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メールマガジン 第219号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第219号 ■ ■
    
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

      
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
    
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  日本のプロ野球が崩壊に向かって進んでいるようです。
  何かというと、ドラフトで有力選手と目されている新日本石油の田沢投手が、
  日本のドラフトを拒否し、メジャー挑戦を表明したからです。
  

  でもこれって当たり前と言えば当たり前なんですよ。
  

  自分が、選手の立場で、しかも、「能力がある」と信じていたら、日本のプロ
  野球でやるよりも、メジャーに行った方がほとんどの点でメリットがあるから
  です。

  
  
    ● 年俸も桁違い

  
    ● 年金もある
  

    ● 選手をひとりの人間として扱ってくれる
  

    ● 経営がしっかりしている
  

    ● 人工芝の球場が少なく、選手寿命が長い
  

  
  となれば、誰でも行きたくなりますよね。
  

  それを、日本のプロ野球関係者は、
  

  
    ■ ドラフトまで日本の球団は、選手に接触出来ない

  
    ■ メジャー球団はその間に、選手に接触出来る

  
    ■ だから不公平だ
  

  
  とほざいているようですが、問題の本質が見えていないとしか言いようがあり
  ません。
  

  じゃぁ、選手に接触出来るタイミングを合わせたら、メジャー行きを阻止出来
  るのか(選手を翻意させられるのか)?
  

  問題がそんなところにあるのではない事は、自明ですよね。
  

  なんでこんな事になったのか?
  

  心ある関係者は、日本のプロ野球経営のあり方に警鐘を促していたはずです。
  

  野茂の問題が起こった時から、ずっと、「このままではマズい事になる」と言
  い続けたわけですが、
  

  
    ■ 俺たちは大丈夫
  

  
  と言って、何も改善をしなかったツケが回ってきたわけです。

  
  日本という閉じた系で考えれば、日本のプロ野球というのは、他のプロスポー
  ツに比べればダントツに恵まれているんですね。
  

  年俸ひとつ取ってみても、プロ野球以上にお金をもらえるプロスポーツは無い
  んですね。一時、Jリーグが良い勝負をしそうだったんですが、現在は比べるべ
  くもありません。
  

    ■ プロゴルフも
  

    ■ 競輪も
  

    ■ 大相撲も
  

  年俸という意味では、プロ野球を凌駕する事が出来ないんです。
  

  だからこそ、あぐらをかいてしまったわけですね。
  

  ところがアメリカでは、野球以外にも、アメフトや、バスケットボールといっ
  たライバルがいるわけです。
  

  そしてあの国では、夏は野球、冬はバスケットボールと、ひとりの選手が複数
  のスポーツをやる事もまれではありません。
  シカゴブルズにいた、マイケルジョーダンのように、NBAからメジャーリーグに
  挑戦した例もありますし、同時に両方のプロ選手になった人もいるわけです。
  

  
  そして、待遇面でも全く引けを取らないわけです。
  

  その意味では、メジャーリーグのライバルはいくつもあるわけですね。そんな
  ライバルと競争をしないと、良い選手が入ってこなくなると言う危機感がお互
  いにあるわけです。
  

  
  メジャーの待遇の良さというのはそういう競争の結果生まれたわけですが、日
  本はその間鎖国状態で、なんの努力もしてこなかったわけです。
  

  今からでも遅くはないですから、変えるべき事をひとつずつ変えていくしか道
  は無いはずです。

  
  どんな世界でも、環境にあぐらをかいていてはいけないわけですね。

  
  
  
  ☆ 困らないから成長しない
  

  人間というのは、困れば困るほど、
  
  

    ● 頭も使って
  

    ● 体も使って
  

    ● 実際に行動して
  

  
  現状をどうにかして改善しようとするわけです。
  

  こういう状態を、
  

  
    ●● 晒す(さらす)

  
  
  というわけです。
  

  私は若手の人には、あえて(意地悪じゃなく)、「晒してあげる」ということ
  をやってます。

  
  どういう事かというと、
  

  
    ● 明日のお客様へのプレゼン全部やってね
  

    ● 今回のクレーム対応責任者でやってね
  

    ● 来期は利益を30%増やしてね
  

    ● 来月から人を1人減らすから、それでなんとか頑張ってね

  
  
  と言う感じで、「頭も使って」、「体も使って」、「何かアクションをしない
  と絶対に形にならない」事をアサインするんですね。
  

  
  そうすると、言われた方は、
  

  
    ■ 面倒だ とか
  

    ■ 忙しい とか
  

    ■ できない とか
  

  
  いう暇もなく、「とにかく無我夢中で」、「何かのアクションをする」わけで
  す。
  

  しかもそれが、社内だけの話ではなく、「お客様を巻き込んだモノ」であった
  場合には、
  

  
    ● グチすら言うわけにいかない
  

  
  んですね。さすがに社会人をやっていて、お客様に向かって

  
  
    ■ 私の上司に急にアサインされたんで、何にも準備もアクションもして
  いません
  

  とか
  

    ■ まだ入社して2年目なんで、こんな難しいことは私には出来ません
  

  
  なんて言えないわけですよ。(笑)
  

  そっちの方がよっぽどかっこわるい、ということくらいは分かっているわけで
  すね。
  

  もちろん、決して上手なプレゼンでは無いかも知れません。資料の出来も満点
  ではないかも知れません。お客様が本当に満足される品質ではないかも知れま
  せん。
  

  でも、
  

  
    ● 形はどうであれ、自分の力でやり遂げる
  

  
  という体験はとっても貴重なんですね。
  

  良かったか、良くなかったかは別にしても、
  

  
    ● アクションをすれば必ず何かの結果を得られる
  

  
  わけです。あとはその結果から、「何を学んだのか」を自覚出来れば良いわけ
  です。

  
  
  成長というのはその繰り返しなんですね。
  それがクセになって、当たり前になるまで、

  

  
    ● 部下が困るようなところに晒す
  

  
  わけです。

  
  氷点下10度のところに、パンツ一丁で立たされたら、

  
  
    ● 体をこすったり
  

    ● 足踏みをしたり
  

  
  するわけですよ。命令なんてしなくても。
  だってやらなきゃ寒くて死んじゃうわけですから。
  

  これが、
  

  
    ■ 暖房の効いた部屋で

  
  
  パンツ一丁で立たせておいて、「命令だから体をこすれ」って言っても
  

  
    ● 真剣味が違う
  

  
  わけですね。だって後者は全然困っていないわけですから。

  
  これを意識的にしてくれる上司が、あなたにとって一番良い上司なんです。
  

  

  
  
  今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

  
  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  


  
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
  
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  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
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  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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