ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第277号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
      
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第277号 ■ ■
      
  =====================================================================

      
  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

        
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
      
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
    
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
     
  =====================================================================
  
  なんだか最近、胸がスカッとするニュースって無いですね。
  そう言えば、北島さんが金メダルを獲ったオリンピック以降ほとんど無いよう
  な気がしています・・・
  
  
  例の金融恐慌事件が発生してからは、世界中がどんよりと曇ってしまった気が
  します。
  

  って言っていてもしょうがないので、今日は一発お笑いを。

  
  ある日本語学校で、以下の単語を使った文章を作れというお題があったそうで
  す。(落語みたいな表現だなぁ)

  
  「どんより」
  「うってかわって」
  
  ここでの外国人の答えが傑作でした。
  
  「どんより」
  彼はうどんより、そばの方が好きです。
     ^^^^
  
  「うってかわって」
  彼は麻薬をうってかわってしまった。
       ^^^^^^^
  
  たしかに合ってるけどさぁ・・・
  
  単語本来の意味が全く理解されていないわけですねぇ。
  
  少しは気分が晴れましたでしょうか?(笑)
  


  
  
  ☆ こんな会社はすぐに辞めなさい
  

  昨日は、エンプロイアビリティが無いと、どれくらい悲惨な事になってしまう
  のか、をご説明したわけですが、実は日本の企業には、えげつないところがあ
  るので、今日はそんな会社をご紹介しましょう。
  

  
  もし、皆さんの会社が、これとそっくりだというのならば、
  

  
    ● 若いうちに、とっとと転職して下さい
  
  

  とだけ言っておきます。
  

  
  この会社、どういう会社かというと、「ITサービスなどの業務委託を受ける」
  事を生業にしています。
  

  もちろん日系の会社なので、若いうちはそんなに給料は高くありません。(そ
  んなにと言うか、かなりお安いです)
  

  でもそこに問題があるわけではなくて、問題は、
  
  

    ■ ジョブローテーションが行われない
  

  
  事なんですね。
  

  つまり、ある会社(お客様先)にアサインされたら、平気で3-4年アサインしっ
  ぱなしなんですよ。
  

  
  そこの業務で、マーケット的に価値があるスキルがつけば良いのですが、

  
  
    ■ やっている事は単なる事務作業の連続 で
  

    ■ 一度仕事を覚えてしまえば、ひたすら同じ事を繰り返すだけ

  
  
  という業務内容なんです・・・ -_-
  

  
  こういう業務にアサインし続けても、その社員の能力は広がりません。
  まず、この点に問題があるわけです。
  

  
  で、ビックリしたのが、そういった社員がいざ転職をしようと考えた場合、な
  んと、

  
  
    ■ 会社を挙げて転職を阻止する
  

  
  んですね・・・(唖然)
  

  
  具体的には、会社の上司が親御さんに直接電話をかけて、

  
  
    ■ 息子さんの転職を止めさせて下さい
  

  
  って頼むんですよ・・・・う~ん、ありえんなぁ。
  

  そこまで社員に愛情を持っていると言えなくもないんですが、それでも
  

  
    ■ やらせてもらえる業務は、ひたすらルーティンワーク

  
    ■ マーケットバリューがつく事はない
  

    ■ 給料がドカンと増えるわけでもない
  

  
  という状況は何も変わらないんですね・・・
  

  
  で、その人は今、その場所にアサインされて、6年以上が経っています。
  

  は~っ??って感じじゃありません?
  

  
  こうなると困った事に、その人が今後マーケットバリューをつける事というの
  はとても難しくなるんですね。
  

  人間誰しも、年をとるにつれ、新しい事への吸収力は減少するモノですし、教
  える方から見ても、若い人の方が教えやすいですよね。
  

  
  マーケットバリューがつかないという事は、つまりこの人が将来ヘッドハンテ
  ィングをされたりする事はおろか、他の会社に転職する事すらも、時間ととも
  に確率が減っていくという事なんですね。
  

  
  これを会社から見たら、そうやって
  

  
    ● 社員を固定化し
  

    ● 安い給料で働かせ
  

    ● 気づいた時には手遅れで、転職も出来ない状態になっている

  
    ● その結果、さらに都合の良い業務をやらせる事が出来る

  
  
  という社員を作っているわけなんですね。
  

  
  この会社(あえて名前は出しませんが)については、昔から疑問があったんで
  すね。
  

  
    ■ なんでこんなに安い請負金額でビジネスが成り立つのだろう?
  

    ■ なぜこんな末端作業(スキルが要らない単純作業)ばかりに特化出来
      るのだろう?
  

    ■ なぜこの会社の社員は、文句も言わずに唯々諾々と働いているのだろ
      う?

  
  
  こういう疑問があったんですが、答えはこういうやり方にあったわけですね。
  

  
  もし皆さんの働いている会社がこれに近いやり方をしていて、皆さんがまだ20
  代と言うのなら、
  

  
    ● ひたすら勉強をして、マーケットバリューをつけて
  

    ● 転職のチャンスをうかがう
  

  
  という事を、「私なら」選択すると思います。
  

  だってこんな会社で働いていたら、

  
  
    ■ 転職すら出来ない体になってしまう
  

  
  のですから・・・
  

  このような、「下流社会創造企業」には近づきたく無いもんです。


  
  人間というのは、「環境」には抗えないモノなんですね。
  右を見ても、左を見ても同じ境遇の人ばかりだと、いつの間にか、
  

  
    ■ それが当たり前だと思ってしまう
  

    ■ それこそが世界の標準だと思ってしまう
  

  
  という習性があるんですね。
  

  そんな中で、
  

  
    ● 置かれている環境に疑問を持つ
  

  
  というのは、とても勇気が要る事ですし、そしてスキルも要る事なんですね。
  

  
  だからこそ、多くの人は、
  
  

    ■ その環境に埋没してしまう
  

  
  わけですよ。それがとっても素晴らしい環境だ、と言うのなら良いんですが、
  多くの場合そうではないモノなんですね。
  

  ですから、定期的に、
  

  
    ● 自分が置かれている環境が、マーケット標準と比べてどうなのか?

  
  
  を確認する必要が出てくるんですね。
  

  
  

  今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
    

  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。


    
    
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
    
  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
  メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第277号