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メールマガジン 第2032号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第2032号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)

ツイッターは2つのアカウントでやっています。
ひとつは、@SatoShowon でこちらは私の日常をツイートしています。
もうひとつは、 @salary_1000man でこのメールマガジンの過去ログを要約した
モノを定期的に自動配信しています。

フェイスブックでのお友達申請もお待ちしています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日は受講資格のある方に、東京で8月に開催される「引き寄せの法則と開運
術」セミナーのご案内をしました。

このセミナー、アジェンダ的にはバージョンアップ編とペアになるようなもので、
ネタを編集している段階から、


  ● 今回はスゴい内容になりそうだな


と私がワクワクしてきたくらいのものです。

これが分かってしまったらもう他の知識はいらないんじゃないの?って思えるく
らいの深くて使える技を公開しています。
ま、興味がある方はどうぞ。


さて今日は超弩級の良書の紹介です。


失われた手仕事の思想

http://www.amazon.co.jp/dp/4122050111/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


日本だけでなく、近代化、現代化、機械化、文明化、そういうものが生み出した
負の側面をここまで抉られちゃ他の民俗学研究者は歯がみをしていることでしょ
う。

タイトルからは「手仕事」つまり機械化される前の世界で遍く存在していた「職
人」にフォーカスされた内容であることは容易にイメージが付くのですが、これ
が文化史、民族史に広がって行き、最後には教育論、職業論にまで昇華します。

この本では、さまざまな観点から、職人、手作り、師弟関係という古来日本人の
生活に網の目のように張られていた価値観が崩壊した原因が書かれています。そ
のひとつに、最低賃金という法律が出来た事によって徒弟制度は崩壊し、その結
果日本から真の職人が消えたという内容の記述があるんですが、これは


  ■ 職業を人生のパートナーではなく、お金をもらうツールにしてしまった


現代社会の価値観にピッタリとマッチします。

便利で安くて、壊れない機械やプラスティックが、高いけれども一生使える一品
生産の道具を歴史から消してしまったところでは、


  ■ 機械に頼らなければ何もできない現代人のもろさ


を浮かび上がらせています。

本書を読めば、我々が戦後失ってしまったモノがなんだったのか、それはどうい
う影響を社会と自然に与えたのかが整理された形で理解出来るでしょう。
我々はこういう結果出来た文明にドップリと浸って生きているわけですが、この
功罪についてもう少し敏感になるべきではないかと、自身の生き方を含めて少し
反省した次第です。


ちなみにこの本の中に出て来るある職人って、いま私が住んでいる地域の人なん
ですよ。え?この川に木造の船がたくさん浮かんでいたんですか?移住後この川
に船が浮かんでいるのを見たことは一度も無いんですよね・・・


☆ 人生を競馬に譬えると・・・

ここのところご無沙汰なんですが、むかし深く競馬にハマった事があります。
どれくらい深くか?というと、毎週土日は1Rから馬券を買うために早起きをして
後楽園にある場外馬券売り場に向かい、オケラ(有り金全部無くなること)にな
るか12Rが終わるまでそこに止まり続けるという事をほぼ1年間休まず続けました。

最近その頃の自分が夢の中で出て来てかなりギョッとしたわけですが・・・

競馬というのはご存じの通り(ご存じじゃ無い方も多数いらっしゃいそうです
が)、馬の走り方にいくつかのタイプがあるんです。正確には脚質といって、逃
げ馬、先行馬、差し馬、追い込み馬なんて分け方をするんですが、おおざっぱに
言えば、


  ▼ レースの最初の方で先頭に立って逃げるのを逃げ馬


といって、もうひとつは


  ▼ レースの最後の局面で一気に前の馬を抜き去る追い込み馬


の2つに分けられます。

このメールマガジンは競馬講座が主たる目的では無いので、ここから先は全部割
愛するんですが、考えて欲しいのはみなさんが競走馬だったとして、そして人生
が競馬場だったとしたら、


  ● あなたは逃げ馬と追い込み馬のどちらを選びますか?


という事です。

どっちだって勝てばいいジャンというのは馬券を買っている競馬ファンの発想で
す。

あなたが馬だったとしたらどちらのタイプを選ぶのか、そしてその理由はなに
か?という事です。

あなたが若くてまだ実力もそれほど無いと自覚しているのなら、あなたが選ぶべ
きは追い込み場ではなく逃げ馬だと思いますよ。とにかくフィールドを最初から
全力で走り、後ろからライバルが走ってきたら心臓が破裂する直前まで頑張る。
ここには戦略も戦術もありません。あるとしたら『常に全力で走り続ける』だけ
でしょう。

でもね、これこそが実力を養う王道なんです。

追い込み馬のように、最初は相手に前を走らせて自分は力をセーブして、最後の
直線で華麗に抜き去ろうなんてのは、実力も経験も伴っている大人が、格下の相
手に対してやる戦法です。

しかも、こんな競馬みたいなことは人間ではほとんど起こらないんですから。

ウサインボルトが100メートル走で、50メートルまでは最後方にいて最後の10
メートルで全選手を抜き去って世界新記録でゴールなんてあり得ないんです。彼
は最初から先頭集団にいて、そのままトップで走り抜けるんですから。

マラソンだって、折り返しまで後方の市民ランナーと一緒に走っていた選手が、
最後の10キロで全員をごぼう抜きするなんて無いの。

トップの営業マンは、毎月最初から最後までトップ集団にいるんです。
最後の1週間で突然売れ出すなんて事は無いのですよ。

最後の3日で頑張ればどうにかなるなんてのは、小学校の夏休みの宿題だけで、
大人の世界ではスゴいヤツはレースの頭から全力でトップを維持するんです。


実は私はそれに気付いたので真人間になれたんです。
当時23才か24才くらいだったと思いますが、人生が競馬のレースなら20代がス
タート直後(本当は10代なんですがもう過ぎ去ってしまったので計算に入れませ
んでした)で、30代が中盤、40代が最終コーナーあたりで、50代が最後の直線、
60代は余生になるわけで、今のようにグダグダと生きていて、40代、50代になっ
てから頑張ろうと思ってももうレースは終わっているだろうという事に気付いた
んです。

レースの終盤になってから慌てたってもう遅いわけで、そうなってからグチを言
ってももう後には戻れないんだという事に気付いてから、本気で生きようと思っ
たんです。

特に、能力も、人脈も、学歴も、おカネもない私が、悠々と追い込み馬を気取っ
ている場合じゃないという事に気付いたのです。

今ではあの時にこれに気付いて本当に良かったと思います。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html

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