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メールマガジン 第923号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第923号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日は夏休み最終日だったんですが、やっぱり読書をしちゃいました。

実は最近、結構良書に中るのですが、意図的にここで紹介することを控えてい
ました。

最近では、良書リストを読破した方がポロポロ出て来て、目の肥えた読者さん
が増えてきたので、そこそこ面白い本だと紹介しづらいんですよね。

どうせ紹介するのなら、読んだ人が、

 
  ● メチャメチャ面白かった~♪


って言ってもらいたいですからねぇ。

大体その確率は30%くらいですかね。

元々、面白い本を見つける才能はあると思っているんですが、それでも、ここ
で紹介出来るのは30%だけで、残りはそこそこ面白いんですが、紹介するには至
っていません。


何をもって面白いと言っているのだ?という疑問もあるわけで、私が面白いと
思ったモノで、「全然面白くない!」って言う人だっているわけですよね。

そのあたり、ビジネス書に特化すると、結構回避できるんですよ。
だって、目的が最初から明確だから。


私が小説の類をなかなか紹介しないのは、こればっかりは趣味性が入ってくるか
らですね。

ちなみに、ここ最近読んだ小説系では、


金閣寺
http://www.amazon.co.jp/dp/4101050082/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


父の詫び状
http://www.amazon.co.jp/dp/4167277212 /ref=nosim/?tag=jiateng4-22


あたりが、自信を持ってお奨め出来るヤツです。

なんで今さら『金閣寺』?って感じがするんですが、大人になってから、つま
り人生の酸いも甘いも体験してから読むと、感じるところが変わるのですよ。

これって確か中学生の時の夏休みの課題図書だった気がするんですが、そんな
ガキの時に受け取れるモノと、大人になってから受け取れるモノとでは全く質
が異なるのですね。


って話を、飲みながらしていて、


  ● ホンジャ一丁、読み返してみるか


って事になったのですが、やっぱり感動するポイントが違ったんですね。

「父の詫び状」は、小説ではないのですが、戦前の民族史、風俗史に興味があ
る私には、読み応えがある本でした。

ここで出てくるお父さんってのが、いわゆるサラリーマンのハシリみたいな人
で、学歴もなく出世をしたってところが、私とかぶるわけです。そういう視点
で読むと、このお父さんの気持ちが何となく解ったりして、ホロッと来たりす
るんですわ。


最後に、お奨めのビジネス書って事で書くと、

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ
http://www.amazon.co.jp/dp/4839930201/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


がお奨めです。
灰汁が少ない、とっても良質のビジネス書で、押しつけがましくないのが良い
です。

これなんて一時メチャメチャ売れたから、読んだ人もいると思います。


って事で、夏休みのお奨め図書でした。

ん?でもって、今日のテーマが久しぶりの書評ですか・・・
ネタを書き溜めて、順番に配信をしているので、前フリとかぶる日もあるんで
すね。


☆ 要らないモノを消すか、足りないモノを加えるか


今日のネタは、果たしてビジネスネタなのか?と言われると、下を向かざるを
得ないのですが、それでも知っておいて損はないので書いてみます。


現代医学と言って真っ先に思い出すのは、「西洋医学」ですね。
普通、「医者に行く」と言ったら、西洋医学の病院に行くわけです。だからあ
えて、「西洋」という冠詞を付けなくても、通用すると。


それに対して、アジアには、「東洋医学」ってのがあるわけですよ。
日本では、鍼や灸、按摩、漢方薬などが有名ですな。


果たしてこれは、どちらが優れているのか?そして、どちらがより治るのか?



このテーマ、ずいぶん昔から侃侃諤諤(かんかんがくがく)と議論がなされて
おります。


風邪を引いたら、医者(西洋医学の方ね)に行って注射を打ってもらうのが良
いのか、漢方薬を飲む方が良いのか?

腰痛になった場合、医者に行ってヘルニアの診断をしてもらうのが良いのか、
はたまた鍼や按摩で治した方が良いのか?


ところが、そもそも西洋医学と東洋医学とでは、病気に対する考え方が違うん
ですよ。


瀉(シャ)と補(ホ)という考え方があります。


瀉とは、「切る・取り除く」という意味で、
補とは、「補う・付け加える」という意味です。


で、西洋医学というのは、基本的に、「瀉」なんですよ。
つまり、悪いモノを取り除く事によって、病気を治そうという考え方をするん
ですね。


反対に、東洋医学というのは、基本的には、「補」なんです。
つまり、足りない何かを補ってあげる事で、病気を治そうという考え方です。



病気の状態というのは、健康時に比べて、何かが出っ張ったり、へこんだりし
ているのです。


  ▼ 凹←こうやって、へこんだ状態で発生する病気もあれば、

  ▼ 凸←こうやって、出っ張った状態で発生する病気もある


のです。


つまり、その病気が、どちらのタイプで発症しているモノなのか?が分からな
いと、西洋医学、東洋医学のどちらを使ったら効果的なのか?は判断出来ない
のですよ。


ところが、現代の日本では、病院数も医者の数も圧倒的に西洋医学に偏ってい
ますから、


  ■ どこか(切り取っても良い)悪い部分は無いのかな?


って観点で診療が始まってしまうのですよ。

例えば、風邪を引いた場合には、


  ● 風邪のウイルスが入って来たから、これを除去しよう(これが瀉です)


という動きになるわけです。


もちろん、これが劇的に効く病気もあるんですよ。ウイルス性の疾患なんて、
抗生物質を投与して、原因となるウイルスを殺しちゃえば、イチコロですしね。



でも、風邪ってそんなに単純な病気じゃないんですね。

何かの原因で、体力が無くなって引いてしまう風邪もあるんですよ。

そんな時には、足りなくなった何かを補うアプローチをする東洋医学の方が効
いたりするんですね。


で、現代医学の欠陥は、そんな両方のアプローチを考慮せず、ひたすら瀉(西
洋医学)のアプローチこそが王道である、というスタンスに立っているところ
なんですね。


ところが、東洋医学の本場中国では、東洋医学を学ぶ人は同時に西洋医学も学
ぶのですよ。

だから、病気に対して、


  ● どちらのアプローチ(瀉か補か)が有効か?


を平等の立ち位置で見られるんですね。


この瀉と補という考え方って、実は会社やビジネスの世界でも使えるんじゃな
いかと思うわけです。


何かが上手く行かない時に、アプローチを全く変えてみる(瀉から補へ、また
は補から瀉へ)という柔軟性や、どちらのアプローチが効果的なのかをフェア
な目線で考えてみるという姿勢は必要なんじゃ無いかと思うわけです。


そんな事を、


鍼灸の世界
http://www.amazon.co.jp/dp/4087200574/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


という本を読んで感じたわけです。


この本を読めば分かりますが、東洋医学恐るべしです。


問題は、近所にそんなに優秀な東洋医学の先生がいない事なんですねぇ。




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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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