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メールマガジン 第985号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第985号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

趣味として、幕末から明治初期の歴史物を読むのが好きなんですが、今週読み
終わった本で、印象的だったのが、


武士の娘
http://www.amazon.co.jp/dp/4480027823/ref=nosim/?tag=jiateng4-22



です。

著者の、杉本鉞子(すぎもとえつこ)さんは、明治6年生まれ。しかも長岡藩の
家老の家柄って事で、当時の上級武士がどういう教育、躾を子供たちに施して
いたのかがよく分かるのです。

しかも、時代は江戸から明治への転換期。この時代の人たちが明治維新をどう
受け止めていたのかも分かってしまうんですね。


そしてなんと言っても文章が素晴らしい!


当時の日本人の教養の高さが垣間見えるわけですね。

初版から85年が経っているのですが、まったく色あせないところが素晴らしい
です。


☆ 全ての人は、マイワールドを持っているのだ

昨日は、


  ■ あいつの言っている事は間違っている!


と思う感情が、会話や議論に於ける衝突を生み出し、それを解消させるには、



  ●● 全ての議論は自分にとって必ず正しい


という事を理解する必要があるという事までお伝えしました。


でもね、私はこれを、宗教家のように、


  ■ あなたのこころを上書きして、そのように思いなさい!


と言っているわけじゃ無いんですよ。

つまり、本心ではそんな風に思えないのに、修行を繰り返す事でそう思えるよ
うになるなんて言っているわけじゃないんですね。


というか、そんな面倒な事をする必要など無いのですよ。これは極めて論理的
に結論が導かれるのですから。

そのロジックさえ理解出来れば、今日からこの思考を使えるようになるんです
ね。


まず知っておかないといけないのは、人間が何かの意見を言う時には、彼の中
で何らかの論理付けが行われるという事です。


いきなり突然、


  ■ 神の啓示じゃ~、○○をした方が良いぞ~!


なんて事を言い出すビジネスパーソンはいないのです。

「○○をした方が良いぞ!」という裏側には、彼なりのロジックが存在する(
これを論理付けと呼んでいます)はずなのです。


これは分かりますよね?


で、普通の人は、その、「○○をした方が良いぞ!」という結論に対して、正
しいもしくは正しく無いという議論をするわけです。


この土俵で議論をしているウチは、永遠に


  ■ あいつの言っている事は間違っている!


という口論のループから抜け出す事は出来ません。


この人の出してきた結論に焦点を当てるのではなく、このような結論を出して
きた背景に焦点を当てなきゃダメなんですよ。


そこには何かの事情や、思惑、背景、論理が必ず存在するのです。


例えば、


  ■ あの会社は潰れそうだから、取引を中止した方が良い


という意見(これが彼の結論)に対して、


  ■ そんな事は無い、あの会社は健全だ!


なんて言ってもダメなんですよ。言えば言うほどケンカになるだけです。

もうちょっと上級になると、


  ■ 財務状況を見ても、かの会社が経営危機にある客観的証拠は無いから
    大丈夫だ!


なんて説明をするんですが、それもまた必ずしも有効だとは言えないんです。


普通の会話は、このような客観的な証拠をどれだけ並べられるか、それぞれの
証拠がどれだけ真実だと思われるかという観点で、どちらの意見が正しいかを
判断するのですが、これでも相手が


  ■ それでもやっぱりあの会社は潰れるはずだ!


と思う気持ちを変えさせる事は出来ないかも知れないんです。

そしてこのように、彼が自分の考えを変えない時にこそ、意見の衝突が起こり、
こちらのストレスが溜まるのですね。
これはみなさん経験があると思います。


つまり、客観的証拠をいくら並べても、明白なロジックをいくら並べても、必
ずしも相手が折れるとは限らないという事です。


これがいつものパターンですよね。

ところが、


  ■ あの会社は潰れそうだから、取引を中止した方が良い


という意見に対して、客観的証拠を突きつけるのではなく、


  ● このオッサンなんでこんな事を言うのかなぁ~?


と、相手の意見の背後にある、理由に焦点を当てるべきなんです。


そこに意識を向けると、相手がなぜこのような事を言っているのかのロジック
が見えますよね。


そうすると、あ~ら不思議。


  ● 彼は彼なりの狭い世界で、自己完結的なロジックを持っている


事に気付くのです。


たとえその世界が、狭く、浅く、未熟であっても、そんな彼の世界では、


  ● 俺の意見こそが最も正しいのだ!


と思うに足るロジックが存在するのですよ。


そう思ったら、なんだか笑えません?


  ■ このオッサンアホな事を言いやがって、むかつくなぁ~


と思うより先に、



  ● プププ、このオッサン視野が狭いな~♪


って思えるはずです。

そして議論というのは、多くの場合、微笑みをたたえて相手を受け止める方に
傾くのですよ。


もう少しこのテーマ続けます。





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こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
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佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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