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メールマガジン 第2117号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第2117号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」というコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)

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ひとつは、@SatoShowon でこちらは私の日常をツイートしています。
もうひとつは、 @salary_1000man でこのメールマガジンの過去ログを要約した
モノを定期的に自動配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

東京セミナーの疲れがようやく抜けてきました。
今回は人数が少なかったので、内容が濃くなって、さらにちょっとアジェンダの
組み方を変えたせいで、いつもとは異なる疲労感がありました。でも今回の組み
立ては結果としてはスゴく良かったと思っています。

毎回同じネタを同じ順番で話すとやっぱり飽きるんですよね。
でもちょっと組み立てを変えるだけでガラッと新鮮になるという事に気付いたの
はラッキーでした。

今度の名古屋、福岡でも色々冒険してみようと思います。

人間、マンネリになっちゃダメですからねぇ。

そして昨日は久しぶりの野良仕事。
昨日はひたすら収穫作業。サツマイモは1本の蔓から、ソフトボール10個分くら
いの安納芋が採れてビックリでした。これにワサビ菜、京水菜、カブ、里芋、シ
ョウガとしばらく野菜は買わなくて良いくらいの大収穫があって、夕食が賑やか
になりました。今日は落花生を採ってみようと思います。

冬の野菜も、大根、ジャガイモ、タマネギと順調に育っています。ちょっとした
ら来年用のソラ豆も種まきをしなきゃいけません。

さすがに3年目に入ってペースが掴めて来ました。

稲架に掛けたお米も順調に乾燥して来ました。

そろそろ本格的な冬がやって来そうです。



☆ 収入カーブと幸せカーブは一定レベルを超えると逓減関係にある

今日のタイトル実はこれ、サラリーマンをやっていて本気で感じて、これがサラ
リーマンを辞める大きな理由にもなりました。

都会で暮らしていると、年収1000万までは確かに収入の多さが幸せの大きさなん
です。
つまりここまでは、年収が増えれば増えるほど、豊かさ度合いと満足度が高まっ
て、結果として幸せ度合いも高くなるという図式が成立します。

ところがこれ、1000万円を超えたあたりから話が変わってきます。

まず単純に仕事がキツくなってくるという事。
そりゃ会社から見たら1000万も払っているんだから、死ぬ寸前まで働けよって考
えても不思議じゃありません。この頃の私の経験談は何度も書いたので割愛しま
しょう。

もう一つは、1000万円をもらえるようになると役職的に出費が多くなるという事。
これは結構キツかったです。
具体的にどういう出費かというと、


  ▼ 深夜まで残業した後の自腹タクシー代

  ▼ 部下との飲み会に於ける割り勘以上の負担金

  ▼ 単純に部下にやってあげる飲み食い代

  ▼ 分相応に見えるようにするための衣装代


タクシー代は当時月に4万から5万円くらいかかっていました。
もちろん自腹ですよ。
会社近辺から自宅まで帰ると1万円ちょっとかかるんです。
11時まで会社で仕事をして、さすがに空腹でフラフラなのでメシ屋兼飲み屋に入
って飲み食いしていると、ついちょっと飲み過ぎるとあっという間に0:05の終電
を逃してしまいます。こうなると行けるところまで行ってタクシーを拾うか、こ
の場でタクシーを拾うかしかありません。もちろん前者の方が安く済むのですが、
面倒なのと行けるところの駅で素直にタクシーを捕まえられるか分からないとい
う苦悩があるんです。

そうなると酔っぱらった勢いで、そこからタクシーに乗っちゃうんですよ。
これが月に最低でも2回はありました。

当時の私の家は駅から徒歩圏内ではなかったので、帰りは母親に駅まで迎えに来
てもらっていたんです。ところがこれが暗黙のルールで夜9時が最終だったんで
すね。そうすると9時を超えて駅に着くと駅からタクシーになるんです。駅から
はタクシーで2000円くらいだったんですが、これも月に10回(2日に1回)やると
2万円かかりますよね。

っていうか、部長になったばかりの頃はほぼ毎日このタクシー帰宅でしたから、
タクシー代が8万とかになった事があってひっくり返りそうになりました。最寄
り駅まで終電前に辿り着ければラッキーって感じでしたから(それでも2000円の
タクシー代がかかるんですけどね)

つまり、これだけで出世以前の実手取り収入を下回ってしまったわけです。


これにさらに、部下への奢りがあるわけです。いわゆる『ゴチになります』って
ヤツですね。
あっちは私が高額所得者だと思っていますから、部下との飲み会ではいつも1万
円を徴収されていました。

さらに個別に飲む場合には相手が女性だったり、男性でも一人しかいない時には
基本的に私が全額出したりするんですよ。私もお酒が好きなクチですからつい飲
み過ぎた挙げ句に、景気よく奢っちゃってかなり大変でした。

最後は衣装代。これ、やっぱり見栄えって大事なんです。
部長にもなってヨレヨレのスーツ、シワだらけのシャツ、ゴム底の靴、ビニール
のカバン、安手のデジタル時計ってわけにはいかないんですよね。

これは毎回のボーナスで少しずつ買いそろえましたが、私は独身で良かったと思
います。
家庭持ちだったらこんな事って出来ませんから。


そうすると1000万円になったはずなのに、実は手取りは(使えるお金は)昔の方
がはるかに多かったという事態になるんです。でも仕事はキツくて、労働時間も
プレッシャーもうなぎ登りなんです。これ全然嬉しくない現象ですから。


それでも歯を食いしばって頑張っていると、段々年収が上がってきてちょっとホ
ッと出来るようになります。
ところが、1200万とか1300万を超えるとここに追い打ちがかかるんです。


それが所得税の増額です。


所得税の税率

https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm


これを見て頂ければ分かるんですけど、課税所得が900万を超えると税率が10%も
上がって33%になるんです。
課税所得というのは、額面金額から基礎控除とか、社会保険の控除とか、生命保
険控除とかをやった後に残るおカネのことで、サラリーマンの場合年収が1200万
から1300万くらいになると900万を突破しちゃうんです。(正確には良く覚えて
いませんがこれくらいだったと思います。)


こんなの人事は教えてくれませんから、初めて体験した時にはひっくり返りそう
になりました。
年収増えたはずなのに、逆に手取りが減ってたりするんですから。

こうなると誰のために働いているのか分からなくなります。


みなさんが目指している経営幹部ってこういう状態で働いているんです。
これを分かった上で年収1000万を超えて、部下を100人持ちたいと思っているの
かをちょっとは考えた方が良いのかも知れません。


一番美味しいのは、部下を持たず800万くらいの年収でプレッシャーも少なく、
労働時間もキッチリしていて、有給休暇もチャンと取れるというお仕事でしょう
ね。

こっちの方がはるかに幸せ度合いは高いはずですから。


このメールマガジンのタイトルのように、みなさんに年収1000万円を目指して欲
しいのですが、1000万円にはそういう困った事もあるという事は知っておいた方
が良いと思います。その上で、これを目指すのか、他に道を考えるのか(年収10
00万円になれるような人は、他にも生き方を選べる能力があるはずですから)考
えておく必要があると思うんですよね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html

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