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メールマガジン 第1314号

▼△▼△▼ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ▼△▼△▼ 

△▼△ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1314号 ▼△▼

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
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月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)
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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日は上野に行き、再度空海展を見ようとしたんですが、なんと入場制限がか
かるほどの大混雑・・・

そんじゃというので、国立西洋美術館でやっている「古代ギリシャ展」に行っ
てきました。こっちもそれなりに混んでいたんですが、こっちは常設展にも入
れるのでお得感は高いのです。

この美術館はモネが充実していて、これを見るだけでも行く価値があります。

さて、今日は読書三昧の日とさせて頂きます。



☆ 侍のように

いまさらここで日本史の復習をするつもりは無いのだが、かつて日本には戦国
時代という期間があった。別名下克上とも呼ばれているが、この時代には刀一
振り、槍一本でバッタバッタと数多くの敵を殺した人間が大名となり領地にお
いて君主となり、その大親分が天下国家を治めていたそういう時代である。

その代表格が織田信長であり、豊臣秀吉であり、徳川家康である。


ここまでは特に歴史に興味が無くても誰でもが知っている常識である。


ん?本当に常識なのか?

もう一度言うよ。この当時は、「たくさんの人間を殺す能力があった人間が国
を治めていた」のである。つまり、今の時代に置き換えて言えば、軍人として
軍功を挙げた人間が総理大臣になるという事である。こういう置き換えをした
時に、「なんでそんな事が可能なんだ?」と思わなきゃおかしいのである。

だって、人を殺す能力、軍隊を指導出来る能力と、国を治める能力って同質の
モノなのかい?

いくら人殺しに長けていても、税金をどう徴収するか、教育をどうするか、医
療をどうするか、治水治山はどうやったら良いか、他国との外交をどうしたら
良いか、街道をどこに引いておくのが良いか、と言ったまつりごと(政治)に
長けているとは限らないというか、常識的に考えたら両者は全くリンクしない
別次元のイッシューなのである。

ところが現実には彼らのほとんどが、そういった政治をも同時に処理しという
か最適化したわけで、つまりはそういう能力も併せ持っていたのだ。


この事実にどれだけの人が、不思議な事である、という認識を持っているのだ
ろうか。


会社において社長となるパス(道筋)は様々である。営業畑から実績を上げて
なる人もいれば、人事や総務、マーケティングやエンジニアからのし上がる人
もいる。これまた不思議な事で、例えば営業としてたくさんの製品やサービス
を売れるというスキルが、会社を経営するというスキルとリンクするかという
とそうとは言えないのである。人事、総務、マーケティング、エンジニアにつ
いても事情は同じである。

サラリーマンとして人臣位を極める(大きく出世する)という事と、侍が大名
になって国を治めるという事の間には、


  ● どちらも専門能力とトップとしての必要な能力がかけ離れている


という点で共通項があるのである。


つまり、トップになるために必要な能力というのは、自らの出自(キャリアの
最初に所属した部門)での能力を伸ばす事とは相関関係がないのである。


そこに必要な能力は、個別な専門能力ではなく、人間をまとめ、ゴールを共有
し、それに向かって走りたくなるように人間を操縦するスキルである。


話を侍に戻すと、大名となった侍たちが、徴税、教育、治水治山、経済計画と
いったまつりごとのそれぞれの項目について、専門家になるべく猛勉強を重ね
たという話は寡聞にして聞かない。彼らが持っていたのはトータルのビジョン
であり、それを共有し、徹底させる事で、それらの項目に秀でた能力を持って
いた人間を集め、彼らにやらせたのである。


会社においてもそれは同じで、優秀な社長とは経理や人事やマーケティングや
営業と言った機能組織のすべてについてプロになるべく、粉骨砕身努力する人
間ではなく、未来のビジョンを語り、それを具現化してくれる優秀な人間をや
る気にさせ、そのすべてを任せる人なのである。


そういった意味では、人間力とも言える能力こそが、立身出世を目指す人間が
備えなければならないスキルであるはずなのだが、昨今の政治家や官僚、企業
トップの言説を見る限りに於いて、現代ほどこの能力が軽視されている時代は
無かろうと、長嘆息するのである。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html

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