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メールマガジン 第1605号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第1605号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)

ツイッターもやっています。

http://twitter.com/SatoShowon

ゆるめにやるのでフォローしてもらえるとうれしいです

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◆ 今日の前フリ ◆◇

7月にヤバイ本を手に入れてしまいました。


書店員が本当に売りたかった本

http://www.amazon.co.jp/dp/4864101760/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


これはもう閉店した、かつての新宿ジュンク堂書店の店員が、集めた良書リス
トのようなモノです。

こういう本を買ったら、そりゃ試し買いしたくなるのが人情です。

で、10冊くらい買ってみたんですよ。

イヤァ、スゴかった。

世の中には面白い本がまだまだ無尽蔵にあるんだなぁと痛感した次第です。


まず最初にご紹介するのは、

斬(ざん)

http://www.amazon.co.jp/dp/4167157195/ref=nosim/?tag=jiateng4-22



これは昭和47年に直木賞を獲った作品ですから、読んだ人がいるかも知れませ
んね。

江戸時代というのは、いまよりも遥かに簡単に死刑が執行されていた時代です。
10両盗んだら無条件に死刑。放火も死刑。
いまみたいに、死刑判決が確定しているのに、3年も5年もほったらかしという
事は無いのです。あっという間に死刑にしちゃっていたんですね。

で、この死刑、どうやっていたのかというと、専門の人がいたんですよ。
死刑囚に痛みを与えず、スパッと首を落とす『首斬り浅右衛門』と呼ばれた一
族が。

この技がまたスゴいんですが、この本の時代背景って、江戸から明治の文明開
化にかかった頃なんですよ。
当然、法律も変わってくるわけで、そこでは昔と違う時間が流れるわけです。

このあたりの葛藤が良く書かれているんです。

読むと背中がゾクゾクしてくるはずです。



神々の山嶺(上)

http://www.amazon.co.jp/dp/4087472221/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


これは山登りに関する小説です。実は下巻もあるんですが、買うなら両方買っ
ておくべきでしょう。読み始めたら止まりませんからね。

登山については、ずいぶん昔に、沢木耕太郎の『凍』というノンフィクション
を読んで感動した事があるんですが、これもまた負けていません。

私は山登りには全く興味がありません。あんなにつらくて大変な事を、しかも
命まで賭けてやりたくなる心境って全く分からないんですが、そんな私が読ん
でも山に命を賭ける男の情熱が伝わってきました。

しかしエベレストは能力だけじゃ登れないんですね。
山に好かれていなきゃダメだってところが、開運コンサルの私としては良く理
解出来ます。っていうか、山登りには呼吸法が良いんじゃネェの?なんてマヂ
で考えてしまいました。

ちなみに、この小説、マンガにもなっています。
文字を読むのがつらい人はこちらをどうぞ。

神々の山嶺 全5巻セット

http://www.amazon.co.jp/dp/4086179490/ref=nosim/?tag=jiateng4-22



まだまだ紹介したい本はあるんですが、1冊だけノンフィクションをご紹介して
終わりにしましょう。


北の無人駅から

http://www.amazon.co.jp/dp/4894536218/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


田舎暮らしを始めるにあたって、候補とした地域は、『冬が寒すぎないとこ
ろ』だったんですね。これから歳を取っていくのに慣れない雪下ろしに苦労す
るのはイヤだと思ったわけです。

そのため、北海道は最初から論外として検討すらしなかったんですが、この本
はひたすら北海道一色です。

北海道のローカル線の無人駅にまつわる逸話を丹念に掘り起こして、現地の人
に話を聴きに行きまとめたのが本書です。

地名なんて1つも分からないし、行った事などないのに、読むだけで情景がまぶ
たのウラに浮かんでくる、そんな筆力は伊達じゃありません。単なる紀行モノ
ではなく、鉄道モノでもなく、人間のドラマを紡ぎ出しているところが良いん
ですよ。

北海道に住みたいとは思いませんが、旅として行ってみたいと思わせる本です。


って事で、秋の夜長にこういう良書にドップリ浸かるのもアリだと思います。




☆ 両極端のモノを同時に触れてみる

感性を鋭くし、嗅覚のレベルを上げるには、ホンモノに慣れ親しんだ方が良い
と良く言われます。

そう言われてから、私も頻繁に博物館や美術館に行くようになったんですが、
このたび、この時間軸を短くする裏技を開発しました。(笑)


だって、ホンモノをたくさん見ても、それを自分のモノにするにはやっぱり3年
とか5年はかかるじゃ無いですか。

これがもうちょっと短い時間で理解出来たらいいのになぁ~と常々思っていた
んですが、ある時ヒントが見つかりました。


ちょうどこちらに移住してすぐの頃、ある家具屋さんに連れて行ってもらった
んですよ。


手作り家具さしこう

http://www.sashiko.co.jp/showroom.html


ここがスゴかったんです。

お値段もスゴかったんですが、趣味の良さ、品質の高さ、そして技の巧みさが
ひとつになっていて、


  ● イヤァ、ホンモノの家具ってスゴいねぇ~


って感動したんです。


でふと、思い付いたんですよ。

これを見た直後に、大量生産で格安を売り物にしている家具屋さん(名前はあ
えて出しませんがたくさんありますよね)の家具を触り比べたらどうだろう
か?と。


一脚50000円するホンモノの椅子に座って、感触を味わってから、お隣のお店に
行って一脚5000円の椅子に座ってみる。


一枚30万円のダイニングテーブルの前に座り、じっくりと15分板を撫でながら
お茶をする。その直後に25000円のダイニングテーブルで同じ事をやる。


出来るだけ時間を空けず、連続した行為としてやるんですね。


そうすると、理屈じゃなくてあなたの感性が、その違いを違和感とか不快感と
いう感情で教えてくれるんです。


その感覚が大事なんです。


買う、買わない、買える、買えないという対立軸で見るのを止めて、純粋に美
術館の作品を批評する感覚で、どこがどう違うのかを肌に焼き付けるんです。


この繰り返しが、理屈を越えた感性を鍛えるというか、研ぎ澄ますというか、
鋭くさせるんですよ。


そのうちに、ホンモノはジャンルを超えて同じ匂いというか、感触というか、
オーラを出している事に気付くはずですよ。


我々戦後生まれの人って、周りからドンドンホンモノが消えていった時代なん
ですね。

だから昔の人なら、10歳で身に付いていたこういった感性を、大人でさえも持
っていないんです。(極言すれば、そんなモノを持たれちゃ困るんですね、現
代の大量生産、大量消費社会では)


それがこの国の国民の体力というか、知力というか、何とも言葉に出来ない能
力を減衰させているという事に、為政者は気付いているのか分かりませんが、
あまのじゃくに生きるのなら、この能力を鍛えなきゃダメだと思うんですよ。


そのために、こういう訓練が効くと思うんですよね。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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