メールマガジン 第2317号 | |
╋╋…‥・ ・・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 願望実現に補助線を引こう ┃ サラリーマンで年収1000万円を目指せ ┃ http://showon-sato.com ・・・━ 第2317号 ━ ・・・ ━━━━━━━━━╋…‥・ ・・‥‥…━━╋━━━━━━ おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。 このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、 連載開始から7年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く ようになりました。 その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。 私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。 http://showon-sato.com/index.php/about1/ バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます ので活用して下さい。 http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/ 成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは 読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。 http://showon-sato.com/index.php/g_books/ 本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に 付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知 れません。 ツイッターは2つのアカウントがあります。 https://twitter.com/SatoShowon こちらは私の日常をツイートしています。 https://twitter.com/salary_1000man こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ◆ 今日の前フリ ◆◇ ここのところいきなり涼しくなってきた気がします。 我が家の田んぼは絶賛出穂中で、他所の田んぼと比較しても今年はまずまずかなという感 じホッとしています。他所と違うのが雑草の数で、除草剤を撒かずにオマケに草取りもあ んまり出来なかったので、これはこれで仕方無いんですよね。 穂が出てしまったのでしばらくは田んぼに入れませんから、さらにググッと生育するので しょう。 8月は忙しくてほとんど読書が出来なかったので、今月は何が何でも20冊くらい読んでや ろうと思っています。(という数値目標を設定して公言するとそうなってしまうんです よ) 噂の芥川賞作品も昨日ゲットしました。未読の本はいくらでもあります。それなのに読書 ペースが上がらないのは、たぶんギターの練習に時間を取られているからだと思います。 ふと気が付くと1時間くらいやってますからねぇ。 こうやって考えると、現代人の最大の悩みは24時間しか無い1日の時間をどうアレンジす るかじゃないんですかね。私なんて田舎暮らしで通勤時間がゼロなのに、それでもフツー のサラリーマン並みに余裕な時間がありませんから。 おまけに去年から続いている一日一食により、ランチ時間も有効活用しているってのに。 なんでこれで時間が足りなくなるのか?という疑問に答えるために一度時間の棚卸しでも してみようかと思っています。 本日の4コママンガへのリンク http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2015/08/2317_0901.jpg ☆ ちゃぶ台をひっくり返すには 前回は戦略は戦術よりも強いということを書きました。 戦略とは簡単に言えば、手に入れたいモノを、そのモノに直接手を触れること無く手に入 れるための思考です。 いくつか例を出すと、日本を先の大戦に引きずり込んだアメリカのやり方は完璧な戦略の 勝利でした。日本だってバカじゃ無いから、最初からアメリカとケンカをする気なんて無 かったんです。ところがアメリカはどうにかして日本を第二次大戦に巻き込みたかった。 そこで日本に次々と嫌がらせをしたわけですね。海外資産の凍結とか、ABCD包囲網とか、 石油の禁輸とか。でも彼らはオモテだっては、 ● 日本に宣戦布告してやっつけたいなあ~ なんて言わないんです。そんな素振りすら見せずに、でも日本が戦争を吹っ掛けなきゃな らないところに追い込む、最後はハルノートですね。アメリカは一発の銃弾も使わずに、 日本に戦争をさせたんです。これに比べると日中戦争とか、満州事変とかは稚拙で直接的 なナマのギラギラした戦術ですよね。 でもこれは戦時中だからじゃないの?現代社会では当てはまらないんじゃないの?と言う 人がいるかも知れませんが、今の方がもっとえげつないですよ。例えばスキーのジャンプ。 一時日本はスゴく強かったんですが、ある時から勝てなくなります。なぜ勝てなくなった かというと日本人が弱くなったからではなく、ジャンプに関するルールが変更されたから です。例えば荻原兄弟がメダルを獲った後に、 ● 日本人はジャンプがスゴいなぁ、これじゃオレたちは勝てんぞ と気付いた彼らは、 ■ あ、そうだ、それならジャンプの得点をグッと下げれば良いじゃん って感じでルールを変更したんです。この変更で、ランが強い外国人が再びメダルを獲れ るようになったのは有名な話です。 スキーのジャンプでも身長によって使える板の長さに制限を掛けるルール変更が行われて から、日本はガクッと勝てなくなりましたよね。 昨日書いた標準というのはルールのことです。標準作りに関わるということは、ルール作 りに関わるということで、プレーヤーは彼らが決めたルールに従ってプレーするだけなん です。いくらプレーヤーとして能力があっても、ルールを変えられたらお終いなんです。 これは譬え話ですが、もしサッカー日本代表が凄まじい努力の末、コーナーキックでフラ ンスやイタリア、イングランドの5倍のゴールを決められるようになったとしましょう。 そうしたら日本がW杯で優勝することも夢ではありませんし、そういう能力を身に付けた ら1回は勝てるでしょうね。そうなったら次に何が起こると思いますか? 簡単ですよ、サッカーのルールを変更してコーナーキックを廃止して全部スローインにす れば良いんです。日本が得意なコーナーキックを使えないのなら、日本恐るるに足らずで す。そしてそのルール変更に日本人が強く関われる体制にはなっていません。従順に決め られたルールに則って、その枠の中で努力をするだけです。 これがちゃぶ台をひっくり返す思考法です。 実はこれ、経済界でも同じなんですよ。海外でビジネスをしている上場企業では、今はIF RS(国際会計基準)という統一されたルールに則って財務諸表を作らなければなりません。 日本の独自基準でやっていた会社は、おカネと時間と人材を使って(これ全部会社のリ ソースです)対応させられたわけですよ。日本の基準を世界標準にしてくれれば、日本人 はラク出来たのにね。って事は、IFRSを作った人たちは、 ● オレたちはほとんど今までと一緒だから問題無いよ って笑っているってことです。 いま世界では銀行の資本ルールが変更されるかどうかで戦々恐々となっています。現在の ルールでは銀行は融資額の8%を資本金として持っていなければならないとなっています。 つまりこれは、資本金の12.5倍までしか貸し出しが出来ないということです。そんなの大 きなお世話だという意見もまた正当です。 会社で資本金額の10倍までしかおカネは借りられないとか、売上額は資本の20倍までなん てルールが作られるようなものですから。でも銀行の場合、このルールに従わないと、国 際的な為替の決済が出来ないという罰則があるんです。 ● 誰だよ!そんなルールを作ったヤツは! はい、それこそがいまの世界の支配者様でございます。(笑) しかもこのルールは今後改訂が予定されていて、8%が10%に引き上げられるらしいんです。 こうなると日本の銀行はひっくり返りますよ。おまけに国債は除外出来ないなんてルール が盛り込まれたら、これは日本沈没確定です。 ルールってそういうことですから。標準を作るというのはそういう力を持つということな んです。 だからいま揉めているTPPだって、日本はもっと早くからこのルール作りに関わっておか なきゃならなかったんです。よその人が作ったルールに従うのと、自分たちでルールを作 るのとは雲泥の差なんですが、これが分からないのが日本人の悲劇なんですよね。 対応力がいくらあっても、ルールを変えられたらお終いだということに、日本人はいい加 減気付かないといけないと思います。 この原則は会社でも当てはまりますよ。 だから社内で、ルールとか制度とかを決める時には積極的に絡んだ方が良いですよ。 ◎このメールマガジンの友人へのご紹介は大歓迎です◎ ◎◎ みなさんからのご質問もお待ちしています ◎◎ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 本メールマガジンの無断転用、複製を禁止します 著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける などの行為は著作権違反です。 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。 ありがとうございました。 佐藤正遠(さとうしょ~おん) 株式会社メディウム・コエリ Copyright (c) Medium Coeli All Rights Reserved. - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - サラリーマンで年収1000万円を目指せ ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん) ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp ☆配信スタンド:まぐまぐ! http://www.mag2.com/ ☆配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000258149.html | |
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