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メールマガジン 第235号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第235号 ■ ■
    
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

      
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
    
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  サブプライムの問題に端を発して、不景気街道まっしぐらと言うのが、今の日
  本の置かれた状態だと多くの人が考えているようですね。
  

  まぁ、そう思わざるをえないような報道がずいぶんなされていますよね。

  
  でもそれって本当なのでしょうか?

  
  昨日のNHKのニュースを見ていて、
  

  
    ■ やっぱりこの国のマスコミはダメだなぁ
  

  
  と痛感しました。
  

  昨日の夜のニュースでは、「不景気→物価の値上がり」という切り口で論じて
  いたんですが、これが、「日本は不景気だと思えよ」と言いたいかの様な報道
  でした。

  
  まず認識として持っていないといけないのは、
  

  
    ● 景気というのは気分の問題である
  

  
  ということなんですね。景気の気は、「気分の気」です。
  ですから報道する方は、意図的な誘導にならないよう、「常に中立な立場」で
  モノを論じる必要があるんです。だからマスコミのことを、「メディア」とい
  うわけです。メディアというのは、「ミディアム(中くらい)」から来ている
  んですよ。
  

  ところが昨日の報道では、最近の物価の値上がりについて、
  

  
    ■ マヨネーズ や
  

    ■ セロファンテープ や
  

    ■ 小麦

  
  
  を例として取り上げていました。
  

  おいおい、マヨネーズやセロファンテープって、普通の家庭でどれだけ使うわ
  け?
  セロファンテープなんて、1年に1つくらいしか買わないでしょ?
  そんなものが10%値上がりしたからって、
  

  
    ■ どんな問題があるわけ?
  

  
  と思いませんか?
  

  小麦に至っては、そもそもの、「1キロ当たりのカロリー金額」はお米などの他
  の穀物に比べて、圧倒的に安いわけです。つまり今までが安すぎたということ
  も出来るわけです。
  

  昨日の例では、1杯180円の讃岐うどん店が悲鳴を上げていると言っていたわけ
  ですが、別に180円のうどんが200円になったとして、
  

  
    ■ 何がそんなに問題なの?
  

  
  と思うわけですよ。
  

  これらすべてを、「不景気というバイアス」をかけて報道すると、このような
  ニュースが出来上がるわけです。

  
  で、笑っちゃうのが、「不景気だから」
  

  
    ● わけあり商品が売れている
  

  
  と紹介していて、そこでは、「製造過程で欠けてしまったせんべい」をわけあ
  り商品として売ったら、予想以上の売り上げになったというコメントを紹介し
  ていました。
  

  そこでは、お客様のコメントとして、「どうせ食べる時に割るんだから、最初
  から割れていても問題ない」というのも紹介されてたんですね。

  
  で、工場の人のコメントが、
  

    
    ■ 製造が追いつきません。わざと割るわけにはいかないし・・・
  

  
  なんだそりゃ?
  

  普通にこのコメントを解釈すると、
  

  
    ● お客は割れていても問題ないと言っている
  

    ● それなら、わけあり商品として安く売らなくても、普通の商品に混ぜ
      て同じ値段で売ればいいじゃん
  

  
  という結論にならないんですかね?
  

  普通の商品が100円で売れるのなら、わけあり商品は30円とかで売っているわけ
  ですよ。
  これが100円で売れるというのなら、「会社は儲かる」わけですね。

  
  そうやって今までの概念をひっくり返して、
  

  
    ● 儲かってしまった
  

  
  会社ってたくさんあるはずなんですね。
  

  そういう会社を見つけてきて、
  

  
    ● 不景気と言われていますが、知恵がある会社はこうやって儲けていま
      す

  
    ● だから日本もまだまだ捨てたもんじゃありません

  
  
  という報道をしても良いんじゃないですかね?
  

  その両方をやって初めて、「中立」な報道をした、と言えるんじゃないでしょ
  うか?

  
  彼らの頭の中には、「不景気」という切り口の発想しか無くて、それを証明す
  るための取材しかしないから、あらゆる事象の結論が、「不景気に結びつく」
  ストーリーになっているわけです。
  

  これが日本のマスコミの本性なんですね。
  

  それを全く是としないから、私は一切の新聞を購読していないんですね。
  本当に、日経すら読んでいません。(笑)
  

  日本のサラリーマンで1000万以上の年収をとっている人って100万人以上いるみ
  たいなんですが、全く新聞を読んでいないのは、たぶん1万人もいないんじゃな
  いかと思っています。
  

  でもこんな新聞なら読まないほうが良いと思いますけどねぇ・・・
  

    
  ☆ リーダーはニヒルになってはいけない
  

  読者の皆さんはすでにリーダーか、近い将来リーダーになるわけですね。
  

  そしてリーダーになるという事は、

  
  
    ● 業務内容や
   

    ● システムや
  

    ● 過去の歴史
  

  
  などの、様々な情報を、暗黙知・形式知として蓄えているわけです。

  
  これは後輩にとっては心強いかぎりではあるんですが、ここに落とし穴がある
  んですね。
  

  どういう事かというと、
  

    
    ■ 状況をよく知っているが故に、ニヒリズムに陥る事がある

  
  
  という事です。
  

  
  ここで言うニヒリズムとは、
  

  
    ■ お前たちは昔の事を知らないからそんな事が言えるんだよ

  
    ■ 俺も昔はそう思ってたんだけどさ、そんなに簡単な事じゃないんだよ
  

  
  
  って感じの、
  

  
    ● 自分の経験値を振りかざして
  

    ● 部下からの提案・アイデアを、さも実現不可能な事のように判断して
      しまう

  
  
  という事です。
  

  これは部下から見たら堪らないわけですよ。
  

  なんと言っても、
  

  
    ■ 経験というキーワードでは敵わない
  

  
  わけです。そこで、
  

  
    ■ お前ら、分かってネェなぁ
  

  
  というような態度を取られると、
  

  
    ■ 自由闊達な意見交換
  

  
  が出来なくなるんですね。
  

  
  世の中というのは、そんな
  

  
    ● 何も知らない人が出したアイデアを具現化する事で進化してきた

  
  
  わけですよ。

  
  
    ▼ そんな事出来るわけ無いじゃん
  

    ▼ やっても無駄だよ、そんな事
  

    ▼ 何も知らないヤツはおめでたいなぁ
  

  
  なんて言う意見やアイデアを、誰かが本気になって実現したから、今の文明が
  あるんですね。
  

  こんなのは例を挙げるまでもないんですよ。
  

  
    ● 空を飛びたいという想いが飛行機を生み出し
  

    ● 映像を遠くに飛ばしたいという想いがテレビを生み出し

  
    ● 家事を楽にしたいという想いが、洗濯機や炊飯器を生み出し

  
    ● どこでも電話をかけたいという願いが、携帯電話を生み出した

  
  
  わけです。
  

  どれひとつ、当時の技術力の水準からは、
  

  
    ■ こいつアホじゃないの?
  

  
  って思われたわけですよ。
  

  そして、大事な事は、
  

  
    ■ アホじゃないの?と言った人は誰一人、何ものをも生み出さなかった
  
  

  
  という歴史的事実を記憶して欲しいんですね。
  

  今、あなたが部下の人のアイデアを、
  

  
    ■ そんな事出来るわけ無いじゃん、アホだなぁ
  

  
  と思ったとしたら、もしかしたらあなたもそういった先人と同じ轍を踏みつつ
  あるのかも知れません。

  
  

  
  今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
  

  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。


  
  
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
  
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  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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