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メールマガジン 第476号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第476号 ■ ■
    
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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
また、ブログもあります。
http://d.hatena.ne.jp/showon/
こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
も見に来て下さい。
   
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疲れが溜まってくると、本を読んで現実逃避するのがいつものパターンです。

で、最近読んで面白いと思ったのが、

迷惑な進化―病気の遺伝子はどこから来たのかシャロン モアレム
http://www.amazon.co.jp/dp/4140812567/ref=nosim/?tag=jiateng4-22

松明(たいまつ)は自分の手で藤沢 武夫
http://www.amazon.co.jp/dp/4569704158/ref=nosim/?tag=jiateng4-22

です。

前者は、人間というのは先人が罹った病気によって免疫が付き、だんだんと強
く、逞しくなっているのだなぁとわかります。


  ■ 新型インフル怖いなぁ、罹りたくないなぁ


って思うわけですが、これに罹る事によって、未来の世代の人たちに免疫が付
くわけですね。

よく考えれば、古代アステカ文明が消滅したのも、スペイン人が持ち込んだ病
原菌だったわけですし、日本に於いてもアイヌ民族に壊滅的打撃を与えたのも、
大和民族の病原菌なんですね。

ま、私の好きな知的好奇心が一杯の本です。
こういう本をたくさん読んでいると、人から物知りって言われるようになるん
ですね。


次の本は、本田技研を裏から支えた藤沢武夫さんの本です。
本田と言えば、本田宗一郎氏だけがクローズアップされるわけですが、さしも
の本田もこの人がいなければこのような大企業に育つ事は無かったんですね。


そういった意味では、2人で1人前ともいえるんですね。

夢だけでは会社は大きくならないのです。その裏には、ビジネスの実務を粛々
とこなしてくれる人間が必要なんですね。

そんな中で、この人は日本のビジネス界でも第一級とも言える人です。

こういう本に出会えると、


  ● 人生ツイているねぇ!


って、素直に思えるわけですね。


☆ ルールはフィロソフィーから生まれるべき

昨日は、フィロソフィーとは何かをお知らせしました。


簡単に言えば、


  ● ある行動を起こす時に、その行動を起こさせるに至った根源的理由


で、迷った場合の判断の拠り所なのだという事をご説明しました。

ところが判断をさせるには、もうひとつのやり方もあるわけです。

それが、「ルール」というやつです。

こちらは大変無機質なモノなんですね。いわゆるマニュアルに書いてあるよう
な事で、


  ▼ お客様が来たら、腰を30度に曲げて挨拶をする事

  ▼ お釣りを渡す時には、お札から渡す事

  ▼ 注文の最後には、頂いた注文内容を復唱する事

  ▼ 申請書には部長の印鑑をもらう事


なんて感じのヤツですね。

これは言われたとおりの事を、間違いなく遂行するという点では効果があるの
ですが、


  ■ 誰に対しても、機械的に同じ反応しかできない


人間を作ってしまうわけです。

こんなモノに縛られているような人は、年収1000万にはなれないでしょうね。


だって機械と一緒でしょ。機械の代わりに人間がやっているようなモノですか
らね。


ところがここに、フィロソフィーという概念が加わると、大きく状況が変わる
んですね。

フィロソフィーとは、考え方であり、ルールではないんですね。つまり、


  ● お客様をもっと喜ばせよう

  ● 汗をかいた人間が報いられるようにしよう

  ● 業務をもっと効率的にやろう


こういう、中国でよく見かけるスローガンのようなモノなんですよ。


つまり、ここでは大枠の方向を示しているだけで、


  ● 具体的に、何を、どうしろ


とは一切言っていないんですね。

そんな場合に人間は、


  ● どう振る舞うと、このフィロソフィーに合致するのだろうか?


と考えるわけです。つまり、この瞬間に創造力を発揮させようとするわけです
ね。


これが重要なんですね。

そこに有機的な発想や、受け答えの機微や、おかしみというモノが生まれるわ
けです。

そしてそれを繰り返す事で、ある一定の共通認識というモノが生まれたり、あ
る程度人間の行動を統一・統制させた方が良い場面がある事も分かってくるわ
けですね。


これがルールが生まれる瞬間なんですね。

つまりルールとは、フィロソフィーが徹底された結果、フィロソフィーから滲
み出てくるモノであるべきなんです。

フィロソフィーを無視して、と言うか、フィロソフィーの醸成をしない状態で、
ルールだけを先に植え付けようとするから、ファーストフードレストランのよ
うに、


  ▼ マネキンが

  ▼ 機械的に

  ▼ どんな場面・状況でも

  ▼ ひたすら同じ台詞を

  ▼ 呪文のように唱える


ように、受け手は感じてしまうんですね。

どんな受け答えも、人によっては、「機械的な台詞」だと感じる人もいるでしょ
う。

でも、八百屋のオッチャンの受け答えを聞いて、機械的な台詞だと感じる人は
いませんよね。

両者の違いがどこにあるのかを真剣に考えてみる事も楽しい事だと想います。



今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  
  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

  
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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html



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