全員を戦力にするという戦い方。

近場のセミナー情報

11月4日は名古屋で読書会を開催します。1500円で自分が読むよりも深い理解と気付きを
得られる読書会は、どなたでも受講出来ます。

さらに基本編セミナーを、11/5に名古屋で、12/3に東京で開催します。

このセミナーはどなたでもお申し込みになれます。

11/6は名古屋、そして12/4は東京で、「引き寄せの法則と開運術セミナー」を開催します。

これは受講資格がありますので希望者はお問い合わせ下さい。

お申し込み、お問い合わせは、 melma@bc.iij4u.or.jp までお願いします。

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           願望実現に補助線を引こう

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から8年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/

バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/

成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

https://twitter.com/SatoShowon
こちらは私の日常をツイートしています。

https://twitter.com/salary_1000man
こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

まずは来月の課題図書をご紹介しましょう。

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
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日本人はとかく合理的という概念が弱くて、どうしても最後は感情に引っ張られてしまう
ということが多いんですが、そういう世界の中で合理性を追求したらどうなるのか?とい
う事例のひとつが本書でしょう。

副題に、「成功を引き寄せるマーケティング入門」と書かれているんですが、本書では
マーケティングの詳細、技術論、新しいフレームワークはほとんど書かれていません。む
しろマーケティングという単語を使いながら、マーケティングの詳細に入りこまず概念を
丸ごと受け止められる構成になっています。

ですから、数式はひとつも出て来ませんし、小難しい理論もありません。ただただ、マー
ケティング的思考とはこういうことなんだよ、それはつまり合理的思考とはこういうこと
なんだよということの説明に終始しています。

話をそこに絞ったからこそ、そこがぶれることなく読み手に伝わるんです。おまけに本書
の後半では、マーケティングと言いつつも、生き方とか自分の強み、というような自己啓
発書に書かれるテーマが語られていて、私の中でモヤモヤしていた思考が言葉になった、
そんな印象を受けました。

これならマーケティングの専門家でなくても充分に楽しめて、勉強になって、明日から人
生に活用出来る、そんな本になっているのでオススメです。

話は変わって、週末我が家は稲刈りでした。さすがに4回目ということで手順も準備も完
璧で、ランチ前に全ての作業が完了しました。これは天候のアシストがあったからでもあ
るんです。都会の人は勘違いすることが多いんですが、野良仕事日よりって晴天の日じゃ
ないんですよ。一番良いのは曇りの日なんです。だって晴れていたら暑いじゃないですか。
冬は暑い(温かい)方が良いって?冬の快晴って朝と夜はメチャメチャ寒いんです。むし
ろどんよりと曇った日の方が朝は暖かいんですよ。

だから曇りの日が一番なんですが、土曜日はまさに朝からどんよりと曇ってくれました。
おまけに作業中にポツポツと雨が降ったり止んだり。これまた最高なんですよね。仕事中
に雨が降り出してきたら、いつもよりペースを上げて早く終わらせようとみんなが無意識
で思うじゃないですか。その結果、いつもより効率が上がるんです。今回はお昼前にパラ
パラ降ってきたなぁ、このまま休憩しちゃうと本降りになっちゃうかもなぁ。という感じ
だったので、ランチを遅らせて一気に全部やることにしたんです。

早く終わらせてランチも食べたいし、雨が降り出したからとっとと片付けたいしで、全員
のペースが上がり、めでたくランチ休憩前に片付けまあで終わってしまいました。そうな
ったら昼ビールも大っぴらに飲めるわけで、クッハーな午後になりました。

とはいえ、翌日はふくらはぎがパツパツで、下り階段が微妙に辛いのも例年通りです。

これからひと月天日で干して、次の作業は脱穀です。ご近所の農家さんもほとんどみなさ
ん稲刈りが終わって、辺り一面冬景色に突入しました。こうなると年末まではあっという
間なんですよね。

本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2016/10/2592_1024.jpg

☆ 個人の能力はそれほど高くないのに

前回は、一人もしくは特定の人の能力、スキルに依存する組織にしちゃダメですよ、とい
う話をしました。個人の頑張りに依存しちゃうと、さまざまな弊害が発生するんですが、
前回ご説明しなかったもう一つのデメリットは、

  ■ 上手く行かないのはすべて、誰かが頑張っていないからだ

という思考になっちゃうというところです。これって要するに犯人捜しをしているだけな
んですね。A級戦犯はどこにいる?って叫ぶことほど無意味なものはありませんから。ま
た、そういうマネジメントをやる人って、個別のスキルが高い人、なんらかのワザをア
ピール出来る人をエコヒイキするんですね。

こういう人が幹部クラスにいると、その組織は遠からず詰みます。

これと真逆なのが欧米人なんですね。

彼らは個人主義のくせに、戦いとなるととにかく組織、マスで対応するということを考え
るんです。でも不思議なのは、一人ひとりの個人の能力という意味では、平均値は日本人
よりもかなり劣るんですよ。海外旅行に行ってスーパーなどで買い物をすると、お釣りの
計算がスッと出来ない店員がたくさんいるわけですよ。60ドルと7セントってレジの表示
を見て、100ドル札と7セントを出すと、

  ■ 7セントは要らないから、っていうかなんで7セント出すの?

って顔をする店員がたくさんいますから。結局、39ドルと93セントのお釣りを出して来て、
それに先ほどの7セントを衝きだして「オラオラ、札に変えろよ」って言うと、予言者を
見るような表情で、You are so smart!とか言われちゃうんですから。

そんな感じで人材としての平均値は決して高くない国なのに、そこで優秀な人だけ選抜し
て戦うのではなく、一握りの優秀な人を育成するのでもなく、全員で戦うという戦法を採
るところが、彼らの非常に優れているところなんです。

これがどこから来たのかというと、これは間違いなく植民地経営、奴隷経営からだと思い
ますよ。

欧米人はかつて、黒人、黄色人種を支配していたわけですね。それを現地でやれば植民地、
自分たちの国に連れて来れば奴隷となるわけです。そして彼ら白人は、不思議なことに
(実は不思議でもなんでもないんですけど)、黒人やアジア人を教育することで楽をしよ
うとは考えなかったんです。

私は約30年程前にマクドナルドでバイトをしたんですが、そこで教わったのは、

  ● 教育(トレーニング)は自分が楽になるためにやるのだ

という発想でした。出来ない人に教えるのって面倒ですし、自分がチャチャッとやっちゃ
った方が速いんですよ。でもそうするといつまで経っても自分がやらなきゃならないわけ
ですね。それがイヤだから面倒でも教えた方が将来的にはトクをするという話なんですけ
ど、これと同じことを白人は植民地でも、アメリカ南部の奴隷たちにもやらなかったんで
す。そういうのを愚民化って言うんですけど、とにかくバカなまま、無知なままにしてお
いたんですね。

なぜそうしたのかというと、彼らが賢くなってしまったら、もしかして自分たちが負けち
ゃうかも知れない、立場がひっくり返っちゃうかも知れないって恐れたわけです。だった
らおバカなままで、出来ることは単純繰り返し作業だけだけど、そういう人を上手に使っ
て成果を挙げる方法を考えた方が、彼らのこころの平安は保たれるわけですよ。

その結果、アメリカの奴隷たちは綿花やジャガイモを収穫する、アジアの黄色人は、ゴム
の樹にキズを付けて樹液を採るとか、コーヒー豆やお茶の葉を採るとか、サトウキビを育
てるみたいな、今日覚えたことが5年後もそのままの形で使えるような仕事しか出来ない
ようになっちゃったんです。

では、そんな白人経営者が次に考えることはなんでしょうか?
さらに次回に繋げます。

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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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