ログイン | 新規登録

創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第459号

■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第459号 ■ ■
    
=====================================================================
    
こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
また、ブログもあります。
http://d.hatena.ne.jp/showon/
こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
も見に来て下さい。
   
=====================================================================

だいぶ体調が戻ってきました。

インフルなどにかかる時ってのは、そもそも体力が落ちている時なんですね。


そんな時には、


  ● 栄養をつけて

  ● タップリ寝る


ってのが結構有効な手段なんですね。

その法則通り昨日はタップリ睡眠をとりました。(笑)


☆ まずは5段階欲求のおさらいから

昨日はマズローの5段階欲求の事をちょっとだけ紹介しました。

これを著書を読まずに理解するには、


1) 生理的欲求

2) 安全の欲求

3) 親和の欲求

4) 自我の欲求

5) 自己実現の欲求


の5つを理解すればOKです。

生理的欲求とは、

  
  ▼ 腹減った~

  ▼ 眠いよ~

  ▼ エッチしたい~


これです。人間が生きていくのに生理的に必要な、食欲、睡眠欲、性欲これを
まず満たす必要があると。

これを満たせなければ、次の欲求は起こらないと言っているんですね。
つまり、お腹が減り続けた状態で、


  ■ 部長になりた~い


という欲求は出てこないと言っているわけです。

その次に、安全の欲求が来るわけです。

お腹がふくらんで、ぐっすり眠れて、エッチもほどほど出来ると、初めて


  ● 安全に暮らした~い


という欲求が出てくるんですね。

ずいぶん前に毒入り餃子の事件が問題になったわけですが、これも今の日本だ
から問題になったわけです。

本当に飢えて、食べるものが無ければ、多少ヤバそうなものでも口に入れてし
まうんですね。だって食欲は、安全の欲求以前のモノですから。

現実にそういう世界に置かれた人については、

アーロン収容所 (中公文庫)会田 雄次
http://www.amazon.co.jp/dp/4122000467/ref=nosim/?tag=jiateng4-22

を読まれる事をお奨めします。

戦後捕虜となり、飢えた状態に置かれた旧日本軍人に対し、欧米の捕虜監督官
は、


  ■ あの川の魚は、毒があるから食べてはいけない


って言うんですが、飢えが極限状態に置かれた軍人は食べてしまうわけですね。
毒が入っていると聞かされていても、一縷の望みをそこに託して。

で、結果として毒が回って死んでしまうわけですが、それを見て捕虜監督官は、



  ■ 日本人は衛生観念が無い。毒が入っていると言っているのに食べてし
    まった


というふざけた報告書を書くわけです。

長くなりましたが、これが安全の欲求です。


次が、親和の欲求です。このあたりに来るとだいぶ人間らしくなります。

親和の欲求とは、「他人と関わりたい」という気持ちです。
人間は本質的に、ひとりで生きていく事は出来ないという事を、こころの部分
から証明したわけですね。

ここには、「他人と同じようにしたい」と言う、いわゆる帰属意識の欲求も入
っています。会社、宗教、国家、文化、イジメ、家族、全てこの欲求が元にな
っているわけです。


ここまでが全て満たされたら、次に人間はどのような欲求を持つのかと言うと、



  ● 自我の欲求


になります。これは親和の欲求で作られたある集団に於いて、自分が価値ある
存在であると認められたいと言う欲求なんですね。これで権力欲がなぜ生まれ
るのかを、心理学的に解釈できるわけです。当然、その自我の欲求の成果とし
て、


  ▼ 給料が増えたり

  ▼ ポジションが上がったり

  ▼ 権限が増えたり


するという現実があるわけです。これを利用したのが、「アメとムチ」による
マネジメントなんですね。

ここでは、アメはこの欲求をポジティブに使い、ムチはネガティブに使うとい
う違いがあるだけで、本質的には同じ欲求を刺激しているわけです。

そしてこれがある程度満たされてしまうと、最後の欲求となる、


  ● 自己実現の欲求


に興味が移るわけです。

これはどういう欲求かというと、成りたい自分になるという欲求です。

簡単に言えば、イチローですね。


  ▼ プロ野球で一流の選手になりた~い

  ● 一流の選手になれた~♪


この瞬間に、最高の自己充実感を感じるという事です。

珍しく学術的な事を解説しましたが、これを理解していただいた上で、


  ● マネジメントとしてどうしなければいけないのか


を解説したいと思います。




今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
  
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。
  

「アーロン収容所」お奨めです。
これって確か、小林よしのり氏の、「戦争論」に出ていたか何かで読んだんだ
と思うんですが、やっぱりリアルな体験をした人の話って迫ってくるモノが違
うんですね。
しかもそれを、ただ、


  ▼ 痛い

  ▼ つらい

  ▼ 悲しい


といったミクロ目線でもなく、プロの軍人のような、マクロ目線でもなく、
ちゃんとモノを説明できる学者目線で解説できている珍しい本です。

で、笑っちゃうのは、私のこころに一番刺さったのが、戦争の悲惨さじゃ
なく、


  ■ 欧米人の人種差別が如何にDNAレベルで行われているのか や

  ■ 日本人という民族の優秀さ


だったわけです。

前者は前半にウンザリするほど書かれていますし、後者は後半たっぷりと
書かれています。これがまた、笑い且つ、頷けるんですねぇ。


  
佐藤正遠(さとうしょ~おん)

  
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html



創刊号へ

前の号へひとつ前の回へ

次の回へ次の号へ


メールマガジン 第459号