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メールマガジン 第1539号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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◆ 今日の前フリ ◆◇

今日のネタは昨日のお昼のニュースを見て慌てて書き下ろしたモノです。
あまりにも長いので、前フリは省略します。


☆ 私的選挙改革案


若者が政治に関して抱いている感情は、ぶっちゃけ


■ 誰がやっても同じでしょ。だからオレは関心が無い


なのだろうと思います。
それが投票率の低さに表れているのが今の日本です。


ところが、こういう態度をとっているからこそ、若者が国からむしり取られる
状況が作られたのだと思います。

ザクッと拾ってみても、

  ▼ 生涯年金受給額格差

  ▼ 公務員新規採用数の抑制

  ▼ 定年延長による若年層雇用者数へのネガティブインパクト
  
  ▼ 非正規労働者の若年層への偏り

  ▼ 消費税率引き上げ(←逆累進制で、低所得者ほど辛くなる)


これら全て若者に不利で、年寄りに有利な政策なのです。
そして政策というのは、人間が恣意的に作り上げたモノだという事、つまり誰
かの意図がこういう状況を作ったという事ですよ。


なぜこんな状況になったかというと、若者の数が減少し、その上選挙に行かな
いから、政治家からみた若者に対する優先順位が落ちているというところに帰
結するわけです。


どうせ選挙に行かないんだから、あいつらに厳しい政策を作っても文句を言わ
れる心配はない。
老人は人数も多くて、投票率も高いから、彼らにそっぽを向かれたら落選しち
ゃう。だから彼らを手厚く保護する政策を作ろう。


ありていにいえばこういう事なのです。

そんな中、消費税率をアップするかどうかが、国会で論じられているわけです
が、ここで民主党の一部が造反して、党が分裂したのが昨日です。
造反者は52名で、状況によっては与党の過半数割れさえもあり得るのが今の状
況です。

つまり、総選挙はそう遠くない時に行われるという事。

ここで消費税に的を絞って振り返ってみれば、そもそも民主党は先の総選挙で、


  ▼ 霞ヶ関には埋蔵金がある(だから増税はする必要が無い)

  ▼ 増税の前に、無駄遣いを無くすべきだ(そうすれば増税の必要は無 
    い)

  ▼ たとえ増税となっても、その前に国会議員定数を減らすなどして痛み
    を分かち合うべきだ(自分たちも痛みを共有するのだ)


って言ってたわけです。これ、別に今回造反した人達だけが言ってたわけじゃ
なくて、野田も、前原も、岡田もみんながそう言っていたんですよ。
これを忘れちゃいけません。


ところが現実には、霞ヶ関に埋蔵金は見つからなかった(←役人が上手く隠し
てしまった)し、無駄遣いはさらに亢進しているし(国家予算総額は自民党時
代よりも増えているのだ)、議員定数の削減なんて議員全員が口裏を合わせた
かのように、「そんな事言いましたっけ?」状態。


ところが消費税率アップをしなきゃいけない理路だけは、立て板に水のように
喧伝し、国民に対する洗脳活動をマスゴミと結託してやっているわけです。


今回の造反ってのは、少なくとも消費税については筋道を通したわけですが、
この実態に目を向ける必要があると思うわけです。

今回の投票では、民主党の大多数、自民党、公明党が賛成をしたわけですね。
前回の選挙でガチンコで戦った民主対自民、公明連合がそろって賛成したって
(しかも後者からの造反者はゼロ)どういう事なんでしょうか?


これって、平たく言えば、誰が政権を取っても増税になったんじゃないのか?
と読むべきなんですよ。
財政的に増税以外にオプションが無いから仕方が無いって言ってるんじゃあり
ませんよ。

どこの党が政権を持っても、それを裏から操っている役人には勝てないんだっ
て事だと理解すべきなんです。


野田総理とかは、財務大臣だった頃、役人からのイニシエーションを受けて増
税論者に転向したんですよ。
同様に現在の安住大臣(もっとも知性の低い大臣の一人)も、就任と同時に、
財務省のパペット人形に転身したわけ。


この構図って自民党政権の頃から変わっていないんですよ。


なんでそんな風になっちゃったのかというと、政治家がアフォだとも言えるし、
役人が一枚上手だとも言えるし、構造的に日本の政治って役人が有利になるよ
うにデザインされているとも言えるんです。
正しくはこれらが複合的に作用し合っているって事なんでしょう。


そもそも政治家は役人のところに情報をもらいにいかなきゃ政策を作れないん
です。
っていうか、政策のたたき台を作るのも全部役人ですから。
だから東電の事故報告書のように、役人は自分たちに都合の良い情報しか出さ
ないんですよ。
自分たちの意に沿う法律を作ってもらうための情報だけを選択的に提供し、強
調すれば世間知らずの政治家なんてコロリと操れちゃうんです。


今回の消費税問題では、消費税率を上げる事に資する情報しか政治家に伝わら
ないようになっていたんでしょう。
それ以外の情報は隠すか、過小評価するわけです。

そのウソを猪瀬副都知事のように見破って、切り崩すという実務的な能力が、
政権与党に備わっていなければ、誰がやっても同じ結論になるんでしょう。


ただでさえ構造的に、役人有利の土俵で相撲を取っているんだから、政治家は
橋本市長か猪瀬副知事くらいの能力が無いとダメなんですよ。

そしてこれは役人のビヘイビアを理解する事で突破口を開けると思うんです。

まず彼ら役人は責任を取りたくないというのが最優先事項で生きているのです。
だから、責任を取らせるような仕組みに変えていけば弱みは見えてくるという
のが一つ。
もう一つは役所の論理と、民間の論理のギャップを利用するという事。民間で
出来ているんだから役所だって出来なきゃおかしいでしょ、という切り口で役
人を追い詰めているのが橋本市長。これには彼らは反論しづらいわけです。


こういう技を使える人間だけが政治家をやるべきなんです。

間違っても田中家のバカ婿のような言いなり人形を選んじゃダメなんです。



その意味で、政治家と役人が絶対に嫌がる法律を1本作れれば、日本は良くなる
と思うんです。

それは、


  ● 政治家になるための資格試験を制定する


という事。試験の内容を役人に骨抜きされなければこれが中長期的には一番効
いてくると思います。

歴史、数学、科学、文学、芸術、社会学、民俗学、心理学、経営学はマスト。
人気があろうが、有名であろうが、この試験にパスできない人は立候補が出来
ないとすれば、シナプスのつながりが悪くなった老害政治家が合格できるはず
もありません。
よって政治家の定年なんて議論する必要すら無くなるんです。

これ以外に、ある程度の語学(英語プラスもう1カ国語を使える事。使えるのレ
ベルは、一人で1年間現地で生活出来るレベルで良い)もしくは、ディベートの
スキルまたは、3年間の自衛隊経験、または3年間の海外駐在でのボランティア
経験。このうちのどれか一つがマスト。

ちなみにこの資格は選挙の度に受験が必要とします。


年に1500万とか給料をもらえる仕事なんだから、民間での給与水準に照らして、
その人たちと少なくとも同じレベルの人間でなければ立候補できないようにす
れば良いんですよ。


これを法制化したら政治の世界は、というよりも正しく言えば、政治家の世界
は活性化するはずです。


だいたい現職でこれにパスするのなんて50人くらいしかいないはずです。残り
のほとんどは、こんなハードルはパスできないから諦めるはずですね。
となると、新しい血が流れ込んでくるわけです。これが活性化という事です。
そんな事をして日本は大丈夫か?と言われそうですが、今でも政治家は機能し
ていないんです。裏で全部役人が操っているんですから、しばらくの間、合格
者が少なくても問題なんて起こらないはずです。



この法律は政治家よりも役人が大反対するでしょうね。だって彼らは頭が良い
から、こんな施策をやったら早晩自分たちの首が絞められるって分かりますか
らね。

もちろん今いる政治家は90%以上が大反対でしょ。だってこんな事をやったらみ
んな不合格だもん(笑)

でも裏を返せば、今はその程度の輩たちが政治権力を握って、この国を恣(ほ
しいまま)にしているって事です。それって致命的でしょ?その尻ぬぐいを
我々は増税という形でやらされるということが先日確定したんですよ。


野田反対、小沢反対って言ってる場合じゃないんです。あいつら全員不合格の
上、切腹申し付け候ってくらいなんですよ。


あらゆる組織に言える事ですが、自浄制度を持っていない組織は潰れるんです。
悪い事さえしなければ首にならない、一度当選して地盤を築いてしまえば一生
安泰、という環境にいる人間は、必ず堕落するんです。
それに権力が付いてくるわけですから、権力が腐敗するのは当然なんです。


腐敗するのが当然だという前件で括って、自浄作用が起こる仕組みを制度とし
て組み込んでおかなかったから、役人も、国会議員も、東電もダメになったん
です。


自浄作用の結果、新しい血が流入してくるというのが、進化で大事なところな
んです。
外資がやたらと人の入れ替えをするのは、新しい価値観を持つ人が組織を活性
化すると知っているからです。

逆に10年もいたら、ありきたりの事しか言えなくなるんです。そんな人も新し
い環境に行けば、それは新しい価値観だったりするんですよ。


大人数の同じ組織で、長期間ずっと同じような仕事をしているという環境がパ
フォーマンスを落とすのです。



ここでさらに日本を良くする施策を披露すると、


  1) 国会議員の定数を半分にする
  
  2) この試験の合格者は議員定数の2倍にすること

  3) 試験合格者の選挙費用は国家が負担する事

  4) 選挙区は抽選とし、合格発表と合わせて行う事


だと思います。
議員定数の半減は当たり前すぎて議論の余地はありませんよね。衆議院だけで
も500人もいやがるから決まるモノも決まらないんですよ。
500人の利害調整をしようと思ったら、結局今のまま何もしないって結論になる
に決まってます。

半分の250人(衆議院)でも多いくらいです。衆参合計で100人くらいがちょう
ど良いんじゃ無いですかね。

で、余った歳費は3の選挙費用にするんです。つまり選挙費用を持っていなくて
も(完全に貧乏人でも)、試験に合格さえすれば立候補が出来るというのがミ
ソ。

立候補出来た後の選挙運動は完全に公平にすべきなんです。今は金を持ってい
るヤツが、秘書をたくさん雇って人海戦術でローラー作戦をやって票に結びつ
けることが出来るんです。


だから選挙には金が必要になる。そのために多少の後ろめたいことも厭わずや
るようになる。利益誘導だってやる。だって金がないと選挙が出来ないんだも
ん。これが今の政治の姿です。


これじゃダメなんです。選挙運動は全員が公平に、全く同じメニューをこなす
と。その費用を全部国家負担にする、国家負担にすべき人間かどうかを調べる
ために試験がある、そういう位置づけです。


さらに、試験合格者の数を、議員定数の2倍にするという事は、要するに試験に
受かれば2人に1人は議員になれるって事です。これは選ぶ方も選びやすいです
よ。


今は冷やかし半分の泡沫候補がウンザリするくらいいるんですよ。某新興宗教
の団体や、かつて非合法だった政党とかね。自分の選挙区で、立候補者が2名し
かいなくて、どちらか一人を選ぶとなったら真剣に話を聞いてみようと思いま
せん?少なくともこの選挙に関心が出て来るでしょ。「おいおい今度はどっち
が勝つんだよ」なんてね。

若者が選挙に関心を持たないのは、誰が誰やらわからん、違いがどこにあるの
か分からん、知らない名前が多すぎるって事だと思うんです。そして関心があ
っても選挙に行かないのは、オレの1票が選挙結果に影響を与えるとは思えない
からだと思うんです。でも候補者が2人しかいないと、これはどっちに入れても
ゾクゾクするでしょ。アメリカの大統領選挙が盛り上がるのは、最終的には候
補者が2名しかいないからだと思うんですよね。



しかもこのやり方にすれば、試験が相対評価になるんです。普通試験というの
は、100点満点で80点以上は全員合格ってなりますよね。それは絶対評価なので
す。これじゃ人間のレベルは上がらないのです。


ちなみに、旧海軍の零戦パイロットの養成学校では、毎週試験があって少しず
つ生徒をクビにするんです。そうすると生き残った人達はスゴいプレッシャー
になるんですよ。だから手を抜かないんです。100人入って最後に卒業するのは
25人だそうです。そうするとどういう事が起こるかというと、トップの人間の
成績が98点だとすると、最下位の25番目の人間の点数が92点だったりするんで
す。

トップで卒業した人間でさえ、自分がトップだなんて自覚せずに、来週落とさ
れないように必死になって訓練をするんです。だからこれをやると、ものすご
く優秀な集合を作れるんです。いくら頑張っても、「これならもう大丈夫」と
いう線を作らせない、95点でも落ちる可能性があるとなったら、真剣に自分の
レベルを上げようとしますよ。オレは帰国子女だから全然楽勝~、なんて言わ
せない制度にするんです。



今の教育問題も、ここにあるんですね。最近の若者は、最初から落としどころ
を探って、ここまでやっておけばまぁ大丈夫だろうって気持ちで勉強したり、
仕事をしたりするんです。別に100点じゃなくても(100点を目指すと大変だ
し)、80点でも同じ合格ならギリギリ80点を狙った方が効率的ジャンという考
えが人類の進化を阻害するんです。


もうひとつの現在の政治の大問題は、一度自分の選挙区で地盤を持ったら多少
灰色の悪さをやっても当選しちゃうという事です。かつての田中角栄なんて、
新潟以外で立候補したら確実に落選ですよ。それが毎回トップ当選って、どう
いう事よ?新潟の一部の人の意志が、国家の最高権力者を決める要因になって
いた、そしてそんな人が日本の国を動かしながら私腹を肥やしていたというの
はどうみても歪んだ制度です。


そう、これは選挙区固定制による弊害なのです。国会議員は、国家のために政
策を作るのが仕事であり、地元の選挙民のためではないのです。そういう意識
を持たせるために、好きなところで立候補できないようにするのです。そうす
れば、必然的に訴求ポイントは国政にならざるを得ないのです。


地元の道路を舗装してくれとか、新幹線の駅を作ってくれなんて陳情を国会議
員が受ける事がおかしいのですよ。その意味で、この施策は選挙民の意識改革
でもあります。いくらねだっても、次回は別の選挙区で立候補するかも知れな
い、しかも現時点では次は誰が立候補できるか分からないとなったら、選挙民
だってたかろうとは思わなくなるし、政治家だって相手にしないはずです。


選挙区固定制度だからこそ、おらが村の先生にどうにかしてもらうべという発
想になるんです。その結果、世襲議員がウジ虫が湧くかのように議事堂を占拠
するようになったのです。


誰しも世襲議員はおかしいと思っているのに、これがなくならないのは、無く
なるような制度デザインになっていないからですよ。


小泉だって、河野だって、石原だって、鳩山だって、小沢だって、田中だって
これ全部世襲議員なんですよ。鳩山なんて3代目で、しかも兄弟揃って世襲して
るんですよ。これは制度の欠陥じゃないんですか?政治家の子供に生まれただ
けで、そうでない人と比べると圧倒的に有利な形でスタートが切れる。しかも
この利権って相続税の対象外。


http://ja.wikipedia.org/wiki/親族関係にある政治家一覧


こいつら全員世襲です。与野党関係なく、公明、社民、共産、国民新党、みん
なの党、にもみーんな世襲議員がいるんですよ。この人たちみんな相続税を払
わずに、この地盤という資産を受け取っているんです。


こんなふざけた状態を最も簡単な方法で、費用を掛けず、しかもネガティブな
影響を出さずに、しかも反対する理路が見つからないという解決策が、選挙区
の抽選なんです。こうすれば世襲議員の制限なんてしなくて良いんです。世襲
であろうがこの制度で当選するのなら実力があるんですから問題なんて無いん
ですよ。
(説得力がある反対意見があるのなら、政治家に聞かせて欲しいモノです)


選挙区がギリギリまで分からなければ、選挙民に利益供与をするいとまも無い
んですね。つまり候補者全員が、フェアで、出自に関係なく、些末なことに煩
わされず、堂々と天下国家の事だけを論じて選挙に臨むことが出来るんです。
しかもその費用は国家負担。これは実力がある議員には嬉しい制度だと思いま
すよ。




選挙制度改革って、小選挙区か、中選挙区か、連用制を入れるか、比例代表は
どうするかなんて些末な話じゃないんです。

これはデザインの問題で、仕組み上こうやれば自動的に組織が活性化し、キレ
イになり、関係者が進化してしまうという制度にしなきゃいけないんです。
この全てを兼ね備えているのがこのデザインなのです。


こういう制度になったらみんな選挙に行きたくなるでしょ?


こういう資格制度、選挙制度を経て当選した政治家なら、役人に操られること
は無くなると思うんですよ。っていうか、たぶん若手の優秀な役人が政治家を
目指すんじゃないですかね。

金も地盤もプラスポイントにならないんですから。


政治というのはエネルギーのいる仕事で、能力があるんなら若い頃に活躍する
場を与えるべきなんです。

明治維新とその後の文明開化をリードした政治家たちは、全員当時20代から30
代だったんですよ。だから日本は急激に発展したんです。


それが下働きを10年やらないと大臣になれない、なんて不文律を作ったあたり
からおかしくなってきたんです。それって派閥に入って下働きをすれば誰でも
大臣になれるって事でしょ。

そりゃ役人の方だってウンザリするでしょ。頭が悪くて、欲深で、天下国家の
前に次の選挙が関心事っていう爺さんばかりが大臣になっちゃ、


  ■ じゃオレたちが操った方がマシだろう


って思いますよ。


しかもそんな自分たちの役人組織も自浄作用が無いんですから、ドンドン腐敗
してくるわけです。それが縦割り行政とか省益とか言われる今の行政なんです
ね。


歪んだ仕組みの上に、正しい建物は建てられないのです。

ここを正すのが本当の改革なんですが、これについて言及する政治家が日本で
出て来るのはいつなんでしょうか?



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