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メールマガジン 第307号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第307号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長

を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。

その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
また、ブログもあります。
http://d.hatena.ne.jp/showon/
こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
も見に来て下さい。
   
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果たしてビッグ3はどうなっちゃうんでしょうか?
救済法案不成立って事は、彼らは自力でどうにかしないといけないんですね。

ところが現在の市場の彼らに対する信頼はほとんどゼロですから、資金調達が
簡単にできるような状態ではありません。

GMのS&Pの格付けがCCC(ほとんどジャンクボンドと一緒)ですし、貸し手にな
るバンクオブアメリカとか、シティバンク自身も不良債権に悩んでいるわけで
すね。

彼らが破綻した場合には、さらなる大不況がやってくる事は間違いないと思い
ます。
株価は5000ドル(日本では5000円)くらいになるかも知れません。

それくらい自動車関連って、裾野が広くて影響力が強い産業なんですね。

普段あまり意識していませんが、自動車関連産業には、「コンビニ」や、「フ
ァミレス」も入るってご存知でした?

どちらも自動車が無いと成り立たない業界なんですよ。

コンビニは、あの少量他品種配送を実現するために、自動車を使った物流が必
要ですし、ファミレスも、郊外型の店舗は自動車での来店を前提としているわ
けですね。ですから、一事ガソリンの値段が上がった時に、ファミレスの来客
数も落ちたわけですね。

だから基幹産業って言われているわけですが、これを政府の意志で潰してしま
うようでは、歴史に残る失政だと将来言われるのかも知れませんね。



☆ 理由を確認しなきゃ

つい先日なんですが、若手社員を叱りつけました。
何が原因だったかというと、あるプロジェクトで、やり方が変更になったんで
すね。

これ自体は良くある事なんですが、その彼がキーパーソンであるにも拘わらず、
大切な事を逃していたんですよ。


  (私) これって、やり方を変えたの?

  (彼) はい、○○さんがこうした方が良いっておっしゃったので

  (私) こっちのやり方の方が良いって理由は何?

  (彼) それは分かりません・・・


ここでドカンと切れたわけですよ。

やり方を変えるのは構わん、そのやり方を決める決定権はあなたにも無いだろ
うし、先輩である○○さんに何か考えがあるのだろう。


でも、でもですよ、


  ● なぜこのやり方に変えたのか?


をしっかり腹に落とさないとマズイんですよ。

それはなぜか?


  ■ 理由も確認せず

  ■ 変更する事のメリットもデメリットも納得しないで

  ■ 変更したという事実だけを受け入れたら
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

  ● その瞬間に、その人は単なるパペット人形(あやつり人形)になって
    しまう


からなんですね。

会社という組織では、


  ▼ 戦略や戦術を考える頭脳部隊 と

  ▼ それを実践する機動部隊


とがあるわけですが、彼はこのプロジェクトでは、後者の機動部隊だったんで
すね。

でも、いつかは(近い将来は)、「頭脳部隊」にならないといけないわけです。


これは何度も言うように、頭脳部隊の方が


  ● 給料も

  ● ポジションも

  ● マーケットバリューも


高いのが常ですし、こちらの領域に入れないとビジネスパーソンとして生き残
れないからです。

しかし、いきなり頭脳部隊に選ばれる事なんて無いんですよ。

この部隊に入るためには、頭脳部隊に相応しい


  ● 実績や

  ● 洗練されたアイデアや

  ● やる気や

  ● スマートさ


を、まわりに認められないといけないからですね。
そういった意味では、名門のゴルフクラブの会員になるようなモノです。

誰かの推薦が無いと、


  ■ メンバー以外立ち入り禁止


になっちゃうわけですよ。

それをどうやって、まわりの人に見せつけるのかを考えないといけません。

そのために必要なのは、機動部隊に属している時にも、


  ● こころの中では、頭脳部隊に属しているかのように振る舞う


という事なんです。

頭脳部隊に属している人なら誰しも、


  ● 何でそんな変更をするんですか?

  ● 変更したらこんなメリットがあるんですね

  ● という事はこんなデメリットもありますね

  ● じゃぁ、このデメリットはこうやってリスクヘッジをしましょう


という事を議論し、自分の腹に落とすわけですよ。


実態として、その部隊に属していなくても、「こころの中では」メンバーであ
るかのように振る舞い、先輩社員にそれを確認するという事が、


  ● やる気やスマートさを見せつける場面


であるわけですね。

その意味では彼は、その見せつけるチャンスを逃したともいえるわけです。


ビジネスに於いては、人の言うがままに動くだけのあやつり人形になってはい
けません。

結果として、方針ややり方に従わないといけないというのが会社だとしても、
少なくとも


  ● その決定の背後にあるモノを理解し腹に落とす


というプロセスが必要なんですね。


今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

  
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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html



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