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メールマガジン 第953号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第953号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

私も人並みに、普通の上司ですから、仕事で悩む事だってあるのです。

ちょうどいま、なかなか頑固で、こちらの意図が伝わらない部下とトラブって
いるんですよ。

確かに話を聞けば、相手の対応も酷くて、これ以上お付き合いするのはウンザ
リするってのは理解出来ます。

だからと言って、


  ■ もうこの仕事は私はやりません!そちらで引き取って下さい!


は無いでしょうが・・・

この会社で給料をもらっていて、私の部下でいる以上、仕事なのだから、「や
る、やらない」の選択肢なんて社員には無いんですよ。


やらせるかどうかの選択肢は、私が持っているんですね。
しかるプロセスを経て、この人にやってもらうと決まった以上、


  ● どう工夫して成果を出すか?


に注力してもらいたいところなんですが、何度言っても伝わらないのですね。



仕事を楽しくする上で、とても重要なポイントは、


  ● 如何にネガティブな感情を排除するか


なんですね。

ところがこの人は全く反対で、常に自分の感情に行動が依存されてしまうので
す。

そんな事しても、現状は何も変わらないのにね。

人間だから、むかつく事はあるでしょう。それは仕方が無い。

問題は、むかついた後、それをどう対処するかなのです。
これが出来るのが大人なのです。

むかついたまんま、ボールをよそに投げて知らんぷりってのは、ビジネスパー
ソンではあり得ないのですよ。


はぁ~、疲れるなぁ。


ま、私だって毎日がハッピーに仕事しているわけじゃないって事です。




☆ 感謝の出来ないヤツは去ね

ちなみに、このタイトル読めますか?

「去ね」がキーポイントですね。これで、「いね」と読むんですね。

ちなみに、犬という動物の名前の語源もこれです。
犬ってのは、「あっちに行け」と言ってもエサをくれる人の後ろを、チョロチョ
ロと付いてくるんですね。

「あっちに行け」、つまり、「あっちに去ね」と言っても去らない、つまり去
(い)ぬところから、イヌという名前になったみたいです。


んじゃ猫はどうなんだよ?って?

これはもっと簡単。昼間はいつでもゴロゴロと寝ているから、寝る子であり、
これが縮まってネコになったらしいです。


なんてどうでも良い話は措いておくとして。


今年の新卒採用の話をちょっと書こうかと思っています。

もちろん個人や団体を特定出来る表現は出来ないんですが、まぁあるところに
学生さんがいたと思って下さい。

で、この学生さんが何の気まぐれか、我が社の採用試験に応募してきたのです。



他の学生と同じく適性試験をやって、人事部の面談をやって、それらに合格し
た結果、私が面談をする事になったのです。


ここまでは良くある話です。


会って見るとなかなか優秀な学生さんでした。

こちらの質問の意図をしっかり理解して、ある学生にしては論理的な返事が出
来て、いじわるな質問にも相手を不快にさせず、それでいて自分の軸をぶらさ
ず受け流す事が出来る点は、学生にしては出来すぎってくらいで、地頭の良さ
が滲み出ていました。


志望動機にも問題が無く、将来はコンサルにしたら伸びそうだなぁなんて思い
つつ話を聞いていたのですよ。


この時点で私的には、ほとんど合格だなと思っていたのです。


ところが、最後の質問でこれが一気にNGになったのですよ。

百年の恋も冷めるって表現がありますが、頭から冷水を浴びせられたような思
いをしたんですね。

今までが満点でも、このひとつだけで、塩を撒いて帰りやがれって言いたくな
るような返事をしちゃったのですね。



はい、ここで問題。


この学生君は何がいけなかったのでしょうか?



ちなみに、私の会社は外資ですから、留学経験がある人が多いんですね。この
人も4年間アメリカで勉強してた人なんです。



これだけで答えが見えたあなた!人間力のレベルが高すぎです!(笑)


ほとんど合格だなぁと思いつつ、ふと私が聞いたのは、


  ■ 4年間もアメリカにいたんですね。ずいぶんお金がかかったでしょ?


という質問です。

これに対する彼の回答が、私を激怒させたのですよ。

そんな彼の回答は、


  ■ お金は親が払ったのでよく分かりません


だったのですよ。

テメェ何様だ~!!!って机をひっくり返したくなりましたよ。


確かに、お金は親が払ったのかも知れん。
そのお金は直接学校に振り込まれたのかも知れん。

だけどあんたは、生活費や小遣いやらで、毎日金を使ってただろうが。
学校の授業料がいくらくらいするモノなのか、ちゃんと知ってただろうが。


あんたの親が、その金を工面するためにどれだけ苦労をしたのか分かってんの
か?

4年間で最低でも1000万円はかかっているんだぞ。
親がサラリーマンだとして、1000万円を作るのがどれだけの大変か分からんの
か?


そんな親のやってくれた事に、お前はどれだけ感謝の念を持っているんだ?


俺が確認したかったのは、その点なんだよ。

親が払ったから知らない、って返事のどこに、


  ● お父さん、お母さんありがとう!


って気持ちが入っているんだよ。


人に感謝が出来ない人間が、成功するわきゃないだろうが。
いくら脳みその出来が良くても、ちょっとした事に、「ありがとう」と言えな
い人間が、愛されるわけ無いんだよ。


自分にとって一番身近な人間にすら、感謝が出来ねぇような人間を雇うほど、
こっちはノータリンじゃねぇんだよ。


って事で、まさかのどんでん返し。大逆転劇が起こったのです。


でもこれって、この学生さんだけが例外なわけじゃ無いんですよ。

社会人でも、結構な確率でいると思いますよ。こんな人って。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
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佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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