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メールマガジン 第2084号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第2084号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)

ツイッターは2つのアカウントでやっています。
ひとつは、@SatoShowon でこちらは私の日常をツイートしています。
もうひとつは、 @salary_1000man でこのメールマガジンの過去ログを要約した
モノを定期的に自動配信しています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

東京での速読セミナーが終わって帰宅しました。残る速読セミナーは来月の大阪
だけです。

今回は、過去最高の成果が出て、最高の満足度を頂きました。

ちょっとだけ、アンケートで頂いた声をご紹介すると・・・

FOさん(男性)
とても有意義だった。最後に文庫本を読んだが意味が取れる速度で読んだにも拘
わらず、5分で70ページまで進めた。全体が200ページくらいだから15分で1冊を
読了出来るようになった。素晴らしい。
家には積ん読が数百冊あり、とても困っていたがこれで解決出来る。
これからの人生で文字を読む時間はかなりの時間になるでしょう。その時間が数
倍以上に活かせるようになるのだから、今回の時間単位あたりの単価(セミナー
費用)はものすごく安いことは間違いありません。つまり、経済学が分かる人は
やるしか無いですね。


FOさん、ありがとうございます!
1冊15分で読めたら楽しいですよね。しかもこれ、訓練を続ければ続けるほど、
速度と理解度が上がってくるわけですから。


MYさん(男性)
再受講致しました。前回からの訓練はサボりがちでしたが、他の人に比べて初速
が速くなっている事に驚きました。今回、みなさんのヤル気に影響されて、ヤル
気がいつも以上の高さに上げて頂いたように感じます。また今回は、記憶の訓練
を初めて行いましたが、100個の言葉を覚えられたことは感動でした。自分の能
力には限界がないと自信が持てました。


MYさん、ありがとうございます!
この方、前回の受講からあまり訓練をやっていなかったとの事ですが、それでも
初速が2400文字/分ともうほとんど速読が出来ているというレベルの能力にはな
っていたんですね。私の伝授する速読訓練は、やれば必ず結果が出るんですが、
テキトーにやっていてもそれなりに能力が身に付いてしまうようです。(それは
決して良い事ではないんですけども・・・)
また今回は速読だけではなく、記憶術についても伝授していますが、これは車の
両輪なんです。記憶力が高まるというのと、速読が出来るというのは親戚みたい
なものですから。


MKさん(女性)
2日間でとにかく右脳が痺れ、痛がっています。頭の筋肉痛です。普段どれだけ
怠けてたのかを痛感させられました。ものすごい疲労感ですが、やり切った感が
あります。


MKさん、ありがとうございます!
このセミナー、能力の限界に行ってからさらにこれを拡大させるメニューになっ
ているので、多くの方がこのように脳みその筋肉痛になるみたいです。こういう
体験は他のセミナーではなかなか得られないと思いますよ。


これ以外にも、

・100%以上満足。今までのセミナーで一番良かった。非常に丁寧にステップを踏
んでいったので、今までバラバラだった知識がつながった。(ROさん、女性)


・単純に頭が良くなったこと。これが一番最初に思いつきました。速読というス
キルに止まることなく生きる財産です。(RKさん、男性)


・何回か挫折した速読ですが、ようやくモノに出来そうです。毎日15分のトレー
ニングを欠かさず、1ヶ月後の1万文字/分で理解度60%を目指します。このセミ
ナーで数万円は安すぎですね。20~30万クラスの内容だったと思います。(KTさ
ん、男性)


という熱いコメントをたくさん頂戴しました。

いつもは怪しい話をする私ですが、この速読編ではそれを封印して、リアルな世
界で効果を実感して欲しいと思ってこのアジェンダを作ったんですが、このよう
にみなさんが実感して下さってとても嬉しいです。

来年はもう少し回数を増やそうかと思っているんですが、今年はもうこれ以上出
来ません。という事で、10月4、5日の大阪開催が年内最後の速読編となります。
速読術、記憶術、そして頭を良くしたい人にオススメします。



☆ 世界は最初から不条理で、不平等で、そして残酷である

現代のしかも日本に生きている我々が、フツーに生活をしているだけではなかな
か気付かない事があります。それをひと言で要約したのが今日のタイトルなんで
す。

もちろん、


  ▼ ブラック企業で死ぬ直前まで働かされる不条理さ や

  ▼ 役人が支配者のようになっている制度設計の不平等さ や

  ▼ 沖縄の基地問題、福島の原発問題などの被害者が感じる辛さ


などなど、日本にもそれなりに不条理で、不平等で、残酷な事って存在していま
すが、こんなのは正直言って世界水準では平均以下なのだという事は、ガザや北
朝鮮の有様を見たら分かると思います。


良書リストには入っているけどもう絶版になっていて、なかなか紹介しづらいの
本として、


不可触民―もうひとつのインド

http://www.amazon.co.jp/dp/433478044X/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


この本の入手が難しければ、


不可触民の道―インド民衆のなかへ

http://www.amazon.co.jp/dp/4334781152/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


アンベードカルの生涯

http://www.amazon.co.jp/dp/4334032958/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


でも良いですから、読んでみて現代にも残っている人種差別について知って下さ
い。


日本人が日本で感じる不条理さ、不平等さ、残酷さなんて蜂蜜の甘さである事が
痛感出来るはずですから。

ちょっとだけ解説すると、不可触民というのはインド(というかヒンズー教)に
あるカースト制度で定義されている人種差別の最下層にいる人たちを指します。
彼らは正確にはカースト制度の枠外に生きているため、枠内の人たちから人間と
思われていないのです。そういう人たちがインド人口の20%ほどもいるんです。

『不可触民』という本は、著者が実際にインドに生き、現地で不可触民からどう
いう差別、虐待、暴力を受けたのかを聞き取ってまとめたものなんですが、これ
が凄まじいのです。冒頭から、森の中で人が車にはねられます。著者は慌てて車
を駐めてはねられた人を助けようとしますが、同行しているインド人たちは運転
手を含め誰一人として車を駐めようとしません。

「早く駐めて助けなきゃ」と言っても「あれは不可触だから良いんだよ」とニヤ
ニヤするばかりの態度に衝撃を受けます。彼らはインドではそれなりに(という
かかなり)教養があって、西洋流の常識もある人たちなのに相手が不可触民の場
合には態度が一変するんです。これはマズい事になった、明日の新聞にはデカデ
カと載るぞと心配してみますが、その心配は杞憂に終わり、ローカル新聞、英字
新聞を読んでみてもどこにもそんな事件は載っていません。

彼ら以外のインドの友人に相談してみても全員が、


  ▼ 相手は不可触民なんだからどうしようもない

  ▼ インドではこんな事は珍しくも無い

  ▼ 不可触民の事なんか早く忘れてしまえ

  ▼ 相手が不可触じゃだれも取り合ってくれないよ


という態度を貫くのに著者は大きな衝撃を受けます。

この国は一体どうなっているんだ?人が死んでも身分によっては虫ケラ以下の扱
いになるのか?


背筋を走る悪寒は、実際に現地の不可触民にインタビューをする事でさらに烈し
くなります。

道路や井戸を使わせない、所有する土地を力尽くで奪う、女性を強姦する、リン
チをして殺してしまう、家に火を付ける、こういう事がフツーに行われ、それを
現地の警察は見て見ぬ振りをするインドの現実に著者は深い憤りを感じます。


ザッとこういう内容なんですが、このどれか1つでも日本で起こったら大変な騒
ぎになりますよ。ところがこれはインドでは当たり前の日常で、こういう扱いを
受けている人たちが20%もいるんですから。彼らにとっては世界はどんだけ不条
理で、不平等で、残酷なんだって言いたくなるはずです。


こんなのは日本でだって行われていたんです。ちょっと調べれば分かりますが日
本の差別の歴史もキツイですよ。

これまた絶版で申し訳ないんですが(最初に紹介した時にはフツーに売ってたん
ですよ)


血だるま剣法・おのれらに告ぐ

http://www.amazon.co.jp/dp/4883791637/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


入手が難しければ、

血だるま剣法・復讐つんではくずし

http://www.amazon.co.jp/dp/4905055105/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


でも良いです。


この劇画は日本での部落差別がどれほど苛烈で、人の心を荒ませたのかが描かれ
ているんですが、これはつい最近の事ですよ。たった150年ほど前には当たり前
の光景だったんですから。え?150年は古すぎるって?

じゃ、


黒い肌は知った

http://www.amazon.co.jp/dp/B000J9NVLC/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


なんて如何でしょう。これは60年代のアメリカで、白人女性が黒人のフリをして
生活をしたらどんな差別に遭うのかを体験したルポです。60年代ってまだ50年し
か経ってませんから。


差別の話ばかりじゃつまらないって?

そんな人には、


カラマーゾフの兄弟1

http://www.amazon.co.jp/dp/4334751067/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


をオススメします。
人間の業の深さってどういう事なのか、自分が彼らと同じ人間である事に戦慄す
る思いをします。同時に、アリョーシャの純真さに人間として生きることの希望
を感じます。


あのね、ビジネス書を読んだり、資格の勉強をしたりするのも良いですけどね、
そんな表面上の小手先のテクニックを身に付ける前にインストールしておかなき
ゃならないものってあるんですよ。それは、「人間を知ろうと思う」という事で
す。ビジネスだって家庭だってみんな人間がやっているんですから。人間が何者
なのかを知ろうとしなければ感性の土台は作れないですよ。

大学生には社会に出る前にこれらの本を読み切って欲しいですし、読まずに社会
に出てしまった人は有休をとってでも、仮病を使ってでも会社を休んで読んで欲
しいと思うんですよね。


こういう概念を持たずにカネを稼ごうとすると、人間がゲヒンになりますからね。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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