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メールマガジン 第1055号

◆ ◇ ◆ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ◆ ◇ ◆
    
◆ ◇ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1055号 ◆ ◇
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を希
望者に配布しています。このメールマガジンの返信でリクエストして下さい。


過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨年セミナーに来られた方々へ年賀状をお送りしたんですが、受け取られた方
は驚いたようですね。(笑)

ちなみにあの年賀状、ちょっとした細工がしてあるんで、受け取った方は捨て
ない方が良いですよ。(セミナーに来た人は何のことかわかりますよね?)

さて今日は銭洗い弁天へのお参りです。

参加される人は小銭をたくさん持ってきて下さいね。



☆ 石油の世紀

お正月からビジネススキル云々ってテーマは無いだろうって事で、今日はちょ
としたエッセイのような内容でお送りしようと思っています。


世の中、エコだ、地球温暖化だってのが、識者の物言いなんですが、実はその
前に考えなきゃならない事があると思うんですよ。


20世紀、そして間違いなく21世紀も、つまり、


  ● 近代とは石油によって作られたモノだった


という事です。

というと、


  ▼ 自動車
  
  ▼ 飛行機

  ▼ 産業革命


なんかの事をイメージしがちなんですが、そんなちっぽけなモノじゃ無いんで
すよ。もう、現代人として生きていく事全てが、


  ● 石油をガブ飲みする事で成り立っている


って事に気付いていますか?


  ■ イヤァ、ウチは農業さやってるから関係ないっぺ~


それが関係ありまくりですよ、お父さん。

畑や田んぼに撒いている肥料や農薬ってどうやって作られているか知ってます
か?

これぜ~んぶ石油から作っているんですよ。

で、お父さんが農作物を出荷する時に使う軽トラ、これまた石油がないと動き
ません。っていうか、トラクターやコンバインだって石油で動いているんです
よ。


そうやって作られた食べ物も、我々の口に入るまでには、加工、包装、保管、
輸送とすべてに石油が絡んでくるわけですね。


こう考えると、現地生産、現地消費以外は石油無くして成り立たないわけです
ね。

じゃ、現地生産なら大丈夫かというと、電力などのエネルギーも石油で作られ
ているわけです。


  ■ 原発はCO2を出さないからエコだ~


なんてアホな事を言う学者がいますが、天然ウランを原発で使えるように加工
するまでには大量の石油が必要なんですよ。
なんたって、天然のウラン鉱石で、原発に使える、つまり核分裂を起こすのは、
ウラン235だけで、これは全体の0.7%しかないんですから。

いま、イランや北朝鮮で問題になっているウラン濃縮って全体からこの0.7%し
かないウラン235を抽出する作業の事なんですね。これにはシャレにならないエ
ネルギーが必要なんですわ。

使用済み核燃料の再処理にも、同様に石油が必要です。

つまり、原子力ってのは、どうやっても石油の代替エネルギーにはならんので
す。


同じ論理で話をすれば、衣食住全てに於いて、現代生活と石油は切っても切れ
ない関係にあるわけです。


今地球上で、人口爆発が問題になっていますが、この真因も石油にあるんです
よ。石油を焚く事で、食料を大量生産し、大量輸送出来るようになったから生
きていけるのです。

ちなみに、医薬品もほとんどが石油の助けを借りて製造しています。
その結果、平均寿命が延びたと。


昔は、子供がキッチリ2名いる農村ってのがたくさんあったんですよ。
どの家に行っても、子供が2名、しかも男の子と女の子ひとりずついたんですよ。



  ■ スゲェ~、ものスゴい偶然だねぇ~


なんて言わないですよね。(笑)

これは生まれた時に間引いているって事ですよ。
最初に男の子が生まれて、次の子がまた男の子なら産婆さんが始末をするので
す。

たとえ女の子でも、その家の経済状態が厳しい時なら、これまた始末をすると。


だからどの家にも、キッチリと男の子と女の子が1名ずついたのです。


こういう産婆さんって引退する時に、自らの両腕を切り落としたそうです。
なんでかって?

今までそうやって何人もの赤ん坊を始末してきた穢れた手だからですよ。

それを人形にしたのが、「コケシ」なのです。
なんでコケシ人形に手が無いのか、これで分かりますよね。さらに、なんでコ
ケシと呼ぶのかも(子供を消すから、コケシなのですよ)
そうやって消した子供を偲んで作られた人形なのです。


そうやって人類というのは全体との調和を維持してきたのです。

それが石油が見つかって、そのあまりの利便性に気付いてから色々な歯車が狂
って来たのですね。


確かにそのおかげで、長生きも出来るし、病気になってもそれなりに安心でき
るし(歯医者がいない頃に虫歯になったらキツイですよ~)、好きなところに
いつでも行けるし、とにかく便利に楽しく生きられるようになったわけです。



その利便性のウラには、常に石油があったわけです。
そして今盛んに論じられている環境問題というのは、そんな利便性とのトレー
ドオフなのですよ。

こういう生活にメスを入れずに、


  ● 地球に優しくしよう!


って、いくらほざいても意味がないのです。


地球に優しくする代わりに、あんたは歩いて通勤するんかい?
自分の家の庭で、自給自足をしかも農薬も化学肥料も使わずにやるつもりなの
かい?


よしんば、あんたがやるって言っても、それを他人に強要出来るんかい?


そういう議論から目を逸らして、環境問題を論じる輩というのは、


  ■ その議論の延長線上に、自己(自社)の利益があるから


なのですよ。


利便性を捨てたくないのなら、これからも人類は石油に依存せざるを得ない生
活を続けざるを得ないのです。

そういう大前提を共有した上で、どうすべきかを論じるべきなんですね。


新年早々議論を吹っかけるようになっちゃいましたが、テレビのお笑いを見る
時間があるのなら、10分くらいはこういうテーマについて思索を巡らしてみる
というのも、お正月の過ごし方としてはアリなんじゃないかと思います。




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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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