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メールマガジン 第3081号 | |
╋╋…‥・ ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 願望実現に補助線を引こう http://showon-sato.com ┃ サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ ・・・━ 第3081号 ━ ・・・ ━━━━━━━━━╋…‥・ ・・‥‥…━━╋━━━━━━ おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。 このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、 連載開始から10年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く ようになりました。 その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で 二位を、そして2016年と2017年にはキャリアアップ部門で一位と4年連続で受賞しました。 私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。 http://showon-sato.com/index.php/about1/ バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます ので活用して下さい。 http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ 成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは 読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。 http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/ 本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に 付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知 れません。 ツイッターは2つのアカウントがあります。 https://twitter.com/SatoShowon こちらは私の日常をツイートしています。 https://twitter.com/salary_1000man こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。 LINEでもメルマガを配信しています。ここでしか流さない情報も出しています。 登録は以下のリンクからどうぞ。 https://line.me/R/ti/p/@qcy6795q ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ◆ 今日の前フリ ◆◇ 私も曲がり形にも会社を経営しておりまして、ということは帳簿をつけて売り上げとか、 経費の管理をする必要があるわけですよ。来月には顧問税理士が来るので、それまでに入 力を終わらせる必要もあるんです。 で、ヒマを見てはコチョコチョと入力作業をするわけですが、今年の売り上げが昨年分を 超えていることに気付きました。あと2ヶ月ほど残っているんですが、既に昨年比で 10% くらいになってます。このまま年末まで走るとどうなるんでしょうか。 ハッキリしていることは、メチャメチャ税金を納めるだろうということです。これはショ バ代だから仕方ありません。こういうのをケチって、圧縮したり、誤魔化したりするよう じゃダメなんですよ。 会社というのは最長でも1年に1回、通信簿を出すワケでそれが決算なんですね。上場会社 はこれが3ヶ月に1回になるんですが、ここで売り上げと利益、利益率が過去と比較してど う変化したのかが、そのまま会社の成績表になるんですね。そしてその成績表を元に、会 社の株価が上下するわけです。これが資本主義の原理の部分になるわけです。 弊社は当然上場企業ではないのですが、それでも上場企業に擬えて過去の成績表を引っ張 り出してみると、売り上げは設立以来毎年増え続けているんですよ、ありがたいことに。 もちろん毎年営業黒字になっていまして、ここ数年は利益率も毎年向上しています。この 数字を元にPER10倍水準にした時の株価を計算したら、メチャメチャ優良企業じゃんって ことになって驚きました。 ちなみに設立時の株価を1とした場合、現在の会社の資産(キャッシュ)と利益率から計 算した株価は45とかになりますから。PER10倍でこれですからね。 マイクロカンパニーだから起こる現象とはいえ、それなりにちゃんと経営してるじゃんと いうことが確認出来るのは、経営者としては気分が良くなりますね。もちろんこれは偏に、 ご愛顧頂いている読者さんのおかげなので、この場を借りて御礼申し上げます。 これからもみなさんの人生に役立つコンテンツに磨きを掛けていく所存です。 最後が月並みでつまらなくなっちゃったので、ビシッと言うと、これからはもっと振り切 って、着いて来られる人だけ、価値が分かる人だけ、ヤル気のある人だけという方向のコ ンテンツを増やしていく予定です。 これが決算の話とどう関係があるんだって?利益が出ているうちに、次の展開を考える必 要があるからですよ。チャレンジは儲かっているうちにしなきゃならないのです。 本日の4コママンガへのリンク http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2018/10/3081_1025.jpg ![]() ☆ パーツ職人にならない 前回は産業革命以降の歴史をおさらいして、その結果生まれた分業制の説明までしました。 そうすると、何が起こったのかというと、パーツ職人が増えるようになったんです。 パーツ職人とは例えば、仕事の全体像が、座るだけで姿勢が良くなる椅子を製造販売する 会社だとして、あなたに与えられた業務が椅子の背もたれを座面に嵌め込むことだとした ら、背もたれを嵌め込むことだけが自分の仕事であって、それさえこなしていれば自分の 仕事は完璧にやったと言えるのだ、と考える人のことなんです。 これ、部分的には正しいんですよ。だって与えられた仕事が背もたれを嵌め込む仕事で、 背もたれを嵌め込むということの質と量で評価されるんですから、背もたれを嵌め込むこ とを疎かにして良い道理はありません。しかし思考がここで終わってしまう人は、まさに パーツ職人でして、会社にこんな人ばかりが増えて来たら、その会社は売り上げが止まっ て、最後は赤字になるんですよ。 ええ?何がいけないの?と思った人は、産業革命後の分業的価値観に毒されているんです よ。 この会社の仕事は、座るだけで姿勢が良くなる椅子を製造販売することなんですよね。つ まりお客さんにコミットしているこの会社のミッションは、 ● 我々は座るだけで姿勢が良くなる椅子を作っています なんですね。この会社の業務に関わる全ての人は、そのことを忘れてはいけないんです。 たとえトイレ掃除を担当している人であっても、私たちの仕事は、座るだけで姿勢が良く なる椅子を作ることなんだと考えていなきゃならないんです。 社員全員がそう考えているからこそ、 ● 自分の業務は会社のミッションにどう貢献しているのか? と考えられるんですから。 サラッと書きましたけど、この視点で業務をやっているサラリーマンって1%もいません から。特に大企業で分業が進化しているところでは、そんな風に感じられないんですよね、 自分の仕事と会社のミッションが繋がっているだなんて。 だからムリを承知で、どうせみなさんにも出来ないだろうと思われるから、仕事の極意を 解説しているんですよ。 社員の99%がそう考えられないはずだからこそ、あなただけは思考の片隅にこのことを置 いておくべきなんです。ちなみに社長は必ずこれを考えているはずです。仕事をやってい る全ての瞬間で、自分の行為、思考、言動、感覚はこの会社のミッションと齟齬がないだ ろうか?と考えている唯一の存在が社長なんです。(サラリーマン社長にはそうでない人 もいますよ。そんな会社の業績はマーケットの伸びを下回りますからすぐに分かります) 自分の仕事がパーツを作ることではないのだ、と考えると、この会社のどこにどんな問題 があるのかが見えて来ますから。そしてそのことを部外者目線、評論家目線ではなく、当 事者目線で受け止められるはずなんです。 私が頻繁に言う、「全体像をイメージする」というのはこのことでして、部分というのは 全体像を分割することで生まれるんです。ところが分業制によって、社員はまず部分を教 えられるようになったんですね。中には一生部分しか見えない、見せてもらえない、イ メージ出来ない人もいるんです。そんな部分をいくら積み上げても、決して全体にはなら ないんです。 これは思考の方向が逆なんです。 まず全体があって、それをおおざっぱにどのレベルで分割して理解するか。全体像を保っ たままで、どの粗さで分割出来るか。そうやって切り出した部分を今度は全体だと考えて、 同じように粗めに分割する、もちろんその時も最初の全体が壊れないレベルで。 この思考をやった途端に、問題がある会社、つまり売り上げが伸びないとか、利益率が低 いという会社には、全体→部分に思考を分割したときにしっくり来ない部分があるんです よ。線が分断されたような、論理が飛躍したような、ひとつ前の形がこれなのに、なんで 次のステージでいきなりこの形が現れるの?という気持ち悪いところが出て来るんです。 逆に儲かっている会社というのは、ドンドン細分化していっても線が途切れる感じがしな いんですよね。どこまで行っても、なるほどやっぱりそうするよね、この部分がひとつ上 のステージではこんな感じで効果として現れるんだね、ここで上手く支えているんだね、 みたいな感想が出て来るんです。 抽象的な表現で、ヒラ社員の人にはなんのことやらピンと来ない解説だと思うんですが、 役職者はピンと来ないとダメですよ。自分の会社、自分の仕事に置き換えて考えてみて、 どこがどう当てはまるのかを振り返らないと。そして自分の権限の範囲内で、しっくり来 ないところを修正しないと。 そのためには、あなたの責任範囲の業務の全体像が理解出来ていないとならないんですよ。 一度このワークをしてみたら良いと思うんですけどね。 ◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎ ◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける などの行為は著作権違反です。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。 ありがとうございました。 佐藤正遠(さとうしょ~おん) 株式会社メディウム・コエリ Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved. - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - サラリーマンで年収1000万円を目指せ ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん) ☆お問い合わせ:melma@showon-sato.com ☆バックナンバーはこちらから http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ ☆配信中止はこちら ##__CANCEL_URL__## | |
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