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メールマガジン 第285号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
      
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第285号 ■ ■
      
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。

        
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
      
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
    
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
     
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  アメリカのビッグ3がそろって苦境に陥っています。
  市場は完全に彼らを見放しつつあるんですが、そうは言っても、

  
  
    ■ Too big to close (大きすぎて潰せない)

  
  
  わけですね。周辺産業まで含めると、アメリカ人の10人に1人が何らかの形で自
  動車産業に関わっているわけですよ。
  

  という事で、助けられるモノならばどうにかしてあげたい、と思う政治家がい
  ても不思議ではありません。
  

  ところが、先日の議会での公聴会は、そんな一縷の望みを打ち砕くのに十分な
  失態でした。

  
  
  どういう事かって?
  

  ビッグ3の経営者が、揃いも揃ってプライベートジェットでワシントンに行った
  らしいんですね。

  
  政府に、つまり、国民の税金を使って救済して欲しいとお願いをしに行くのに、
  往復2万ドルの経費をかけるというのでは、

  
  
    ■ お前らアホか?

  
  
  って言われても仕方ありません。
  

  さらに、「自家用機は売って、商業便(普通のエアライン)で帰ろうという人
  は?」という質問に誰も反応しなかったというのは、
  

  
    ■ 営業センスゼロ
  

  
  なやりとりですね。会社を救いたいのなら、
  

  
    ● 私は往復エコノミーです!
  

  
  ってくらいの芝居はしないと、お金を出す側の感情は緩みませんよ。

  
  図らずも、3人が3人ともこういった失態をしてしまうというところに、今回の
  経営危機の根本原因があるのでは無いかと感じています。

  
  
  会社というのは、トップの器量で99%が決まるモノなんですね。

  
  
  
  ☆ 成長したければ、「やりたくない」と言うな!
  

  会社の会議などで、何か新しい提案をすると、
  

  
    ■ 反対~!

  
  
  という意見を聞く事は良くありますよね。
  

  反対意見自身を言う事自身には、問題はありません。
  

  しかし、これが個人的な感情がベースになって、
  

  
    ■ 反対する
  

  
  のならば、ちょっと考えた方が良いですね。

  
  反対をする前に、

  
  
    ■ 自分がやりたくない事と
  

    ● 会社としてやらなければならない事

  
  
  は、明確に分離をして考えないとマズイわけです。
  

  そして、それでも、

  
  
    ● 会社の利益のために、やらない方が良い

  
  
  と考えたとします。その場合でも、

  
  
    ■ 反対~
  

  
  と言ってはいけません。これがビジネスのコツです。
  

  反対と言うのではなく、
  

  
    ● それを実施した場合には、「○○というリスクがあります」

  
  
  と言うべきなんですね。
  

  「反対」と言うのはどうしても、感情面に訴えているように聞こえるわけです
  よ。それに反して、「○○というリスクがあります」と言うのは、あなたの感
  情が入っていないわけですね。
  

  
  現状を、冷静に客観的に見れば、誰でも、
  

  
    ● リスクがある
  

  
  という事を理解できるわけです。
  

  つまりこの表現方法をとると、
  

  
    ● 自分はどうしたいのか、を表明せずに済む
  

  
  という事なんですね。
  

  つまりこの言い方をした場合、あなたの発言は意見ではなくて、
  

  
    ● 客観的な分析の提示
  

  
  になり、そのコメントに反対したいのであれば、
  

  
    ■ それがリスクではない、という事を証明する
  

  
  必要が出てくるわけです。
  

  こうすると、人間対人間で対立するという構図から脱却する事が出来るんです
  ね。


  つまり、人に恨まれる事が無い、という事です。

  
  でも、中身で言っている事は、ほとんど同じなんです。

  
  
  こういう表現が出来ると、社会人の中級者です。

  
  さらに上級者になると、
  

  
    ● そのリスクを低減させるためには、○○というやり方が必要です

  
  
  と言うわけですね。

  
  (やんわりと)反対である事を表明して、さらにそれを改善させる事まで伝え
  る事が出来るわけです。
  

  こうすると、会議を自分の思った方向にリードする事が出来ますね。

  
  この場合、知っておかないといけないのは、
  

  
    ● リスクは必ずコントロールできる
  

  
  という事です。
  

  つまり、リスクが洗い出せた、という事はそれに対する対応策が必ずどこかに
  あるという事なんですね。

  
  
  ですから、

  
  
    ● リスクの提示 と

  
    ● リスクの低減策の提示
  

  
  はワンセットで行わないと、あまり価値はないわけです。

  
  
  今度の会議では、この観点から、「誰がどんな発言をしているのか?」を観察
  してみてください。

  
  出世する人ほど、こういう考え方が自然に身に付いているモノなんですね。
  

  
  
    

  今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

    
  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。


    
    
  佐藤正遠(さとうしょ~おん)
  
    
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  メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

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