どのレベルで与えるのか?

近場のセミナー情報

6月17日に札幌でマネーマネジメントと金運編セミナーを開催します。

6月3日は東京で、18日には札幌で「10年後に後悔しない生き方」セミナーを開催します。
6月4日は東京で「スペシャル編セミナーパート1」を開催します。(このセミナーには受
講資格があります)

お申し込み、お問い合わせは、 melma@bc.iij4u.or.jp までお願いします。

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           願望実現に補助線を引こう

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から9年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を、2015年には同部門で
二位を、そして2016年にはキャリアアップ部門で一位と3年連続で受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/

バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/

成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/download/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

さて久しぶりにブリブリと本を読むかと、気合いを入れて読んだのが、

毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災 1958-1962
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これで、HONZで大絶賛されていたので何か私の知らない新事実でも出たのかと楽しみに読
んだら、ほとんどが自分的に既知の話ばっかりでかなり凹みましたわ。歴史上にはヒドい
独裁者っているものですが、殺した人間の数で言えば毛沢東ってのはナンバーワンなんで
すよね。ヒトラーだって1000万人は殺していないってのに、こっちは少なくとも3000万で
すから。こういう人が死後40年経っているのに糾弾されるどころか、未だにお札の肖像画
になっているところが理解不能なんですよね。日中戦争だってこんなに死んでいませんぜ。

この前フリで何度も書いていますが、私的に、

  ● この書き手はメチャメチャ面白いじゃないか!

という人が見つかった年は良い年なんですね。そういう人が見つかったら、一気に大人買
いをして、著書を端から端まで読んだるでぇ~となるわけですが、ここのところそういう
書き手に遭遇していなかったんですよ。ところがひっさしぶりに見つけました。

最初にこの本を知ったのは、ツイッターでフォローしている作家の高野秀行さんのツイー
トでした。

どちらとも言えません
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記憶の良い方は、4年前に最初にやったジョイントセミナーのゲストがこの人だったと思
い出したかと思います。その本好きの彼が大絶賛していたので読んでみたんですが、エッ
セーでここまで爆笑したのは久しぶりでした。文章から出て来るスピード感と畳みかける
オチの緻密さにやられました。こりゃ他のも読まないとな、ということで手にしたのが、

ガール
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これは短編集なんですけど、そろそろ60歳になろうかという独身のオッサンが書ける描写
じゃないでしょ、とひたすら呻り続けた一冊です。この人は読み手を知らぬ間に物語の深
みに引きずり込むんですよ。あ、マズいと思った時には深みにハマっていて、読み終わる
まで解放してくれない状態になるんですね。

そして登場人物たちの心理描写が巧みで、つい感情移入しちゃうんです。っていうか、あ
れ?いつからこの人の味方をしながら読んでいたんだっけ?ってふと気付くんですわ。

娯楽としての小節ではピカイチの輝きを放っていると思います。他の積ん読本は後回しに
して、一気読みをしようと企んでおります。同時に在庫切れが怖いので、一気に16冊補充
しました。

本日の4コママンガへのリンク

http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2017/05/2726_0517.jpg

☆ お客さんは捕まえるモノではないんだよね

ビジネスってどうやっても自分とお客さんとの関係を断ち切ることは出来ません。
そんなお客さんをどう扱うか、どう認識するかで未来が変わって来るのです。

私が嫌いなのは、お客さんを

  ▼ 捕まえる

  ▼ 引っかける

  ▼ 掻き集める

  ▼ 持ってくる

みたいな表現で扱い、認識する人たちです。

この感覚ってお客さんを売り上げを作る道具か何かだと勘違いしているわけですよ。
営業の人にいませんか?こういう言い方をする人って。
こういう比喩を使っていると、感覚がそうなって来ますから要注意ですよ。

かくいう私も、末端サラリーマン時代はお客さんの事を「客」って言ってましたからねぇ。
あそこの客、今日の客、さっきの客って感じで言ってて当時の上司に叱られたことを覚え
ています。

この次元で考えているうちは、相手つまりお客さんを誘導、コントロール出来ると考えて
いるんですよね。そしてそれをマーケティング施策だと考えてしまうわけです。

それでも施策が正しければ、それなりに効果が出ちゃうから始末が悪いんですよね。

こういう人は策に溺れるようになるので要注意です。

最近私がどう考えているのかというと、

  
  ● ビジネスとはお客さんの時間を奪う行為だ

と考えています。

このメールマガジンだって、読むための時間が必要なわけで、それは即ちみなさんの時間
を奪っている、頂戴しているということなんですよ。

セミナーなんてもっとヒドくて、8時間以上も拘束されて、私のマシンガントークを聞か
なきゃならないわけですよ。しかもこれがタダじゃないわけですから。場合によっては午
前中は休憩無しとか、どんな拷問だよと思うわけですよ。

そう考えたら、見えて来る風景が変わって来ませんか?

これだけの時間を奪って、おカネまで頂いたら、そりゃ手ぶらで帰すわけには行かないで
しょ。

何が何でも、来て良かったと思ってもらわなきゃヤバいって思うじゃないですか。

ビジネスの原点ってそんな想いからスタートするものじゃないんですかね。

これからはますます「ビジネス=時間の奪い合い」という感覚が尖鋭化すると思うんです
よ。私がテレビを見なくなったのも、テレビがつまらなくなったからという理由だけじゃ
ないんです。映画も同じなんですけど、とにかく時間が食われちゃうんですよね。テレビ
や映画を見ると2時間くらいあっと言う間に消えちゃうわけです。

その間、他に何も出来ないわけですよ。この時間のロスが耐え難いというのがテレビを見
なくなった最大の理由なんです。

そして、お客さんを、

  ▼ 捕まえる

  ▼ 引っかける

  ▼ 掻き集める

  ▼ 持ってくる

と考える人たちというのは、このあたりに無頓着なんですよね。

お客さんとは、自分たちに都合の良いように誘導し、動かすものだという概念が固定化さ
れていますから、価格に見合ったものを提供したら問題ないでしょと考えてしまうんです
ね。

それは最低限のお話で、そこから先で何を付け加えれば、また時間を作って、割いてくれ
るのかを考えなきゃいけないはずなんですよね。

そしてそれは、予想を超える成果だったり、感動だったりすると思うんですけどね。

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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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