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メールマガジン 第1948号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第1948号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

ええと、課題図書の優秀賞を発表しなきゃならないんですが、まだ大阪にいる
のでちょっとお待ち下さいませ。明日発表出来るようにします。
同様に、色々メールを下さっている方へのお返事も帰宅後にしますのでお待ち
下さいませ。


さて話は変わって、本の紹介をします。


イーロン・マスクの野望 未来を変える天才経営者

http://www.amazon.co.jp/dp/4023312541/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


ここのところ私は、人生とか生き様、生き方、ライフスタイルという事に興味
が向いています。今月開催する高野秀行氏とのジョイントセミナーも元々は私
が、


  ● この人はどういう生き方をしてきたのだろうか?


というところに興味を持ったのがきっかけです。

人生を流されずに、自らの意志で、たとえ結果がどうであろうとも、日和らず
に、興味があること、やりたい事の軸をぶらさずに生きてみるとどうなるの
か?という問いは常に私の中に存在していて、現実にこうやって自身がサラ
リーマンを辞めて独立してみたら、やっぱり以前とは違う視点を持てるように
なった反面、過去ほとんど感じていなかった漠然とした不安とかも出てくるよ
うになったんです。

そういう時に、先達たちはどうしたのか。現在進行形でこういう生き方をして
いる人って、頭の中は何を考えているんだろうか?という疑問を少しでも解決
させるために、そういう生き様の最先端を走っている人の人生に猛烈な興味を
持っています。

その意味で、本書の主人公であるイーロン・マスクという人間は飛び抜けてい
ます。いくつかのITベンチャー企業を作って、それを売却し、あっという間に
お金持ちになったと思ったら、次は何と民間企業として宇宙に行く、最終的に
は人類を火星に移住させるという壮大な夢というか野望を抱き、なんと本当に
NASAが飛ばすロケットの1/10の費用で大気圏を抜けて帰還するロケットを作っ
ちゃったんです。
(日本でも某氏がロケット開発をやっていますが、そもそも彼とは目の輝きが
違うんですよ。彼の写真を見ると分かるんですが、目が濁っていないんです。
譬えていえば若い頃の羽生善治氏のような澄んだ眼をしていて、この顔写真を
見ただけで「勝負あった」って感じなんですわ。)


さらに彼は、地球環境を守るためにはもうガソリンを焚く自動車じゃダメだと
いう事で、電気自動車だけを製造、販売する自動車会社も作っちゃいます。電
気自動車専業の自動車会社って他にはありません。しかもこの車がやたらとカ
ッコ良いんですよ。


http://www.teslamotors.com/jp/roadster


ですからハリウッドのスターたちから絶大な支持を受けています。
しかも電気自動車の最大の弱点である航続距離についても、1回の充電で400キ
ロとかを走れるようにしたり、全米に充電スタンドを設置しようとしたりと、
ビジネスとしても抜け目なく展開しています。

私はここのところほとんど物欲が無かったんですが、この自動車だけはどうし
ても欲しくなりました。

というか、この男スゴいです。
生き様がカッコイイってこういう事を言うんですな。
久しぶりに憧れたくなる男を見た感じです。


☆ 結果を変えようとしない

部下からの報告を聞いていて、瞬時に、『それじゃダメだよ』と突っ込みたく
なる事があります。それは、


  ▼ 来月は売り上げを増やしたいと思います

  ▼ クレームを20%減らします

  ▼ もう失敗しないようにします

  ▼ 誤解されないような記述にします

  ▼ ヒューマンエラーを半分にします


こういう報告というか宣言です。聞いた瞬間に雷を落としたくなるんですけど、
みなさんはこの言い回しのどこに問題があるか分かりますか?


これらは全部、結果を変えようとしているんです。


は?結果を変えるのがビジネスなんじゃないの?というツッコミが一部の読者
さんから来ましたが、我々が変えるのは結果じゃ無いんですよ。結果は結果と
して変わってしまったという現象なのです。

我々が変えられるのは結果ではなく、その結果を生み出すプロセスだけなので
す。

つまり、「売り上げを増やします」の前に、「どうやって?」が説明されなき
ゃならないのですよ。この「どうやって?」こそがプロセスです。売り上げを
増やすための様々なアクションで、ここにメスを入れてここを変える事で現実
が変化するんです。

そしてさらにこの「どうやって?」を正しく変えるためには、


  ● なぜ売り上げが増えなかったのか?


という原因が分かっていなければならないのです。

それが分かっていないのに、プロセスを変えるのは意味がありません。場合に
よっては、この変更によってさらに売り上げが落ちてしまう可能性だってある
わけですから。


  ● なんだ、これが原因だったのか!


と理解出来て初めて、ではどこをどう、変えたらば結果が変化するのだろう
か?という議論が出来るのです。これを全部やるから、「売り上げ」という結
果が変化するのですよ。

つまり人間が変えられるのは、売り上げを生み出すアクション(プロセス)だ
けなのです。


だから、これを説明せず、論ぜずに、


  ■ 来月こそは売り上げを増やします!


って言う人がいたらいじめたくなるんですよね。

そういう人に限ってこういうやり方で突っ込んでみると、本当に何も答えられ
ないんです。というか、精神論しか言えなかったりします。


  ▼ お客様の訪問回数を増やす事で・・・


って事は、訪問回数と売り上げになんらかの相関関係があるって分かったんで
すか?ちょっとその資料を見せて下さいよ。ちなみにウチで一番売り上げを上
げている人って、訪問回数もダントツなんですよね?そうでなきゃ辻褄が合い
ませんよ。


  ▼ プレゼンの方法を改良する事で・・・


って事は、プレゼンがダメだったから買わないと言ったお客さんがいるんです
か?ちなみにそれはどこのお客さんですか?ちょっと私が電話して訊いてみま
しょうか。


  ▼ 競合よりも値引率を高める事で・・・


って事は、ウチの価格が高いから買わないって事ですか?ならどれくらい値引
いたら購買率がどれくらい上がるのか、どういう計算式にしているのかを教え
て下さい。また、値引きをたくさんするって事は粗利が減るって事ですが、こ
れはどうやってカバーされるんですか?トータルで粗利を維持するにはそれだ
けボリュームを売らなきゃならないんですが、そのシミュレーションってどう
なっているかの計算資料を見せて下さい。


  ▼ もっと粘り強くプッシュする事で・・・


って事は、今は全然粘っていないって事ですか?ちなみに、「粘り強く」の定
義ってどれくらいなんですか?今がどの程度で、それをどこまで上げるといく
ら上がると考えているんですか?その根拠は?さらにそれって、ほとんど押し
売りのように思えるんですが、その境目ってどう考えています?


私が出会った社会人の80%ってこのレベルの受け答えしか出来なかったりします。
みなさんもこういう会話をどこかで聞いた事があるんじゃありませんかね。

特に中小企業ではこの程度の事を、営業施策として採用していたりして、それ
を営業部長が声を枯らして部下に叫んでいたりします。


  ▼ もっと訪問回数を増やせ!!

  ▼ もっとプレゼンを改良しろ!!

  ▼ もっと値引きをしろ!!

  ▼ 君たちは粘りが足りないんだよ!!


もう本当になんだかなあと思うんですけど、外資も含めて80%の会社はこういう
不毛なやりとりをしているんだと思いますよ。


この根本的問題は、結果を変えようとするアプローチにあるのですよ。

変えるのは結果じゃ無くてプロセスなのです。

そしてその前に原因分析が必要なのです。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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☆お問い合わせ:melma@bc.iij4u.or.jp
☆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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