老後不安な人はコミュニティーを作ろう。

近場のセミナー情報

5月21日に名古屋で「バージョンアップセミナー」を開催します。

5月3日に大阪で「速読編セミナー」を開催します。
5月5日に大阪で「基本編セミナー」を開催します。

4月24日に東京で、「思考は現実化するセミナー」を開催します。
5月22日に名古屋で「九星気学セミナー」を開催します。

バージョンアップ編は基本編の受講が必要となります。「思考は現実化するセミナー」と、
「九星気学セミナー」はバージョンアップ編の受講が必要となります。
その他は受講資格はありません。

お申し込み、お問い合わせは、 melma@bc.iij4u.or.jp までお願いします。

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おはようございます、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

このメールマガジンは、当初成長を目指す若手サラリーマンのために書き始めたのですが、
連載開始から8年、今では自営業者、女性、リタイアされた方々からも幅広い支持を頂く
ようになりました。

その結果、2014年まぐまぐ大賞のビジネス・キャリア部門で大賞を受賞しました。

私がどんな人間なのか?はウェブサイトのプロフィールを読んで下さい。
http://showon-sato.com/index.php/about1/

バックナンバーは、以下リンクから検索出来ます。データベースの更新は不定期に行って
いるので、最新号が反映されない事があります。またここではキーワード検索が出来ます
ので活用して下さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/

成長したい、自己実現をしたいと本気で考える人のために作った、死ぬまでにこれだけは
読んでおけ!という「良書リスト」は以下リンクからダウンロード出来ます。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

本も読まずに願望実現が出来るほど、人生は甘いもんじゃありません。読書の習慣を身に
付けられない人は、願望実現とは縁が遠いので、すぐに解除してもらった方が良いかも知
れません。

ツイッターは2つのアカウントがあります。

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こちらは私の日常をツイートしています。

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こちらはメールマガジンの過去ログを要約したモノを定時配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

24日に東京で開催される『思考は現実化するセミナー』は今週末で締め切ります。

で、今日はちょっとした著名人に会うために東京に向かいます。著名人っていっても読者
さんで個体識別が出来る人って10人もいないんじゃないですかね。過去のニュースを引っ
張り出して、「ほらこの人だよ」と言ってあげれば80%の人は思い出すと思うんですけど
ね。

その方がどなたなのかはフェイスブックの塾生ページで公開しようかと思っています。

こういう人に会うとなると、聞きたいこと、質問したいことがいくつも出て来るので、あ
らかじめ整理をしておかなきゃならないですね。

さて、最近は月に2回本をご紹介するというのがパターン化しておりまして、1回は課題図
書、もう1回はその月に読んで印象に残った本、という感じになっています。

今回は後者の方でご紹介したいのがこれです。

思考のスイッチ ~人生を切り替える11の公式~
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アイデアって数学の公式を操って答えを見つけるようなやり方で、ドンドン湧いてくるの
です。そのための公式は全部11個。これを覚えて使えるようになれば、アイデア出しで困
ることはなくなるというのが著者の主張です。で、ホンマかいなと思ってページをめくっ
てみると、これがビックリ仰天の簡単ワザ、なのに本当にスラスラと苦も無くアイデアが
出て来るんです。

こんな簡単なやり方なのに・・・っていうか、これに気付けなかったオレってバカじゃん、
って言いたくなるくらい、言われてみれば当たり前的理論なんです。確かにいくつかは無
意識に使っていたけど、ここまで整理されちゃうと脱帽ですね。

こういう本を読むと自分が如何にものを知らないのか、脳みそが硬くなっているのかと痛
切に感じるわけで、それが本を読む事で少しでも緩和されるのであれば本の値段なんてタ
ダみたいなものだと思うわけです。

本日の4コママンガへのリンク
http://showon-sato.com/blog/wp-content/uploads/2016/04/2465_0415.jpg

☆ 家族とコミュニティー パート3

家族について思うところを書いているわけですが、ここまでは歴史を繙いただけで、なん
の解決策も提示していません。でも私はド真ん中の当事者で、このままあと30年とかが経
つと身寄りのいない寂しいジジイになっちゃうわけですよ。

唯一すがっているのが、オトコよりもオンナの方が長生きだという統計結果で、この統計
通りならば家人が先に死ぬことはないだろうという一点なのです。でも掛け金をここだけ
に張るのはバカですから、もうちょっと選択肢を増やして、分散投資をしなきゃならない
んです。

で、考えてみたわけです。晩婚で子供がいない人たち、今さら大家族を目指すのは難しい
人たちはどうすれば老後を乗り切れるのかを。それがこのシリーズのタイトルになってい
るコミュニティーだと思うんです。

どういうことかというと、家族という血族の枠を超えて、価値観が合うもの同士がひとつ
のコミュニティーを作って、そこで相互に支え合うというシステムを作るべきなんじゃな
いかということです。年代の幅が20~30くらいのレンジに収まる老年期の男女が、少なく
とも徒歩で往き来出来る範囲内に固まって生活をする。中には、ちょっと大きめの家で、
同居もしてみる。

生活に関する労働(家事や野良仕事、病院への送迎など)はお互いが出来る事を提供する
ことで、一人あたりの負荷を分散させる。そうすることで、生活に関するコストも抑えら
れ、今後起こるであろう年金破綻にも対応出来ると思うんです。そうしたら、光熱費、食
費、交通費、通信費を頭割りするだけですから、生活出来る住居さえあれば、一人5万円/
月くらいでやっていけると思うんですよね。これを田舎暮らしでやって、米や野菜を自給
出来たらもっと安く出来ますよね。

で、長老の者が死んだら、代わりにちょっと若い世代の人を入れてあげる。常に、下が
60から65歳の人になるように調整していけば、コミュニティーに加入したばかりの頃は、
身体を使ってコミュニティーに貢献する、75歳を超えたら支えてもらう方にスイッチする、
という循環機構が構築出来るんですよね。

この話にバグがあるとすると、そのコミュニティーでまとまった意思統一が出来るのかと
いう点でしょう。これはひとえに、最初にコミュニティーを作る際の価値観のすり合わせ
だと思うんですよね。最初の主催者が、価値観を明確にして、その価値観に合う人だけを
厳選してスタートする。そして実際の生活の中ですり合わせをして段々と明確なルールを
作っていく(それは最初の価値観が合っているから成し遂げられる)。

そのコミュニティーに入りたいという人は、最初にお互いの受け入れテストを一定期間や
り、ここで双方がしっくり来るかを確認する。

問題は、そうは言っても途中でもうムリ、となった時にどう対処するかなんですよね。死
ぬということ以外の出口政策をどうやって作るのかがこの話の課題になると思います。で
もこれ、見ず知らずの間柄じゃなくて、何年も付き合ってきた友人同士なら結構あっさり
出来ると思うんですよ。

それがイヤだ、というのなら一人で何もかもやらなきゃならないんです。誰の世話もしな
い代わりに、誰からも世話をされないという老後を過ごさなきゃならないんです。経済的
に余裕があって介護付き老人ホームに入所出来る人ならそれでも良いでしょう。そのため
には老後最低でも5000万円、余裕を見たら1億円くらいのキャッシュがないとダメだと思
います。

そんなのムリ~というシングルもしくは子供がいない世帯のみなさん、ムリーって言って
も、おカネが無いって叫んでいても、老後という時代は毎日着々と我々のところに近づい
て来ているんですよ。私も含めて全員が当事者なんですから。

ですから身体と頭が動くうちに、目を背けずにチャンと考えた方が良いと思うんですよ。

前に、思考軸を長くとるという話を書いたんですが、人間にとって最も長い思考軸は老後
と死です。これを今から考えて準備出来る範囲で何かをしておくと良いと思うんですよ。
(その何かが「覚悟」であっても有益だと思います)

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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。

佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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