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メールマガジン 第868号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第868号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

普段のこの時期って、夏バテの前兆で反対に体重は落ちるはずなのに、なぜか
今年は体重が増えています。食に目覚めたわけじゃ無く、単にメチャメチャ規
則正しい生活をやっているだけなのですがねぇ・・・

ここ数ヶ月は、帰宅する時間もほぼ一定で、徹夜に近い仕事も無く、あらゆる
プロセスが予定通り、デザインしたとおりに機能しつつあり、仕事のストレス
も減少しつつあるというのが理由なのかも知れません。


ストレスって、あればあったで文句を言いたくなるのですが、無ければ無いで、
体重が増えてしまうと。
人生なかなか思うようにはいかないものです(笑)


思うようにいかないと言えば、辛い立場に立たされているのは大相撲の武蔵川
親方(理事長)ですね。

これは彼ひとりの責任ではなく、昔から連綿と続く相撲協会の体質なんだと思
います。
そもそも勝負事でメシを食べているわけですから、同じく勝負事である賭け事
から無縁だったとは思えないのですよ。


同じく勝負の世界に生きている、将棋界でも状況は同じなはずです。

なんたって、将棋界の有名人である先崎学棋士(週刊文春にエッセーを書いて
いますね)が、その名もズバリの本を書いているのですから。


小博打のススメ (先崎学著)
http://www.amazon.co.jp/dp/410610038X/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


多分今頃、日本将棋連盟でも、


  ■ こりゃヤバいぞ、ウチもそろそろ禁止をした方が良いんじゃ無いのか?


なんて議論をしているような気がします。

今日のテーマにもつながりますが、「大人の世界」というのはたいていこうい
うモノです。これくらい自主性に頼ったマネジメントをしてきたのですよ。

そこで一線を踏み外さない勘所ってのが求められるのが、「大人」ってモノで
すし、そんな大人は、野球賭博で数千万なんて借金を作ったりしないものなん
ですな。


それにしても、


  ■ 数千円ならセーフだが、数百万はアウト


って、いったいどういう基準で言い出したんでしょうねぇ(笑)
幕下ならいざ知らず、年収何千万ももらっている力士が千円札程度のバクチで
満足するわきゃ無いんですよ。



☆ 自由を制限する優しさ

昨日は、自由主義の問題点を指摘しました。
つまり、


  ● 自由主義がはびこると、格差が広がってしまう


という事を言ったのですね。

そしてこれを会社という単位で考えてみたいのですよ。

ます、会社員に自由はあるのか?これから考えてみたいわけです。

これは一般論ですが、日系に比べて、外資の社員には自由度が大きいと思いま
す。例えば、


  ▼ 服装はビジネスカジュアルだったり

  ▼ 出勤時間は完全フレックスだったり

  ▼ 在宅勤務も許されていたり

  ▼ 古くさいしきたりに縛られずに業務が出来たり


といったあたりが際立っているかも知れません。

そして同時に、社員を縛るモノも外資の方が希薄です。

つまり、上下関係のしがらみだったり、会社主催のアクティビティだったり、
社員旅行なんてほとんどありませんし、集合研修なんてのも、日系に比べて数
が少ないのですね。


外資の経営者目線で言えば、


  ■ そんなモノは、成果で縛れば、勝手に自分で最適化するだろう


と考えているのですよ。

だって、外資の場合は、「成果が上がらない」イコールクビになるって事です
から、ここで首根っこを押さえておけば、「あとは自分で考えるだろう」と思
っているし、それを前提にして組織のデザインをしているのです。


ここが実は大きな問題なんですよ。どこが問題か分かります?


  ■ あとは自分で良きように考えるだろう


というところです!

これ、まさに自由化の極致なんですよ。

こうされると、優秀な人は、確かに自分に良きようにあれこれ考えるのですね。
だって早く成果を上げたいですからね。


ところが、中間から下の層っては、そうは行かないんですよ。
色々考えはするけれども、やはり能力的に、優秀な人ほど、効果的且つ、効率
的な最適化プロセスって作れないんですね。


外資で働くと分かりますが、スゴいヤツはメチャメチャスゴい反面、「なんで
こんな事も知らない人がのさばってるの?」ってレベルの人もいるんですよ。


で、そんな人に、ある効果的な仕事のやり方を教えると、


  ■ そんなやり方は、誰にも教えてもらった事がありませんでした!


なんて言うんですね・・・

何でかというと、「自分の好きなように考えて、自由に成果を出してね♪」と
いう世界だったからです。


彼らは彼らなりに、(無い知恵を絞って)考えるんですよ。でも、やっぱり優
秀な人に比べると、考えることのレベルが低いんですね。
結果として、成果が上がらないと。

これまた、自由主義の結末と同じで、「格差が広がってしまう」のですね。


そんなのは、本人の責任なんだから、ダメなヤツはクビにすれば良いじゃん!
って考えで動いてきたのが外資系という会社なんですね。
(実は日系も、根っこのところでは同じだと思いますよ。明確に成果主義を謳
っていないだけで、謳っていない分、陰湿であるとも言えるのですが)


だから私は、自分の部門については、


  ● 一定の範囲で、自由を剥奪している


のですよ。自由なんて与えて、自分で考えろなんてやった瞬間、格差が広がる
のですから、結果として組織にアホを生産しているのと同じ事になっちゃうん
ですよ。

だから、アホを作らないために、


  ▼ 強制的に本を読ませるし

  ▼ 強制的に自己投資をさせるし

  ▼ 強制的に毎週レポートを書かせるし

  ▼ 強制的に課題をやらせる


のです。そこには自由なんてありません。終わらせるか、辞めるかどちらかを
選べ!というスタンスで、泣こうが喚こうが、非難されようが、


  ● 社会主義国家の独裁者のように


やらせるのです。
この経験が、将来彼らの糧になると確信しながらね。


日本で格差を縮めたければ、一般国民に、規律と知識、こころという面で、何
らかの強制力を持たせて、自由を剥奪して、課題をクリアさせれば良いんじゃ
無いかと思うのですね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
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佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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