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メールマガジン 第1995号


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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第1995号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
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◆ 今日の前フリ ◆◇

我が家のバラが咲き始めました。
横浜時代に鉢で育てていたのを、移住後地植えにして2回目の春。ようやく土地
に馴染んだみたいでひとつの株に10個以上のつぼみを付けているバラもありま
す。
私はビンボー時代、全く植物には興味も関心もなかったんですが(だからビン
ボーだったわけですが)、野良仕事をやるようになると自然に馴染むようにな
りますよね。

これからの時期は、町を歩いていても花が咲き誇り自己主張をするんですけど、
昔は本当にこういう自然の移ろいというか変化に気付かなかったんですよね。
手遅れになる前に、そういう大事な事に気付いて良かったと思う事しばしばで
す。



☆ 捨てればそれで良いのか?

家人が家事ネタでメルマガを書いているので、我が家には家事系のスキルにつ
いて語った本がたくさんあります。ま、本は商売道具みたいなものですからい
くらあっても構わないのですが、こういう本って売れるんですよね。


人生がときめく片づけの魔法

http://www.amazon.co.jp/dp/4763131206/ref=nosim/?tag=jiateng4-22

この本なんて、なんと160万部も売れたそうです。
ちょいとおニイさん、160万部も売れるといくら儲かるか知ってますか?
1470円の8%が印税だとしても1冊売れると117.6円。って事は1億8800万円ですよ。

スッゲェ~、我が家でもとっとと家人に本を書かせなきゃな。

もちろん我が家にもこの本はありますから、私もサラッと眼を通しています。

こういうテーマは斬新なものではなくて、ずいぶん前に『断捨離』なんて表現
も流行になりましたからね。


ところが私はこういう考えに同意出来ないんですよ。
特に今のように田舎暮らしをしてからはね。


田舎で田畑をやっていると分かるんですが、一連のサイクルが成立していてそ
の循環をどこかで断ち切ってしまうとすべてが成立しなくなるんです。

譬えば田植え。今はお手軽に化学肥料を撒いて終わりですが、本来は自分のと
ころで出たクズ野菜とかを肥やしにして播いていたんです。稲というのは食べ
られるのは先っぽについている種である籾の中に入っているお米だけで、稲ワ
ラも籾殻も不要なゴミなんです。ふざけた農家だと今はこれをホントに産業廃
棄物として捨てているそうですが、これ全部本来は利用価値があるんです。

稲ワラはザクザクと切って田んぼにバラ播けばこれだけで肥料になります。一
部を取っておいてワラジを編んだり、カツオの切り身を稲ワラで焼いてタタキ
にしてもいいですし、お正月のしめ縄やお飾りはこれがなきゃ作れません。来
年の稲刈りのために縄を編むのもこれまた稲ワラですし、余ったらムシロを編
んでも良いですね。

ところがこれ、「どうせ稲ワラなんて要らないでしょ」と言って捨てちゃうと
全部出来なくなるんですわ。どうしても必要なら買わなきゃならないわけです。

籾殻は籾殻でこれに火を通して燻って炭にすると、ものすごく良質の土壌改良
作用がある肥料になるんです。土が軟らかくなって、ミミズがワサワサいる土
になるんですよ。でも籾を捨てちゃうとこれが作れないんですね。
これ以外にも、冬の農作物の周りに籾を播いておくと保温効果があるので、霜
対策にもなります。

ちなみに、籾殻も稲ワラもホームセンターで結構なお値段で販売しています。
先日冷やかしたホームセンターでは籾殻が2キロだか3キロ入って700円とかして
いました。


こういう事を体験すると、捨てることに抵抗感が生まれるんですよね。もちろ
ん、先ほどの本に書かれているのはこういう農業体験とは全然別の話ですから、
ひとつの話にまとめるのはおかしいというのは分かるんですけど、それでも


  ■ ジャンジャン捨てればスッキリするのだ!


という考え方に同意出来ないんですよね。


江戸とか明治の頃の生活ぶりを書物で読むと、あの当時は「クズ拾い」という
職業があったんです。文字通りゴミを頂いてきて、そこから再利用出来る部分
を取りだして他の人に売るという職業です。

現代人がこの職業についての記述を読んでも理解出来ないと思うんですよ。私
も初めて読んだ時には、そんなバカな!って思いましたもん。布きれの切れっ
端やら、紙くず、欠けた茶碗や、ヒモ、ちびたゲタ、使った後の割り箸なんて
のを引き取って売るんですから。

今の人は膝や肘にツギを当てたりしませんし、火をおこす事もしないので、こ
ういうものが次ぎにどういう用途で売られるのかも想像出来ないんでしょうね。
その意味ではそういうところから情報をインストールしなきゃならないんです
が、日本という国は明治の頃までは世界に冠たるリサイクル国家だったんです。

ほとんどの工業製品や工芸品が修理する時のことを考えて作られていましたし、
そのような修理を専門にする職人がいたんです。陶器で出来た急須をちゃぶ台
の角にぶつけて欠けてしまったら、金継ぎに出すとキレイにくっつけてくれた
んです。

服だろうが履き物だろうが、台所用品だろうが、農業用の道具だろうが、壊れ
たらまず修理する事を考えるのが当たり前だった時代があるんです。和服なん
てのはまさにそういう思想で作られたわけで、糸を外して解体すればいつでも
一巻きの布(反物)になっちゃうんですから。


ちなみにこの思想は戦後の工業製品にも色濃く残っていて、電化製品が壊れた
ら新品を買い直すのではなく修理するという文化が日本ではつい最近まであっ
たんです。町の電気屋さんというのはそういう修理をする事でご飯を食べてい
たんです。昔我が家にあったテレビも、扇風機も、ラジオも、レコードプレー
ヤーも壊れたら直したんです。

そういう修理という思想が消え去ったのが21世紀という時代なんだと思います
よ。設計の段階から修理をせず壊れたら捨ててしまう(その方が直すよりも安
いから)ようになったんです。よしんば修理するにしても最低限の技術力で直
せるようにアセンブリー交換が当たり前になっています。


天の邪鬼の私としては、私一人でもこういう流れに抵抗してやろうかと思うわ
けです。ロハスとかエコって、元々はそういう天の邪鬼が言い出した事だった
のに、これがいつの間にか消費社会の金儲け手段として使われているところに
欺瞞を感じるんですよね。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょ~おん)
☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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