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願望実現に補助線を引こう
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・・・━ 第2384号 ━ ・・・
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おはようございます、佐藤正遠（さとうしょ～おん）です。
このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から7年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。
その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。
私がどんな人間なのか？はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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ので活用して下さい。
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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。
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◆ 今日の前フリ ◆◇
アメリカ大統領選に出馬を予定しているトランプ氏の発言が波紋を呼んでいます。
発言の全文はここから読めます。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/12/09/donald-trump-islamofobia_n_8756206.html
ま、彼はエキセントリックな発言で話題になることが多いんですが、さすがにこれはアウ
トでしょ。自由の国、移民の国で、特定の人種を排除するような思考は度が過ぎると受け
取られるのが常識です。
こうなると彼は共和党の候補にすらなれないかも知れません。となると、これはヒラリー
クリントンを陰ながら応援するのと同じ効果になるとも言えそうです。そうなると民主党
政権が続くわけですが、戦後のアメリカでは共和党はおカネ持ちの支持者が、民主党はビ
ンボー人、マイノリティの支持者が多いのですが、すでに白人人口が半分以下になってい
るアメリカでは共和党はスゴく不利になりつつあるんですよね。
格差社会で一部のおカネ持ちはさらに富を増やしていますが、選挙になれば彼らも一票し
か投票出来ません。それに対して貧困層やマイノリティーは増え続けていて、彼らは大き
な政府（つまり手厚い保護をしてくれる政府）を希望していますから、共和党とは対極に
位置しているわけですから。
アメリカって壮大な実験国家ですから、おカネ持ちが国を動かしている間にどんなドラス
ティックな価値観変換を起こすか分かりませんが、非白人の下流層が増えてくれば、白人
支配層が不利になる、政策的に対立するという構図が加速するはずです。
でも日本と違って議会は大統領と反対側の党が過半数を占めて、ちゃんとバランスが取れ
てしまうというのがアメリカのスゴいところです。大統領が強大な権限を持っていると言
っても、議会との妥協はどうしても必要ですからねぇ。
このあたり、日本は野党がどうしようもない上に、かつての自民党の派閥みたいな政権内
野党が崩壊しちゃったので、官邸主導の政治になりやすいんですよね。オマケに小選挙区
制によって、その時の風で当選しちゃった未熟な議員が増えたので、政治家全体のレベル
も落ちていますし。
これなら中選挙区比例代表並立制の方が、民意は反映されやすかったと思いますけどね。
というか、政治家にも資格制を適用させて、一定レベルの知識、教養がない人は立候補出
来ないようにして欲しいんですけどね。
本日の4コママンガへのリンク
http://goo.gl/JGYs7O
☆ 機械化するのなら学ぶべき事はプログラムの概念
これからの時代を生き残るためのスキルとして、人間にしか出来ない領域の仕事に携わる
という話をしています。
IT化や人工知能、各種工業製品の進化を考えると、人間でなきゃ出来ない仕事ってドンド
ン減ってきているんです。そういう数少ない分野で、さらに高い報酬を目指すにはどこに
目を向ける必要があるのか？という思考をすべきなんです。
これね、報酬が激安でも良いのならいくらでもあるんです。例えばレストランや販売店の
接客業みたいなね。これはやっぱり人間がやった方がお客さんの満足度は上がりますから、
機械に取って代わられる可能性って低いんですよ。でも、これで高収入を得ようとするの
は大変だと思います。
ズバリ、どういう仕事が高収入且つ機械化が難しいのかというと、
● 仕組みを考えて、実装し、それを管理し成果を手に入れる
という仕事なんです。
機械やコンピュータというのはこの一連のプロセスの一部を、エラー無く、文句も言わず、
延々とやってくれるという存在なんですね。機械やコンピュータが、
■ 今度のキャンペーンはどうやったら見込み客を集められるかねぇ？
なんて課題の答えを提示してくれる事は無いんです。
そしてこういう成果が欲しい時に、是非とも身に付けた方が良いスキルというか思考が、
論理的思考力（ロジカルシンキング）なんです。
みなさんに怪しい系の能力が具わっていれば、怪しいワザを駆使して現実を非論理の世界
で作れるかも知れません。でもほとんどの人はそうじゃないんですよね。どうしても論理
を組み立てて、ひとつずつ階段を登っていくという設計図にせざるを得ないのです。その
時に、その論理にバグがある事に気付かなかったり、バグの見つけ方、直し方が分からな
かったり、そもそも論理的にプロセスを組み立てられなかったりしたら、この世界で成果
を挙げる事など出来ないんです。
特に外資系ではこの論理思考が出来ない人はマネジメント領域には行けませんから。
そしてそんな論理思考を身に付けるための捷径がプログラムの概念を学ぶ事なんです。
プログラムというのは所謂パソコンやスマフォで動いているソフトウェアとかアプリって
言われるヤツです。例えばWindowsやiPhoneのiOSもまた巨大なプログラムで、Gmailや車
のカーナビもまたプログラムですし、電子レンジや炊飯ジャーの中にもプログラムが組み
込まれていて、その命令通りに動いているんです。
これは100%論理の世界で、イチから最後まで全ての想定されるパターンを論理的に組み合
わせて作られているんです。
とはいっても、素人の我々がWindowsを作れるわけがありません。というか、そんな事は
全く要求していません。大事なことは、プログラムの概念を理解し、日常生活の中で論理
的に物事を考えられるようにする事なんです。そのためにプログラムとは何なのか？どう
いう仕組みで動いているのかを理解して、初歩的なプログラムをいくつか自分で書けるよ
うになると良いのです。
プログラムの基本は、「条件分岐」と、「繰り返し」です。どういう状況になったら（ど
ういう条件が整ったら）何をやるのか。その作業は何回もしくはどういう状態になるまで
繰り返すのか。この感覚を掴んで、実際に自分で書いてみて、バグを修正する。そして狙
った通りの動きになるように作り上げる。これを繰り返していると自然に論理的思考が出
来るようになるんです。だって論理的に考えないと動かないんですから。
そういう勉強をやるべきなんです。特に数学や科学といった理系の科目が苦手とか、文系
の学部出身の人とかは、意識してこの感覚を育てるべきだと思うんです。
この目的の為に最も適している学習って、エクセルのマクロを学ぶ事じゃないかと思って
います。エクセルってどのPCにも入っていますし、初心者にもハードルは低いですし、そ
のくせ身に付けちゃったら笑っちゃうような成果が手に入れられますし、教材はたくさん
売っていますしね。
もしやるのなら、何度かこのメールマガジンでご紹介している、小川先生の
「エクセルVBA基礎編講座ライト版」
http://goo.gl/45hNSl
をオススメしますよ。たぶん日本で一番丁寧に、厳しく教えてくれる先生だと思います。
こういうのを利用して、理屈の組み立て方を身に付けましょう。そしてそれを使って、業
務を論理的にプログラムするという次のステップに行くと良いと思うんですよね。
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ありがとうございました。
佐藤正遠（さとうしょ～おん）
株式会社メディウム・コエリ
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