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メールマガジン 第1639号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

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過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
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(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
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ツイッターもやっています。

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ゆるめにやるのでフォローしてもらえるとうれしいです

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今月最後のお客様がいらっしゃってるんですが、お客様が来る事で良いなぁと
思うのは、意外にも


  ● イヤでも掃除をする事になる


ってところだったりします。

私はあんまり掃除が好きじゃないので、人が来なきゃやらないんですよ。
そうすると家人がギャースカ大変な事になるのですが、これが人が来るとなる
と心機一転(あれ?使い方が正しくないかな?)一気にやる気になるんです。

で、やっぱりキレイにすると気分が良くなるんですね。

それでも人が来なきゃやる気にならないってところは変わりません(笑)


さらにこれから犬が増えると掃除の回数も増やさなきゃいけないなぁ、と思っ
ているんですが、冬だし面倒くささは3割増しですよねぇ。

で、家人と話をしているのが、そろそろルンバを買っちゃうかという事です。

これなら、買い物に行く時にセットしておけば、ああっという間にキレイにな
っているはずです。

でもいかんせんちょっと高いんですよねぇ。


☆ 比較は価値観を揃えてから

私はこのメールマガジンである事を説明する場合、出来るだけ例を挙げて説明
するようにしています。

もちろんその方が分かりやすいですからね。


ところが、例を挙げて説明すると、一部の読者さんからツッコミというか、指
摘というか、クレームを受けるのですよ。


  ■ あなたの挙げた例以外にも、アレも、コレもあるはずです!


っていって、私の伝えたい内容と逆の例を挙げて、つまりは結局、


  ▼ 自分に都合の良い例だけを挙げている


とか、


  ▼ もっと幅広く例を挙げなきゃ説得力がない


とか、


  ▼ 手抜きせずもっとちゃんと調べろ


なんて言われちゃうんです。


だいたいこういうメールって、相手をとっちめてやろうという意思が見え見え
で、こっちが冷静に反論(説明)しても、返って来るのは罵りメール(昨日の
メールマガジンを参照)であることが多いんですよ。だからあんまり返信しな
いようにしているんです。


でもこれって重要なところなので、今日はちょっと説明してみようかと思いま
す。


ここで考えるべき事は、


  ● 異なる事例が、同じ価値観を共有したモノであるかどうか?


という事です。


ちょっと前に、私は日本の自動車に関する税金が高くて、日本では為政者は車
を贅沢品だと考えていると述べたんですが、個別に税金の高い国を挙げて、


  ■ 日本よりも税金が高い国があるぞ


とツッコミ(指摘)をしても、あまり意味が無いんですよ。

だって世界には国連に加盟している国だけで193もあるんですよ。

その一つひとつで例外を探していけば、そりゃありますがな。

だからといって私の論旨が崩れる訳じゃないんです。

そういう個別の例外(イレギュラー)をあげつらっても、背後にある価値観が
揃っていなければダメなのです。

例えば、中国の自動車事情を例に挙げても、


  ● 所詮、共産主義で民主主義でも無い国


なんですから、比較に意味があるとは思えないんですね。
政府対民衆の力関係が全然違うんですから。

シンガポールでは自動車のナンバーを取得するのに50万くらいお金がかかるん
ですが、これなんかも日本と単純に比較できないんですよ。だってあの国って、
国土面積が東京23区とほぼ同じくらいしかないんですから。

そんな国でジャンジャン車が増えたら困るわけですよ。
しかも経済成長では日本よりも発展しているんですから。
だから、あの国では、政府が登録可能な車両台数を毎年決めていて、その登録
権利書を月2回開催される入札会にかけるという変なシステムを採用しているん
ですね。


そういう特殊な国と日本を比較して、


  ■ 日本よりも税金が高い国があるじゃないか!


と言って、『もっとチャンと調べろ!』と言うのは間違っているのです。

価値観が違う物同士を比較してもそこに意味や意義は生まれないのです。


その意味で、価値観が同じ国を挙げると、


  ▼ アメリカ

  ▼ イギリス

  ▼ ドイツ

  ▼ フランス

  ▼ イタリア


あたりが常識的だと思うんです。
まず、全ての国が資本主義経済で、民主主義国家であるという事。
さらに重要な事は、


  ● 全ての国で自動車メーカーが存在する事


なのです。

オーストラリアやニュージーランドには、自動車会社が無いんです。
だから、車は全部輸入品なんですね。
そして自動車会社は国の基幹産業ですから、経済に与える影響度合いが高いわ
けです。

だからあの国では関税をかけてものすごく高くするんですね。

でもそれはその国が持っている日本とは異なる事情なんです。それを私は価値
観と言っているのです。これが揃っているモノ同士で比較しないと結論が歪ん
でくるんですよ。


そのあたりは、まともな団体は分かっています。

以下のURLは、一般社団法人日本自動車工業会が調べた自動車関係諸税の国際比
較です。


http://www.jama.or.jp/lib/jamagazine/200509/09_t1.html


彼らが言いたい結論は、『コレを見ろ、日本は税金が高いぞ!』という事なん
です。

それなら、なおさら北欧やシンガポール、オーストラリアや中国の例を挙げれ
ば良いと思いますよね。それがダメなんです。それじゃ結論に対するクレディ
ビリティ(信頼性)が下がるんです。なぜかって?だってこれらの国と日本と
じゃ価値観が違うじゃないですか。


自分に都合の良いデータであっても、背後の価値観が揃っていなければ我田引
水になってしまうのですよ。

それを日本自動車工業会は分かっているから、あえて外して、日本と価値観を
共有する、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスだけで比較しているんです。

こういうのを大人の比較と言うんです。

そしてビジネスではこれが常識なんです。
価値観が揃っていなくても自分の言いたい事に沿ったデータだからコレを使う、
という考え方は無知な素人相手には通用するかも知れません。(役人が良くや
る方法ですがね)

でもそれがバレたら、もう相手にしてもらえなくなるんですよ。

そしてあなたよりも頭の良い人、モノを知っている人が見たら、一発で見破れ
るのですよ。

そんなリスクを背負うのはアホらしいので、(自分に多少不都合でも)価値観
を揃えて比較し、議論をするというのが、『フェアな議論』なのです。


今日本では、税金、国防、政策、経済と様々な議論がされており、その都度
色々な例が出て来るのですが、その多くがこのルールを守っていないのです。
声の大きい人、知名度の高い人、学歴が高い人、肩書きがエライ人だって、平
気で価値観がずれた例を持ち出してくるんです。

私が信用しないのは、そして攻撃するのはこれを意図的にやっているとしか思
えない人達なんですよ。

こういう大人になっちゃいけんのですよ。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
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☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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