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メールマガジン 第197号

  ■ ■ ■ 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師 ■ ■ ■
    
  ■ ■ 「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」 第197号 ■ ■
    
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  こんにちは、佐藤正遠(さとうしょうおん)です。

      
  このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
  たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし
  佐藤正遠(さとうしょうおん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長
  を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    
  内容により、一つのテーマを、複数回にまたがってお知らせする事があります。
  その場合には、適宜バックナンバーをご参照下さいませ。
  http://archive.mag2.com/0000258149/index.html
  
  また、ブログもあります。
  http://d.hatena.ne.jp/showon/
  こちらは、テーマを変えて、かなり日常に近い事をお伝えしています。楽しい
  事、うれしい事しか書きませんので、読むと元気になるはずです。是非こちら
  も見に来て下さい。
    
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  オリンピックも無事終わり、いつもの日常が帰ってきます。
  オリンピックと共に、夏も終わった気がするんですが、個人的には夏の終わり
  から秋の始まりが一番好きな季節です。

  
  実りの秋と、秋の夜長が楽しみです。
  

  
  ☆ どうやって新たな波をキャッチするのか
  

  ベクトルを読むには、1回かぎりのスナップショットではなく、数字を推移で見
  つめると言うことをご説明しましたが、数字にならないモノについてはどうし
  たらいいのでしょうか?
  

  
  例として私が、バイリンガルという波を認識した時の話からなんとなく理解し
  て下さい。
  

  私がなぜバイリンガルという波に気づいたかというと、これはすごく簡単です。
  

  
  
    ● 電車の中で、やたら英会話学校の広告が目についたから

  
  
  なんですね。

  
  皆さん、電車に乗ったら中吊り広告ばかり見てませんか?(笑)

  
  これじゃダメですよ。
  広告というのは世の中を映す鏡のようなモノなんです。

  
  儲かっている会社というのは、景気が良いわけですから、ジャンジャン広告を
  打つんですね。
  ですから、広告を出している業界を見つめることで、

  
  
    ● どの業界が儲かりつつあるのか
  

  
  が結構簡単に分かるんです。
  

  試しに、帰りの電車で、広告を出している業界を観察してみて下さい。
  最近ですと、
  

    
    ■ 英会話学校の広告はピークを過ぎた
  

  
  感じがしますが、
  

  
    ● 転職エージェント会社は、まだベクトルは上向き
  

  
  だということが分かるはずです。また、
  

  
    ● 人材派遣業界もまだまだ上向き
  

  
  です。なぜならこの二つの業界では、

  
  
    ● 私の知らない会社が、電車で広告を出してきている

  
  
  からなんですね。つまり新規の会社が広告を打てるほど、

  
  
    ● 儲かる業界である
  

  
  という事なんです。
  

  同様に、TVのCMについても同じ視点で確認してみて下さい。
  

  土日で暇な時、ボケッとTVを見るのではなく、マーケットリサーチをする感覚
  で、
  

  
    ● どの業界が伸びているのか(広告をたくさん打っているのか)
  

  
  を、スナップショットではなく、ある程度の時系列的推移という視点を持って
  観察することが、
  

  
    ● 世の中の萌しを捉える
  

  
  良い訓練になるはずです。
  

  具体的な数値データが無くても、こういった視点で観察を続けることが、
  

  
    ● ビジネスパーソンとしての基礎体力をつける
  

  
  筋トレのような役割を果たすんです。
  良く言う、「アンテナを広げる」というのもこれと同義語ですね。

  
  
    ■ 自分の置かれている業界とは関係ないよ
  

  
  と言っているようでは、ダメなんですね。
  世の中の事というのはおしなべて、
  

  
    ● まわりまわって自分に影響を及ぼすモノ
  

  
  だという真実を理解出来ている人は強いです。
  

  一見関係ないモノが実はこんな形でつながっていたのか、と驚愕するのが社会
  です。
  例を挙げると、日本に於ける所得税率とその階層って、

  
  
    ● 昭和49年の19段階、最高税率75% から
  

    ● 平成19年の6段階、最高税率40% に
  

  
  大幅に、簡素化、低率化しているんですね。

  http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/035.htm
  

  なぜこんな事が起こったのか分かりますか?
  

  理由は、
  

  
    ● アメリカを始めとする西欧諸国が最高税率を下げたから

  
  
  なんですね。
  昔は日本の政府も、
  

   
    ■ 日本は関係ない。今まで通りやっていくぞ
  

  
  と思っていたわけですが、国際化の波がやってきて、日本だけ最高税率を上げ
  ておくと、
  

  
    ■ 優秀な人材が国外に流出してしまう
  

  
  事が明らかになったんですね。
  

  つまり、日本政府としてはやりたくなかったのに、
  
  

    ● 波が来てしまったから抗えなかった
  

  
  ということです。こんなところでも世界はつながっているんですよ。
  

  そういうことを、明確に説明している本が、
  


  
  「フラット化する世界」(上)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4532313775/ref=nosim/?tag=jiateng4-22

  
  「フラット化する世界」(下)
  http://www.amazon.co.jp/dp/4532313783/ref=nosim/?tag=jiateng4-22
  

  (いつの間にか、増補改訂版になっていたんですね。う~ん、これは買わなきゃ
  )

  
  という名著です。これからの世界は、「国境」や「文化」、「人種」といった、
  今までは壊すことが出来ないと思われていた、「境界(バウンダリー)」がド
  ンドンなくなって行く、ということを衝撃の事実で明らかにしていく本です。
  

  
  こういう本を読んで勉強しないとついていけない世の中になっているわけです
  ね。
  

  

  
  今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

  
  ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。


  
  
  佐藤正遠(さとうしょうおん)
  
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  メールマガジン「サラリーマンで年収1000万円を目指せ」
  ☆発行責任者:佐藤正遠(さとうしょうおん)
  ☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
  ☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
  ☆配信中止はこちら :http://www.mag2.com/m/0000258149.html
  

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