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メールマガジン 第554号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第554号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
また、ブログもあります。
http://d.hatena.ne.jp/showon/
こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
も見に来て下さい。
   
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ブログを書いているわけですが、一時つまらんリコメが続いたため(っていう
か嫌がらせのようなリコメですね)、1ヶ月くらい更新を止めていました。

で、色々な読者さんから、結構楽しみにしているんだからちゃんと更新して下
さい、と言われ今月から再開したわけですが、またですよ・・・

このブログは、書いている方も、読んでいる人も気分がホンワカするような内
容を書こうと思っているわけですが、そこで本文に関係のない、下ネタコメン
トを付けられたら正直やる気なくなりますよ・・・


根本解決をするのなら、自分でWEBを立ち上げて会員制でコメントを付けてもら
うか、SNSでやるかくらいしか無いですかねぇ。
こういう非ビジネス系のITってあんまり詳しくないので、どなたかお知恵を拝
借できると嬉しいです。


☆ どうやって短期記憶領域を大きくするか

昨日は、短期記憶領域の大きさが理解力を左右するという事をお伝えしました。

でね、これって日本語でも全く同じなんですよ。日本語は皆さんも、お付き合
いが長いので、日常生活に必要なボリュームの短期記憶領域を持っているとい
うだけです。

例えば、

「今回の問題だけを解決させようという事が、全く意味の無い事は、大元の原
因がデータベースにあると分かった時点で明らかな事であり、斬り込むべき問
題はデータベースそのものなのだが、問題はこれを設計したチームと、保守す
るチームと、実際にデータベースを使って業務をするチームが、それぞれ異な
るロケーションで仕事をしている事によるコミュニケーションの難しさなので
す。」


これを口頭で、ダ~と言われると、人によっては、


  ■ 何がどう難しいんだっけ?


って事になると思います。

この文章は普通に話すと15秒以上かかりますが、早口で12秒くらいで言われる
と、短期記憶領域が小さい人は正しく理解出来ないと思います。

これは即ち頭の良さとも言えるわけです。


頭が悪いと言われている人の本質って、実はこんなところにあるんですね。

新しいアイデアを出したり、鋭い意見を言う事が頭がよい事と思われているわ
けですが、実際にはその前段階に於ける、


  ■ 相手の言葉を理解する、受け取る


ところで躓いている人が結構いるわけですね。

仕事柄、キャリア採用者の面談などをやるわけですが、そこではまず、


  ■ この人は理解力があるのだろうか?


という事を確認するために、ダダ~っと早口で質問してみるんですね。

で、短期記憶領域が小さい人は、まずトンチンカンな答えを返してきます。(笑)

これって笑っちゃうくらい同じ結果になるんですね。
そういう方には残念ながら、すぐにお引き取り頂くわけですが・・・


で、こういう力はどうやったら強くなるのか?それが知りたいところですよね。



それこそが、暗記なんですね。


暗記・・・?

はい、そうです。
これこそが、人間の能力を、年齢に関係なく飛躍的に高める手段なのですよ。



江戸時代の知識人と言われる人たちは、四書五経を丸暗記していたんですよ。


四書五経とは、


  ▼ 論語

  ▼ 大学

  ▼ 中庸

  ▼ 孟子

  ▼ 易経

  ▼ 書経

  ▼ 詩経

  ▼ 礼記

  ▼ 春秋


これぜ~んぶ覚えていたんですねぇ。スゴ。

今の日本人でも、読んだ事があるのは論語ですが、あれを5歳くらいの子供が意
味も分からず丸暗記していたんですね。


5歳くらいじゃ、日本語もおぼつかないわけですから、当然意味なんて分かるは
ず無いんですね。


ところが、だからこそ良いわけです。

暗記というのは、意味なんて関係ないんですよ。

とにかくマルっと覚えてしまうところに意味と意義があるんです。
物事を、意味関係なく、ひたすら覚えると、脳みそがものすごく活性化するん
ですね。

脳みそというのは、無限に大きな入れ物ですから、入れようと思えば何でも入
るんですね。

そいつを鍛えるわけですから他の方面に影響が出ないわけがありません。
一昔前、日本の受験戦争を称して、


  ■ 詰め込み型の丸暗記教育


と言っていたわけですが、実はこれこそが、頭の良い人間を作る最も簡単な方
法だったんですね。

江戸から明治になって教育制度が整備されたわけですが、ここでなぜ日本が飛
躍的に発展を遂げたのかというと、当時の人たちの素養の高さにあるわけです。


当時の人って、森鴎外も、夏目漱石も、福沢諭吉も、南方熊楠も日本語以外に、



  ● 英語や、ドイツ語、オランダ語、中国語の文献を原書で読む力があった


わけです。

なんでそんな事が出来たのか?

これは若い頃から、暗記によって脳みそを鍛えていたからなんですね。
今の日本人が、英語一つ覚えるのに、ヒィヒィ言っているのとはえらい違いで
す。


だから、今からでも、「暗記」をすべきなんです。





読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

  
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メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html



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