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メールマガジン 第750号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第750号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
このメールマガジンの内容を、より深いレベルで理解するために、「良書リス
ト」というモノを希望される方には無料で配布しております。このメールマガ
ジンの返信でリクエストして下さい。
このリストには、「人生死ぬまでには読まなきゃダメ」という本が、63タイト
ル合計で87冊リストアップされています。
過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(メールのやりとりの過程で入手するアドレスについては、良書リストの送付
にのみ使い、それ以外のマーケティング活動や営業活動には使用しません。)


   
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ひょんな事から、先日森鴎外の著作集を入手したのです。


以前から、日本の文学についての知見が余りにも少ないことに頭を抱えていて、
その道のプロ(と言うよりもオタク?)である友人に色々アドバイスをもらう
ようになって、その結果偶然ブックオフで100円で見つけたわけです。

で、読んでビックリしたわけですね。

そもそも文章中に使われている単語のレベルが、現代に生きる日本人と全然違
うのですよ。あちらをメジャーリーグとすれば、いわゆるビジネス書で使われ
ている単語や言い回しなんて、


  ■ 町内会の草野球チーム


なのですね。

これは森鴎外に限らず、芥川龍之介でも同じです。
と言うか、この当時のつまり、明治・大正の文豪と言われる人の作品は大体そ
のレベルの日本語を駆使していたわけですね。


ま、彼は文豪であるだけでなく、当時の最先端の水準だったドイツの医学を学
んだ医者だったり、さらには漢詩にも造詣が深いなど、教養レベルが現代人の
それとは比較にならないわけですね。


果たしてこの違いがどこから生まれたのだろう?と考察するに、やはり幼少期
の教育の違いに行き着くのですよ。


「横浜」をつくった男―易聖・高島嘉右衛門の生涯
http://www.amazon.co.jp/dp/4334746497/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


↑これまた良書です↑
にも詳しいのですが、当時の寺子屋教育って、実はとてつもないレベルだった
んですね。
だって、易者でもない一般人が、易経の爻辞(こうじ)をサラッと丸暗記して
いるのですよ。この本では、政治家である伊藤博文がある卦の爻辞を読み上げ
るのですが、彼は元々武士とは言えないレベルの、超末端の支配階層出身なの
ですよ。

当時の末端の武士層って、その日の食べ物にも困る、そんな生活水準だったの
です。
そんな彼でさえ、易経を丸暗記していたわけですね。


今、街角で易をビジネスとしてやっている人のうち、何人が64卦すべてを暗記
しているのでしょうねぇ?
しかも彼らは、それでメシを食っているわけですわ。

こうしてみると、見た目は同じ、「易」なのでしょうが、内面は全然別のレベ
ルのモノであり、それは結果として、「当たる、外れる」にも影響があるんじゃ
無かろうかと思うわけです。


私は、本質的に人間の能力って、無限だと思っているのですが、その能力を花
開かせるのに必要な要素として、実は、「暗記」があるのではないか?と感じ
つつあるわけです。


☆ ビジネスには我慢も必要


  ● 成果が欲しい~!


ビジネスパーソン特に営業職の方なら常に思っている事でしょう。

かくいう私も、全ての努力は成果を生み出すためにやっていると言っても過言
ではありません。

ところが、ビジネスというのはいくら努力をしても、


  ● 今すぐに成果が現れないモノもある


のですよ。

そんな状態をこれ以上無い、上手い言い回しで表現をしているのが、株式投資
の世界で神様扱いをされているウォーレンバフェットです。

彼はそんな状態をこう表現しています。


  どれだけ才能があろうと、どれだけ努力をしようと、成就までに一定の時

  間を必要とする事柄が存在する。早く子供が欲しいからといって九人の女

  性を妊娠させても、一カ月で赤ん坊は生まれてこないのだ。


こういう文章を読むと、頭の良い人っているんだねぇって感じ入ってしまいま
す。


そんな今すぐに成果が出て来ないモノについては、せっせと水と肥料を与えつ
つ、


  ● 我慢強く、そしてじっくりと芽が出るのを待つ


という姿勢が必要になるんですね。

ところが、最近の若者(←この表現をする度に、オッサンになったなぁと感じ
るんですが)ってのは、この我慢が出来ない人が多いんですよ。


ちょっとした事でキャリアチェンジを目論む人なんて、その典型例です。

あと2年辛抱すれば君の時代が来るかも知れないのに、あっさりと見切った挙げ
句成果を他の人に持って行かれるというパターンを何度か見ています。


反対に、


  ■ そりゃもう目がないから止めたら?


って事に、頑固にしがみついて、転職が出来ない年齢になってしまう人もいる
わけです。


そういう状態を見ていると、実は頭が良いかどうかというのは、


  ● そのような見極めがが出来るかどうか


なのではないかと最近では思っています。


  ■ 何がイケてて、何がイケてないのか?


多分に運の要素もあるんでしょうが、そんな運も、努力と我慢の量に比例して
いるような気がしてなりません。


棚からぼた餅とは良く言いますが、それでも棚の下まで行かなきゃ食えないん
ですね。


運と頭の良さ、この二つをどうすれば手に出来るのか?というのが実は私のメ
ールマガジンの大きなテーマになっている事に気付いていますか?


もうすぐ、第2回しょ~おんセミナーの日になりますが、当日はそんな話も出来
たらいいなぁと思っています。



読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

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また、本メールマガジンの内容は著作権により保護されている事をご理解くだ
さい。
全文転用については、許可をしていますが、出典が佐藤しょ~おんのメールマ
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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html



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