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メールマガジン 第1657号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
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◆ 今日の前フリ ◆◇

なんだかなぁの結果になった総選挙でした。

自民党に投票した人も、まさかここまで大勝しちゃうとは思っていなかったん
じゃないですかね?

これって小選挙区という制度の持つ弊害なんですよね。

前々回の小泉郵政選挙だって、前回の民主党政権交代選挙だって、そして今回
だって、小選挙区という制度でやると、


  ● 勝ちが偏ってしまう


んでしょうね。

ま、この制度変更をやった政治家はそれを望んでいたんですよね。

当時の私は独りで、


  ● なんで選挙制度の変更が政治改革なんだよ?


って突っ込んでいたんですが、あの時は小選挙区制に反対するヤツは政治改革
に反対しているのだというデマゴーグが無批判に流され、世論を作られてしま
ったんですよね。


私のモットーは、


  ● 人の行く裏に道あり花の山


ですから、余計大衆がマスゴミに操作されて、一方になびく様が目につくんで
すけどね。


落選した政治家にとって今年の年末はいつも以上にしょっぱいモノになりそう
です。



☆ 相手に通じる批判の方法

人間はだれでも好悪の感情を持っています。理屈とかロジックという回路を通
さずに、『好きか嫌いか』を決めてしまう別の回路がこころの中には備わって
いるようです。


ビジネスのような利害をやりとりする関係で、おおかたはそんな理屈で組み立
てられているような物事でさえ、実は好悪の感情がベースとなって判断してい
るのです。

我々はそれを無意識で理解しているからこそ、『批判』と『賞賛』の言を額面
通りに受け止められないんですね。

賞賛の方は、自分が褒められる立場であれば、無条件に受け入れてしまうモノ
ですし、その結果相手に好意を持つ事にも繋がるのでそれほど問題ではないん
です。


ヤバイのは批判の方で、批判している当人は、感情を排して冷静にその物事だ
けにフォーカスして話を進めているつもりでも、聞いている方はほとんどの場
合、


  ■ どうせ彼が嫌いだからこういう事を言うんだな


と考え、また甚だしい誤解では、


  ■ って事は、この人は彼の事が嫌いなんだな


と、批判と好悪がくっついちゃう判断をする人が出て来るんです。


こっちは対象となっている人の人格や社格を批判しているのではなく、対象と
なっている事物をなかば学術的に、『右にあるか左にあるか』を論じるかのよ
うに話しているのに、受け手の方はそれがいつの間にか、『好きか嫌いか』を
論じていると変換して受け止めてしまうんですね。


始末が悪い事に、そういうのってやっている方は、これまた無意識ですから。

無意識且つ自動的に、『批判イコール嫌いだから』、『賞賛イコール好きだか
ら』という相関関係の線が結ばれた上で解釈されてしまうんです。


私はこのメルマガで頻繁に、日本の政治家を批判しているんですが、以前それ
を読んだ読者さんから、


  ■ しょ~おんさんはそんなに政治家が嫌いなんですか?


ってメールをもらってビックリした記憶があります。

私は現役の政治家を個人として好きになった事も、嫌いになった事もありませ
ん。
というか、好きとか嫌いって、自分に身近な人、頻繁に会ったり、メシを食べ
たり、仕事をしたりする人に対して使う表現じゃないんですかねぇ?


私は政治家といわれる人とサシで話をした事も、メシを食った事も、ましてや
仕事をした事も無いんです。

一番近づいたのは、昔バイトしていた寿司屋に、当時衆議院議員だった中田宏
(お寿司屋のあたりが選挙区だったんです)が、後援者の方と飲みに来た事が
あって、生ビールのジョッキを運んだ時ですね。その時も会話は一切交わして
いません。


その程度の距離感の人に、好きとか嫌いという感情を持っても意味ないんじゃ
ないですかね。そんな好き、嫌いの感情は自分の人生に全く影響を与えないん
ですから、好こうが嫌おうがどうでも良い事なんですよ。


人間として好きか嫌いかではなく、彼らの政治家としての行動、言動、思想、
政策、教養、歴史観、価値観、というモノを、『そりゃ無いんじゃないの?』
と批判しているわけで、会った事も無い人を好きか嫌いかというモノサシで論
じているわけではないのです。


ところが、人間は普通、そうは理解してくれません。


だからこそ、ビジネスの場に於いて他者(他社)を批判するのは難しいのです。


そういう時にどうするか?

批判も賞賛もせずに、いつでも、『まぁ、良いんじゃ無いの』と言っていては
仕事になりません。状況によってはハッキリと言わなきゃならない事がありま
す。その時に使えるフレーズが、


  ● あいつは良いヤツなんだけどなぁ~


です。批判文章のところどころに、このフレーズを入れ込んでしまうのです。

対象が人間ではなく会社ならば、


  ● あの会社は良い会社なんだけどなぁ~


と言いながら、『でも○○は問題で、直してもらわないとなぁ』と言うのです。


『良いヤツ』と言う事で聞き手に、『あ、この人は好きなんだな』と思わせて
おいて、直後にキッチリ批判する。こうすると、私の持つ好悪の感情を論じら
れないだけではなく、私の批判もすんなり受け入れられてしまうんですよ。

普通批判って、対象に対して好きの感情を持っている人に、感情で返されてし
まい、『そんな事はありません』って言われるモノですが、最初に


  ● この人は彼の事を気に入っているんだ(つまり仲間なんだ)


と思わせてから(というか勘違いさせてから)批判をすると、なぜだか、


  ● 好きだからあえて彼のために言ってあげているんだ


と誤解してくれるんですよ。

逆に、


  ■ あいつはバカだからなぁ~


って言ってから批判をすると、彼の事が嫌いだから悪い点だけをほじくり出し
て批判しているんだな、と受け止められてしまうのです。(笑)


同じ批判をしているのに、枕詞が変わるだけで、聞き手の受け止め方が真逆に
なってしまうんですね。


これって分かってやると面白いですよ。

人間が如何に感情という暴走エンジンに振り回されて生きているかが良く分か
りますから。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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