鉄のトイレもキレイになりましたし。

正直言って、「アベガー!」って叫んでる人は、もっと現実を良く見て、「役人
ガー!!」って叫ばなきゃダメだと思いますよ。標的は安倍ちゃんじゃなくて、甘い汁を
吸いまくっている一部の官僚ですから。ということが、地方に移住したら良く分かりまし
た。

都会にいた頃って、役人は薄給で大変だなぁと思っていましたが、地方に来るとこれがメ
チャメチャ高給取りになるわけですよ。その地域の大企業並みの年収をもらえるわけです
から。今調べたら、私の住んでいる市の市役所職員の平均年収が691万円ってことで、こ
んな田舎じゃ使い切れんって。これで定時に上がれて、リストラが無くて、福利厚生があ
って、手厚い退職金がもらえるとなったら、そりゃ天国ですよね。

ってことを、アベガー!って叫んでる人はもっと知った方が良いですよ。


本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2019/03/3179_0328.jpg


☆ これからの時代はサラリーマンだけじゃダメかも知れない

もうそろそろ3月も終わりですね。つまり今年の1/4が終わってしまうということです。こ
れをあと3回やったら、お正月になってしまうということですよ。それで良いんですか?

ボーッと生きている人って、これが分かっていても能動的に何をするわけでもなく、ただ
ただ日々の生活を惰性で、流されて生きているんですよね。

これって最近分かったんですけど、サラリーマンとして会社の仕事しかスケジュールに入
っていない人に起こりがちなんですよね。会社って行ってしまったらそこからはベルトコ
ンベアのように、日々やること(やらされること?)が次々とやって来るわけで、それを
あくせくとこなしていたら、あっという間に時間が経ってしまい、帰りに一杯引っかけて
帰ったらそれだけで一日が終わってしまうんですよ。


自分では頑張って仕事をいるつもりでも、それって正確に言えば、


  ■ 会社の仕事を無意識でやらされているだけ


であって、


  ■ 自分の人生を能動的にデザインして生きている


とは言えないんじゃないかと考えるわけです。

これが例えば、サラリーマンとして出世する事をゴールにおき、そのために能動的に戦略
を立てて、これを実践していると言い切れるのなら、話しは分かるんですよ。ところがほ
とんどの人は、そこまでは考えていないでしょうし、今の時代はそういう働き方って、ダ
サいと思われていますからね。

おまけにそんな出世を狙って頑張ったのに、結果として戦いに敗れ、左遷でもさせられた
ら、オレの人生はなんだったんだ?という想いが立ち上がってしまいますよね。それって、
生きる軸がサラリーマン(会社)に偏っているからなんですよね。あなたからサラリーマ
ンであることを抜き取ったら、どんな人間があとに残るんですか?


サラリーマンとして働いて手にした、「スキル」、「経験」、「人脈」を控除したら、そ
こに残っているあなたってどんな人なんでしょうか?


実はそこに残ったあなたが、敢然と自己主張をする何かを持っていることが、人生を豊か
にすることでもあり、サラリーマンとして輝くための手段でもあるんですよ。

自分から仕事を取ったら何も残らないです、という生き方ではなく、仕事を取っても同じ
くらいの重み、大きさ、やり甲斐、楽しさを持っている何かを持っている生き方をするこ
とが、現代に生きるサラリーマンには求められているんです。


ということは、実はまだ一般的には知られていないんですが、人生を能動的にクリエイテ
ィブに生きたいと考えている人たちの間では、半ば常識になっているんですよ。

そんな生き方をするためには、サラリーマン以外のところで、もうひとつ別の柱を立てる
必要があるんです。


サラリーマン人生の折り返しに差し掛かる、40歳くらいになったらこのことを意識した方
が良いですよ。そこから準備をして、遅くとも50歳になる頃には、この柱を確立させると、
会社に依存しないで生きられるようになりますし、そこで作った柱が定年後のあなたを輝
かせる土俵になるんですから。



ずいぶん前に、課題図書にした


LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
https://amzn.to/2sWaANq


では、これからの人生は100年くらい生きることを想定して、人生自体を何度かシフトし
ていくことをデザインしなきゃダメだよということが説かれています。昭和の時代のよう
に、教育、仕事、引退の3つのステージしか持たないようだと、老後は貧しく、つまらな
いものになってしまうという予言は、かなり正しいと思います。


そしてこのテーマを真剣に考えて、行動に移すことが、実は逆説的ですが、今のサラリー
マン人生を輝かせることになるんです。つまり、仕事も充実し、プライベートも充実する
という人生を送れるわけ。

人生が充実しているかどうかって、経済面だけでは評価出来ないですよね。経済以外の要
素も影響を及ぼしますよね。ところがね、経済というひとつの要素だけ切り取っても、こ
れだけ格差が広がっているわけです。そこに経済以外の要素も勘案しなきゃならないとな
ったら、人生の充実度合いに関する格差って、経済以上に大きくなると思うんですよ。

そんな格差が広がったまま、その格差の底辺あたりで100歳まで生きる(つまり死ねない
ということ)のって、これは非常に辛いモノがあると容易に推測出来ませんか?私はそん
な未来像が目に浮かんだので、この半年くらいは仕事以外の柱を立てる活動に、エネル
ギーを注いでいるんです。

そうしたら仕事の方がもっと順調になってしまったという、まさに仮説が裏付けられるよ
うなことが起こっているんです。

だからみなさんも、相応の歳になったら一度は考えた方が良いと思いますよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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