近場のセミナー情報
12/2に東京で読書会を開催します。
こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち
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を読まれた方は是非どうぞ。
また基本編セミナーを、12/3に東京で開催します。残席あとわずかです。
どちらの会もどなたでもお申し込みになれます。
お申し込み、お問い合わせは、 melma@bc.iij4u.or.jp までお願いします。
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願望実現に補助線を引こう
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・・・━ 第2604号 ━ ・・・
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おはようございます、佐藤正遠（さとうしょ～おん）です。
このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から8年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。
その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。
私がどんな人間なのか？はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
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バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。
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成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ！という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。
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本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。
ツイッターは2つのアカウントがあります。
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こちらは私の日常をツイートしています。
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◆ 今日の前フリ ◆◇
昨日はまさかの予想外が現実になっちゃいました。日本時間のお昼前から開票状況を見て
いたんですが、お昼にはトランプ氏が逆転し、マヂかよと思っているウチに激戦州をドン
ドン勝ち抜いて、2時くらいにはほとんど勝利が確定という予想外の展開。これはアメリ
カのメディアも同じだったようで、CNNでは「子供にこの現実をどう伝えたら良いん
だ？」って嘆くキャスターが出て来たり、開票率98%になっているのにまだトランプ勝利
を伝えず時間稼ぎをしたりと、国中が混乱に陥ったかのようでした。
それは日本でも同じで、日銀は円が急騰したの見て緊急会議を始め、政府も慌てて新政権
と連携を取るなんてコメントを出す始末。日本もアメリカも為政者側にいる人たちはトラ
ンプ氏が勝つという想像が全く出来ていなかったんでしょうね。
ちなみに家人はひと月程前にトランプが勝つって言ってたんですけど、そんな戯れ言を信
じることが出来なかったのは私です。本人もホロスコープを見るとトランプの勝ちって言
わざるを得ないんだけど、いくらなんでもそんなこと人には言えないよねぇ・・・ってこ
とでツイートもせず、メールマガジンにも書かず、結局後出しジャンケンみたいなことに
なっちゃったんですね。
恥をかくつもりで書いておいたら取材がドッと来たかも知れないんですが、ま、後の祭り
ですわな。私はその話をリアルに聞いていたので、ホロスコープの神秘性にクラクラグラ
グラ来たわけですけどね。ちなみに彼女の通っていた占星術講座で、今回の大統領選をみ
んなで占ったらしいんですけど、トランプの勝ちと言ったのは家人だけでこのあたりただ
者じゃありません。
さてトランプ氏が大統領になることで、日本にどういう影響があるのか。ここしばらくは
このニュース解説がそこら中に出回るはずなので、まずは自分ではどう考えるのか？と思
考してからそういう情報に触れてみましょう。触れているウチに自分の考えが変わっても
構わないんです。右に振れたり、左に振れたりしてみてそれでも何らかの着地点を求める
のです。そのプロセス全部が世間を読むという訓練になりますから。
この着地点つまり予想は1年後、2年後に答えが出て来るわけで、それはそれで非常に良い
勉強になるんですよね。
どちらにしろここしばらくは円相場、株式相場ともに乱高下しそうですし、揉めている
TPPもどうせアメリカがやらないって言ってるんだからどうでも良いんじゃないの？って
話になるのかも知れませんね。
ちなみに、今年もまたまぐまぐ！大賞の選考がスタートしました。
http://www.mag2.com/m/0000258149.html
の右上にある「このメルマガをまぐまぐ大賞2016に推薦する」をポチッとして頂くと投票
されるみたいなんですが、景品を出すわけでも、ゴハンを奢ってあげるわけでもないので、
● このメールマガジンはホントに役に立ってるよなぁ～
と実感出来る人以外はクリックしないで結構です。
ま、でも今年獲ると3年連続の受賞という、なかなか他じゃ見かけない結果になるので欲
しいとは思うんですけどね。
本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2016/11/2604_1110.jpg
☆ 覚えるだけが勉強じゃない
説明を一度聞いただけで、手順を完璧に理解し、それを実行出来る、これだけでエコヒイ
キされちゃうという経験を私は何度もしました。同様に、立場が逆転してからも、そうい
う目線で人を選別していましたから。やっぱり仕事が出来る人ってこの「覚える」が上手
なんです。
でもこれだけで終わっていると単純繰り返し作業しか出来ない人になっちゃいます。ここ
から先は、
▼ どうやったら数を増やせるのか
▼ どうやったら質を向上させられるのか
というレイヤーでの「勉強」が必要になりますから。ここは記憶するというタイプの勉強
ではなくて、「考える」というタイプの勉強なんですね。ここは学生時代の思考習慣が色
濃く影響を残すところです。丸暗記は得意なんだけど、「考える」ことが苦手な人という
のは、外に思考を広げるという習慣があまりなかった人に多いんです。
例えば、「いま何時？」は内側に入る思考なんです。それに対して「何時までに終わらさ
なきゃならない」は外に広げる思考なんです。
「なるほど、こうやれば良いのか」、と理解するのは内側に入り、「どうして動かないん
だろう？」と理由を考えるのは外側に広がる思考なんです。
両者の違いは、思考が自分の内側に向かっているのか（その結果、内部から外を見ること
になる）、自分から外に出て行こうとしているのか（その結果、外側から物事を見ること
になる）にあるんです。そして考えることが苦手な社会人は、後者の思考習慣を持ってい
ないんです。
暗記というのは自分の内側に向かって行く思考なんですね。それと「考える」という外に
押し出す思考は別物なんです。そして5W1Hの what where when why who how という単語
は、これらを使ったら思考の軸が自分だけの主観から、世界の中の自分という客観に昇華
するのです。学生時代にこれを繰り返した人は、解決策を考えるのような仕事が得意にな
ります。反対に暗記を軸に、覚えることで課題をクリアしてきた人は、このステージに入
ると伸びが止まるんです。
そして「考える」ためには、触媒となる要素やヒントを掻き集めるという別な作業も必要
になります。当然そこでは集まった要素を「理解する」ということも必要になりますし、
どうやって効率的に必要な材料を集めるかという別の how も考えなきゃなりません。つ
まりこのレベルになると、脳みそに蓄えられた知識量だけ勝負の決着が着くような単純な
ステージじゃなくなるんですね。
私が諸々の大卒、院卒の人たちを差し置いて出世出来たのは、このレベルの勉強が大好き
だったからなんです。
社会には、この「考える」という仕事を、
■ 今まで脳内、身体に蓄えた情報、記憶だけでどうにかしようとしている
人がたくさんいるんですよ。
それじゃダメなんだって。これは勉強なんだから。考える前に、
● 考えるために必要な、有益な情報や体験ってどれだけあるんだろう？
というステージをクリアしなきゃダメですよ。課題を与えられていきなり答えを見つけよ
うとウンウン呻っても、ロクなものは出て来ません。
例えば、「製造コストを半分にしろ」という命題が与えられて、その場でウンウン考えた
ってアイデアが出るわけないんです。アイデアが出ないということは、問題解決に必要な
要素が揃っていないということなんですから、まずはそこを「勉強」しなきゃならないん
です。
単純繰り返し作業の次のステージではこの「考える」という仕事が来るわけですが、ここ
で成果を出せない人は、考えて答えを出すためのプロセスを理解していないんです。その
プロセスって優秀な会社では先輩社員が教えてくれるものですが、並みの会社だと自分で
見つけなきゃならないんです。下手したら自社にはそのプロセスを理解している人が一人
もいなかったりしますから。
ですから、この「考える」という仕事は非常にバラツキが大きくて、成果に大きな違いが
出がちなんです。
次回はここを解説しましょう。
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ありがとうございました。
佐藤正遠（さとうしょ～おん）
株式会社メディウム・コエリ
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