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メールマガジン 第864号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第864号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)
   
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◆ 今日の前フリ ◆◇

たまに、本文よりも長い前フリと言われるのですが、今日の前フリも長くなり
そうです(笑)


http://topics.jp.msn.com/economy/topics.aspx?topicId=572

日産のカルロスゴーン社長の報酬が8億9000万円だったようで、これに関するニュ
ースが大々的に報道されています。

ところが、このニュースの作りが余りにも偏見的で、目にする度にウンザリす
るというか、むかっ腹が立つのですよ。


NHKの夜のニュースでは、冒頭で8億9000万円分の札束を積み上げて、


  ■ こんなにもらっている人がいるんですよ~


って、低脳の女子アナが感情むき出しでほざきやがる。-_-"


報道すべきは、彼の年収がいくらだったのか?ではなく、


  ● その報酬に値する成果を出したのか?


であるべきなのです。

たとえ8億もらっていても、会社及び、国にとって10億円以上のベネフィットを
与えているのなら、それは安くてお得、リーズナブルな金額だと判断すべきな
んですね。

反対に、年収200万しかもらっていなくても、会社に迷惑ばかりかけて、差し引
きトータルで持ち出しの方が多ければ、それはもらいすぎなのですよ。

ところが今回の報道は、どの局も、彼の成し遂げた成果や実績を語ることなく、
経済やビジネスに疎い、一般の主婦に嫉妬心を煽る事を目的としたとしか思え
ない切り口で、


  ■ こんなにもらうなんてあり得ませんよねぇ?


って伝えているだけなのです。


ここでハッキリさせなきゃならないのは、彼の実績ですよ。

私は彼の信奉者じゃありませんが、そんな私でさえ、彼の実績には頭が下がり
ます。

今の日本航空以上の赤字で、にっちもさっちも行かなかったグダグダ会社を立
ち直らせて、市場で競争出来る体質に変えるという偉業を、彼以外の誰が出来
たのでしょうか?

もし、あの時彼が就任せずに、日航のように上場廃止になっていたら、


  ▼ 社員の多くが解雇され(これは所得税の減少をもたらす)

  ▼ 事業所のほとんどがなくなり(これは法人税、事業税の減少をもたら
    す)

  ▼ 関連する下請け会社が壊滅的打撃を受け(上記全ての減少が波及する)



日本経済はパニックになったかも知れないのです。

それが昨年は赤字だったとは言え、雇用はほとんどが確保され、(源泉徴収に
よる)所得税も、法人税も納付される、健全な事業体として存続しているので
す。


このコストが8億9000万円って安く無いんですかね?


というか、日本政府は彼に、国民栄誉賞をあげるべきですよ。

日本の伝統的なグダグダ会社を建て直すには、こういうアプローチが有効なの
だ!と指南してくれたゴーン氏に、感謝の意を表した経済人がどこにいるのだ
ね?


これがアメリカなら、20億円くらいもらえるのが普通ですよ。


それくらい優秀な人、責任を負っている人が評価されるのが当たり前なのです。


彼の年収にツベコベ文句を言う暇があるのなら、


  ● どうやったら彼の思考をマネできるのだろう?


と考えるべきなんですね。

彼の年収を嫉妬しても、得られるモノなんて何一つ無いのです。


NHKは昔は、民放とは一線を画したレベルのニュースキャスターがいたのですが、
ここ最近出てくるヤツは、男も女もどうしようも無いレベルばかりです。

教養や人格が薄っぺらで、それを短期的スキルで補っているヤツらばかりです。

こういう見苦しいヤツしかいないのであれば、企画する側も、それに合わさざ
るを得ないのでしょうが、こんなレベルで国営放送というのは止めてもらいた
いところです。


鈴木さん、山川さん、生方さんなどが在局していた時が懐かしいですな。

現役職員は、かつての諸先輩方の顔に泥を塗る事の無いよう、切磋琢磨しても
らいたいモノです。




☆ 教育と育成の違い

人材の価値がこれだけ叫ばれている昨今に於いて、社員への投資をしない会社
は生き残れないというのは、会社の経営者、マネジメントの間では常識になり
つつあります。


ところが、そんな彼らが使う単語の定義がどうも曖昧で、その結果、打つべき
手が打てていない会社がたくさんあるような気がしています。


まず最初に、


  ● 教育と育成とはどこがどう違うのか?


をしっかりと理解しないといけないと思いますよ。

この区別をいい加減にしていたら、正しい手は打てないのですね。

では、それぞれどこが違うのでしょうか?
あくまで私の価値観に於ける相違を述べておきます。


教育と育成の最も大きな違いは、想定している時間軸です。

教育とは、ある程度短期間で身に付く事を指しています。
短期間ですから、自ずとその範囲は、実践的なモノに偏ってきます。

具体的には、


  ● 今まで出来なかった事を、教える事で出来るようにする


これが教育です。


  ▼ ITスキルが無い人に、ITスキルを付ける

  ▼ 英語が出来ない人に、英語を教える

  ▼ 仕事のプロセスを教えて、ひとりで出来るようにする


こういう類の事が、教育なのです。

で、ここはどこの会社でもやっているのですね。
どこの会社だって、新しい人が入社するわけですから、そういう人にひとつひ
とつ教えなきゃ、何も仕事が進まないわけですからね。


ところが、これは戦術なんです。決して戦略にはなり得ないのです。

戦術とは、戦争に於ける局所、局所での戦闘を如何に勝つかという事に似てい
ます。

それに対して、戦略という言葉がありますね。

これは、大局としての戦争を勝利に導くために、戦闘集団をどのように導いて
いくのかという考えなのです。


そしてここに、名言があるわけです。


  ● 戦略の誤りは、戦術で補う事が出来ない


つまり、教育という戦術にいくら力を入れても、肝心の戦略が間違っていたら
意味が無いという事です。

そして、ここでいう戦略というのが、「育成」なんですね。

育成の定義とは、


  ▼ 1年以上の時間軸で

  ▼ 考え方だったり、生き様だったり、文化を支えるモノについて

  ▼ 会社の方向性、価値観に合った人材を作る

  
という極めてアナログな視点なのです。

アナログであり、達成度を数字で測る事が出来ないからこそ、ここから目を背
ける会社が多いのですよ。

しかし、戦略を作らず戦術に走ると、ヒドイ事になるのです。

会社がせっかく投資をして、社員にスキルを付けてあげたと思ったら、あっと
いう間に条件の良い会社に転職しちゃったなんてのは、価値観だったり、生き
様といった部分で、社員のこころを握れなかったからなんですね。




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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
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佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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