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メールマガジン 第1813号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今日は思うところがあって出雲大社に行って来ます。
今年は伊勢神宮と出雲大社の両方が式年遷宮にあたる珍しい年で(20年に1回と
60年に一回ですからね)、初夏の頃に伊勢神宮に行って来たので、次は出雲大
社の順番なのです。

出雲に行くのは久しぶりで、前回はまだ横浜にいた頃なのでスゴく苦労して行
ったのですが、今回は車であっという間です。

正装して神社に行くのってスゴく気分が高まりますよねぇ。


で、昨日はその前に少しは経理処理をしなきゃあかんって思い立って、朝ちょ
っと畑をした後にひたすらPCに向かって入力作業をしていました。

さすがに半年分溜めただけあって、夕方まで死ぬ気でやっても全部終わりませ
ん。
っていうか、クレジットカードやドコモの明細が途切れ途切れになっていて入
力が出来ません。
ちゃんと全部保存していたはずなのに・・・とほほほ。


しかもデカイ目の領収書がどっか行っているし(-_-;)


一応法人にしているので、自分のお金と会社のお金は完璧に分けているはずな
んですが、クレジットカードだけは一部グチャグチャになっていて、この整理
が本当に大変なんですよねぇ。

なんたって零細企業ですから会社名義のカードなんて発行してもらえませんし。


キッチリと納税するからこそ、デカイ顔をして政府の批判や政治のあり方につ
いてつべこべ言えるわけで、その意味でもこの作業ってちゃんとやりたいんで
すよね。

何とか今週中にはキレイにしたいと思っています。



☆ 現代に生きるという事

我々全員、等しくこの21世紀という時代に生きているわけですが、この現代と
いう時代がどういうモノなのかを冷静に、過去と対比させて考えてみるのって
大事だと思うんですよ。

いきなりこんな事を言い出したのも、ここのところ『若者の自殺が増えてい
る』というような暗いニュースが多くなって来たからです。


  ▼ 就職先が見つからないから自殺

  ▼ 将来に希望が持てないから自殺

  ▼ 仕事がキツイから自殺

  ▼ 借金で首が回らないから自殺

  ▼ ヒトに裏切られたから自殺


なんだかなぁ~と思いますよ。

死ぬ前に、


夜と霧 新版

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くらい読んでみなって言いたくなるんですが、こういう人は読まんのだなぁ。

たしかにとっつきにくい本だから敬遠するんだろうけど、だったら人類がどう
いう進歩をして来たのかって事くらいは勉強して、過去の人類の叡智からエネ
ルギーをもらってみないかって思ったのです。

人類の歴史とはすなわち、進化、進歩、発展、成長の歴史です。

こういう知識をインストールする事で、


  ● 現代に生きているという事のとてつもない幸運さ


を認識できるはずなんです。

あなたがポイッと捨ててしまおうとしているその命、この命の線があなたにま
で繋がってきたのも、こういう進化、進歩があったからです。



まずは医学にフォーカスしてみましょう。


いまさら言うまでも無いし、多くの人も言葉の上では、


  ● 医学が進歩したから人類は長生き出来るようになった


って事は知っていますよね。


でもこれね、もう少し、実態を知った方が良いと思うんですよ。
マクロ目線での話じゃなくて、ミクロの視点でね。



日本だって100年ちょっと前の明治以前というのは、たいへんな時代だったので
すよ。

そもそも人体がどういう作りになっているのかすら明らかになっていなかった
わけで、前野良沢が『解体新書』を翻訳して初めて人間の身体がどうなってい
るか(といってもどこにどういう臓器があるのかが分かっただけで、機能面で
は相変わらずほとんど無知だったんですが。)に光が当たったわけです。


ちなみに、日本の歴史では、解体新書イコール杉田玄白ってヒモづけがされて
いますけど、あれはデマですよ。いつも言うんですが、日本の学校で習う歴史
って、結構な確率でウソが混じっていますから注意が必要です。


杉田玄白は翻訳のお手伝いをしただけで、彼は蘭学の知識をほとんど持ってい
なかったんですよ。単語すらほとんど知らず、翻訳のほとんど全ては前野良沢
がやったのです。
ところがこの前野良沢という人は、完全主義者の上、潔癖症だったので、自分
の翻訳の不十分さというか至らなさを恥じるところがあって、最後まで出版に
は乗り気じゃなかったのです。

そこで単なるお手伝いさんだった杉田玄白が、前野と交渉して自分の名前で、
自分の責任で本を出版する事にしたんですよ。
杉田玄白はビジネスパーソンとして先見の明があって、これをきっかけに富も
名声もゲットするんですが、最後まで彼は蘭学に関しては素人だったのです。


そのあたりについて知りたい人は、

冬の鷹

http://www.amazon.co.jp/dp/4101117055/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


がオススメです。


閑話休題。


そしてこの時代というのは、人間の身体すら分かっていないわけですから、医
学というのは漢方か祈祷しか無かったんです。

だから今の医学なら100%あっという間に治ってしまう、盲腸(虫垂炎)や、骨
折、伝染病(天然痘やコレラなど)、はたまた歯痛でさえ、治ることは無かっ
たんです。


たとえば歯痛。

これは虫歯を削らないと絶対に治らないんですが、そんな知識が無いと、ひた
すらあの痛みに耐えるしかないんです。しかも放っておいて良くなることなど
100%無いんです。
風邪なら黙って寝ていれば治りますが、歯の痛みだけはどうしようも無いんで
す。

しかもC1からC2、C3、C4とドンドン症状が進み、最後はアゴの骨まで溶けて無
くなっちゃうのです。しかも痛みはドンドン強くなるわけで。


今の人には、虫歯で命を落とすなんて想像も出来ないでしょ。

でも、当時は歯医者がいないわけですし、麻酔も無いわけですから、虫歯は致
命的なんです。

たかが虫歯が致命傷になるんですよ。

もちろん今ほど、糖分をクチにする事はありませんから、虫歯に掛かる確率は
低いでしょうが、それでも一生のウチ一度でも虫歯に掛かったら、人生一巻の
終わりってスゴくないですか?しかも今のように虫歯を予防するための習慣や
道具もありませんでしたしね。

電動歯ブラシも歯間ブラシも存在していない時代に、どうやって虫歯を予防し
ろというんでしょうか。

当時の人の平気寿命が短かったのは、一つには幼児期の死亡率が高かったのと、
今なら確実に治ってしまうケガや病気ですら致命傷になってしまったからなん
ですね。


病気で言えば盲腸(虫垂炎)。今では正味手術時間は10分でしょ。
これで死んだらそれこそトップニュースになっちゃいます。
ところが近代以前はそうじゃないんです。

その当時の様子が手塚治虫氏のマンガ、『陽だまりの樹』の冒頭にも出てきま
す。手術が出来ず死んでしまう芸妓が出て来るのですが、最後まで腹痛にウン
ウン唸りながら、苦しんで死ぬわけですが、実態もまさにこういう状態だった
んでしょう。


陽だまりの樹 全巻セット

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そして、現代に生きる我々の意識から外れているのが骨折です。


誰しも骨の1本や2本、折れたことがありますよね。


私も中学生の頃、鉄棒から落ちて左手を折りました。


ところが医療が無い国(日本では江戸時代にはそれなりに骨接ぎがあったみた
いですが、それ以前はどうなんでしょうか)たとえば、つい最近までのパプア
ニューギニアや、南米のジャングルに住む人々では、一生続く不具になりかね
ないのです。

ポッキリと折れて、それを正しい位置に矯正しないまま骨が繋がってしまうと、
見た目にもそして機能的にも大きな障害が出るのは簡単にイメージできますよ
ね。

医療が無いという事は、それが普通だという事です。


ですから、こういう国というか地域に住んでいる人達は、普段から警戒心のビ
ットの立ち方が違うんですよ。


我々なら何気なく通過してしまう場所も、怪我や病気の原因となるモノや状況
が無いか、彼らは注意深く確認をするんです。
なんたって、ちょっとした不注意で足でもポキッとやった日にゃ、それが一生
の不便を確実にさせるんですから。


ここで例に挙げた、虫歯、虫垂炎、骨折などは個人の問題で、自分ひとりが影
響を受けるのですが、これに伝染病が加わるとシャレにならない事態になりま
す。


特に天然痘は、人類にとって最大の敵と言っても良いでしょう。
この病気によって世界中で何千万人の人が亡くなったのか。


私は個人的に、人類が発見したことで最も人類に貢献したのはジェンナーの発
見した種痘だと思っています。

これに比べれば、ウイルスや細菌の発見や、DNAの発見ですら霞んで見えるんで
すが、これに同意してくれる人ってなかなかいないんですよね。


なぜだか分からないけど、病気が伝染したら後は死ぬのを待つだけという状態
は、人間をパニックにするに十分です。これが次から次へと連鎖反応が起こっ
て、棺桶を作る木材すら無くなってしまうほどの人間がバタバタと死んでいく。
しかも幸運にも命を落とさなくても、顔中にあばたが出来て、正視出来ない顔
になってしまうわけです。これが恐怖でなくてなんでしょうか。

ちなみに、ネイティブアメリカン(いわゆるインディアン)は、牛を飼う習慣
が無かったので全く免疫が無く、白人が持ち込んだ天然痘に罹って死んだ人の
方が、白人との武力闘争で死んだ人をはるかに上回ったのです。



余談ですが、私が子供の頃はまだ種痘をしていたんですが、世界的にはこの病
気は1977年を最後に患者が出ておらず、人類が完全に制圧した唯一の病気にな
っています。

つまり、現代では(細菌テロでも起こらない限り)天然痘に罹るリスクはゼロ
になっているんですね。


紀元前から継続的に猛威をふるって、数多くの人を殺してきた病気が、今や60
億人の誰一人として心配すらする必要が無くなったというのが現代なんですね。


人間の進歩ってスゴいですねぇ。

っていうか、昔の人ってものすごく厳しい環境で生きていたって表現した方が
正しい気がしますね。

もしタイムマシンが出来て、過去を行けるとしても、1年間帰って来られないと
したら私は行きたくありません。だってこういう環境で1年間も無事に生きられ
るとは思えないんですよ。
そもそもそういう状況に対する警戒心とか持っていませんし。
あっという間にケガをして、それが化膿して死んじゃうか、ちょっとした病気
に罹って死んじゃうか、なんたって今の水準の病院は世界のどこにも無いんで
すから怖くて何も出来ません。


そう考えると今に生きる我々って恵まれていますよねぇ。
(しかもそんな医学に私は全く貢献もしていませんし、素人以上の知識を持っ
ていないんですから)


明日は別の切り口で現代を見てみましょう。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
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佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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