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メールマガジン 第1014号

◆ ◇ ◆ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ◆ ◇ ◆
    
◆ ◇ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第1014号 ◆ ◇
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を希
望者に配布しています。このメールマガジンの返信でリクエストして下さい。


過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

セミナー基本編が無事に終わりました!

イヤァ、今回も熱かった。今回は今までに話さなかった内容までついつい話し
てしまい、いつも以上に盛りだくさんの内容となりました。

セミナーの様子は感想は、明日この前フリでご紹介します。



☆ 管理とはプロセスを数字に落とし込む事

昨日は、管理職(マネージャ)という職種が曖昧に受け取られているという事
をお話ししました。

そして一般的に管理職に求められている、


  ▼ 人

  ▼ モノ

  ▼ お金


を管理するためには、


  ● 業務の流れ(プロセス)を管理する必要がある


という事をお伝えしたわけです。


今日はそれをもう少し具体的に見てみます。


そもそも管理職のゴールは成果を管理する事であり、その結果として


  ▼ 成果物の数を増やす

  ▼ 成果物の品質を高める

  ▼ 成果物のコストを抑える


という事を成し遂げたいと言っているわけです。

そのために、プロセスを理解する必要があるわけです。誰が何を、どうやって
いるから、結果として何が生み出されているという事を、管理対象者一人ひと
りについてやらないといけないわけですね。


そして、そんな成果はすべからく数字で把握されているのです。成果物の数な
ら、先月は○○個、先々月は○○個、だから今月は○○個作るぞ!という感じ
でゴールだけは数値化されているのですよ。


ところが、その成果を生み出すためのプロセスだけは、ほとんどの場合数値化
されていないのですね。


たとえば、ある製品(Xとします)を作るために、


  1) Aという材料に、手を加えてBにして

  2) Bと他部門で作成したCを合体させてDを作り

  3) そのDを箱詰めして完成


というプロセスがあった時(あまりにもシンプルでこんなに単純なケースは無
いと思いますが・・・)、


  ▼ Bの数を増やす

  ▼ Dの数を増やす

  ▼ Dを箱詰めする数を増やす


これが、全体としてのXの数を増やす事になるわけです。

そして、田中さんが1)の作業を、吉田さんが2)の作業を、鈴木さんが3)の作業
をやっているとしたら、マネージャであるあなたは、


  ▼ 田中さんがBの個数を増やすには何をしたら良いのか?

  ▼ 吉田さんがDの数を増やすには何をしたら良いのか?

  ▼ 鈴木さんが箱詰めの数を増やすには何をしたら良いのか?


と考えなきゃいけないわけです。そしてこのそれぞれの数こそが、彼ら一人ひ
とりのターゲットとして設定されなきゃならないんですね。


つまり、全体のXを管理するというあなたの目標は、小分けにして数値目標とし
て設定できるという事です。

プロセスの管理とは、作業というアナログのデータ(何をするという具体的な
手順)を、数字に置き換えるという事なのです。


これが機械が行うことなら、誰にでも簡単に出来るのですが、対象が人間にな
った途端、


  ▼ 田中さんは入社して間もないので、まだ上手く出来ないんです

  ▼ 吉田さんは毎日残業しているので頑張っていると思います

  ▼ 鈴木さんは派遣なので難しいことはやらせられないんです


なんてアナログな情緒論になってしまうのです。

その状態で、「Xの数が増えないんです~」って悲鳴を上げても改善なんてする
わけがないんですよ。


なんだか特殊な例を言っていると思う人がいるかも知れませんが、マネージャ
が、「出来ない」もしくは、「出来なかった」という時の理由を言う時には、
ほとんどがこういうレベルの議論をしているのですよ。

そのくせ、


  ■ じゃ、田中さんって、1時間に何個作るってターゲットを設定している
    んですか?


と聞くと、答えられないんですよ。こういう人が答えるのは、誰の目にも明ら
かな、Xの生産高だけなんですね。

そのくせ、田中さんの悩みを聞いてあげたり、モチベーションを高めようとし
た行為だけは声高に説明するんですよ。


そういうマネージャって、悩みを聞いてあげたり、モチベーションを高めるこ
とが、「人間の管理」だと勘違いしているんですね。


もう、バッカじゃ無かろうかって思うんですけど、マネージャと言われる人の
半分以上はその程度の人なんですよ。そんな事だけやっていても、田中さんが
Bの数を増やせるようにはならないんですよ。


ヒドイ場合には、そもそも田中さんが、1時間にBを何個作っているのかも理解
していない時があるんですね。こうなったら、目標設定どころの話じゃなくな
るんです。


マネジメントとは、管理対象の事象をどれだけ数字に落とし込めるのかが重要
で、すべての議論はそのあとやるべきなんです。




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こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
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佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html





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