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メールマガジン 第62号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第62号 ■ ■
    
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

      
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読んでいて不快になる事は無いと思いま
  す。是非こちらも見に来て下さい。
    
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  久しぶりに寝坊しちゃいました。
  関東地方は、今日も良い天気です。

  
  今日は久しぶりに髪を切って、本屋さんを覗いて来ようと思います。
  あ~、国立博物館も行きたかったんだよなぁ。

  http://yakushiji2008.jp/
  

  って言ってる間に楽しい週末が終わってしまわないように、ちゃんと行動しま
  す(笑)
  

  
  昨日は、

  
    ■ 人生は何気ない事であっても、数々の決断を無意識にしている
  

    ■ その決断の結果として、あらゆる事象が発生している

  
    ■ つまり、人生に於ける全ての出来事は、あなたが決断をしたからこそ
  起こっている

  
  という事をお話ししました。
  

  
  ☆ 他にどんな選択肢があったんだろう?と考えてみる

  
  ここまでが理解できたらば、感情コントロールの為の土台は完成したようなも
  のです。

  
  と言うか、これからお知らせする考え方は、今までご説明をしてきた、「全て
  の出来事は、自分の責任である」という事が腹に落ちていないと全く機能しな
  いモノなんですね。

  
  さて、今ここであなたに、想定外の出来事が発生して、あなたの感情が激しく
  動いたとします。
  今のあなたは既に、

  
  「(どのような理由があるにしろ)全ての出来事は、私の決断の結果発生して
  いるのである」

  
  と理解しているわけですね。
  

  ここでさらに考えて頂きたいのは、
  

  
    ■ では、どうして、このような結果になってしまったのだろうか?

  
  という点なんです。これが人間の感情に関係する事ならば、

  
    ■ なぜこの人はこのような考え方をしてしまうのだろうか?

  
  という文言に置き換えても良いです。
  

  ここで大事なポイントは、
  

  
    ●● 「物事が発生してしまったプロセス」を、純学術的に検証する

  
  
  という姿勢なんですね。

  
  
    ◆ 裏切られた!悔しい!

  
    ◆ 嘘をつかれた!悲しい!

  
  
  といった状況で、

  
  
    ●● この人がこのような決断をした、考え方の根底にあるモノはなんだ
  ろうか?

  
  
  と考えるという事です。

  
  
  人間というのは、ひとりひとりが異なる環境で生きてきたモノですし、その環
  境から醸成される価値観も、これまたひとりひとり異なるわけです。

  
  そして彼らも人間である以上、あなたと同じように、
  

  
    ● 何気ない決断の連続による結果の上で、人生を営んでいる

  
  
  わけですね。

  
  
  であれば、彼らひとりひとりは、「決断の為の思考プロセス」が異なるという
  事です。これこそが、コミュニケーションのすれ違いの大きな理由であり、意
  見の相違の根本原因なんです。
  

  
  それを、「純学術的な観点」から、観察、考察し、彼らの思考プロセスを丸裸
  にしよう、という試みは、とっても人間を成長させるものなんですね。

  
  
  私などは、色々な人から、どなられもしますし、顧客から怒られたりもするわ
  けです。
  その時には、頭を下げながら、
  

  
    ● この人がこのような考え方をする理由は、どこにあるんだろう?
  
    ● 我々のアプローチと、彼の思考プロセスとに於いて、どこに齟齬があ
  ってこのような衝突関係が生まれたのだろう?

  
  
  と考えているわけです。そうすると、私個人の、「怒り」や、「悲しみ」、「
  凹み」、「悔しさ」などというモノは、私のこころからは出て来ません。
  ここで、その答を得る為には、ある意味自分に起こっている事を、「客観的」
  に見る必要があるんですね。そこでは、あたかも、自分が心理学の学者になっ
  たような気持ちになるわけです。
  

  
  そうすると、発生している事象は、「自分の事」ではなく、「他人の事」に、
  一時的に置き換わりますから、怒りや悲しみという感情が想起される事は無い
  んですね。

  
  
  これがステップ2なんですね。
  

  ここまで出来たら、ほとんどゴールは目の前です。
  

  この次に実施すべき思考プロセスは、
  
  

    ● 他にどんな選択肢があったんだろう?
  
  

  と考える事なんですね。
  

  何度も言うように、今回の出来事というのも、「あなたの決断の結果」発生し
  たものですよね。そしてその決断の中には、
  

  
    ■ このような現実を生むに至った決断が、どこかにある

  
  
  わけです。何気ない、たくさんの決断のどれかが変わっていたら、このような
  現実にならなかったかも知れないわけです。
  それをじっくりと検証するわけですね。
  

  
  ステップ2では、「他人の思考プロセスを分析する」ことをしたわけですが、最
  後となるステップ3でやっと、「自分の思考プロセスを分析する」事に着手する
  わけです。

  
  
  こうする事により、今回発生した事象全てが、「あなたにとって欠けがえのな
  い経験」に昇華するわけです。
  

  そして、これを繰り返す事で、ビジネスに於ける判断や決断の分岐点で、「正
  しい方」を選ぶ確率が飛躍的に高まるのではないかと思うわけです。

  
  
  ちなみに、ステップ2とステップ3の順番というのは大事で、これを反対にして
  しまうと、「ウツな人」になっちゃいますから注意して下さいね。(笑)

  
  
  今回も長々としたシリーズになっちゃいましたが、なんとなくイメージは掴め
  たでしょうか?

  
  
  最後にまとめると

  
    1) 人生はあなたの決断の連続で営まれている
  

    2) それは他人も同じである
  

    3) ネガティブな事態は、そこに至るまでの、「自分の決断」と、「他人
  の決断」が、不幸な形で組み合わさった事によって発生している
  

    4) ここで、他人の決断について、「何故そのような決断をする事になっ
  たのか」という思考プロセスを検証する。
  

    5) これにより、その人の価値観や、考え方の根底にあるモノを理解する
  事が出来る
  

    6) この上で、「他にどの様な選択肢があったのか」を検証する
  

    7) これらの思考プロセスを繰り返す事で、感情を排除し、ビジネスに於
  ける正しい判断、決断を下すスキルがついてくる
  

  という事です。
  
  

  
  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  

  
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
  
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  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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