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ひとつ前の回へ次の回へメールマガジン第1930号
╋╋…‥・　　　　・・‥‥…━━━━━━━━━━╋━━━━━━━━━━ 　成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師　┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ　 ┃ http://showon-sato.com 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・・━　第1930号　━ ・・・・・・ ━━━╋…‥・　　　　・・‥‥…━━━━━━╋━━━━━━━━━━━━ こんにちは、佐藤正遠（さとうしょ～おん）です。　　　　　　このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたくし佐藤正遠（さとうしょ～おん）が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。　　　　バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下さい。 http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/　　人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。 http://showon-sato.com/index.php/g_books/ 過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんありました！」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエスト下さい。（リストをご依頼頂いた方には、今後しょ～おんからお得なご案内を差し上げる事があります。）ツイッターもやっています。 http://twitter.com/SatoShowon ゆるめにやるのでフォローしてもらえるとうれしいです。フェイスブックでのお友達申請もお待ちしています。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ◆ 今日の前フリ ◆◇ 昨日はさるところから入手した戦闘糧食なるモノを食してみました。戦闘糧食とは何かというと、いわゆる「ミリメシ」です。え？分からない？ミリメシのミリとは、ミリタリー（軍隊）の事です。つまり、自衛隊の人たちが訓練中や、被災地、場合によっては海外の紛争地帯や、戦場で食べるご飯の事です。これ、ネットで調べるとフツーに売っているんですね。もちろん長期保存が出来るように密閉された状態になっているんですが、食べ方はというと、これが簡単で、　　●　ドブンとお湯の中に入れて30分温めるだけなんですね。ま、パスタを30分湯がくようなイメージですかね。今回食べたのは、「さんまの蒲焼き定食」で中には、　　▼　さんまの蒲焼き　　▼　白米が2パック　　▼　焼き海苔が2枚　　▼　スプーンが入っていました。白米が2パックってところに、市場のコンセンサスとは違う香りを感じますな。（笑）今回は、お皿に盛ったんですけど、これって現場ではどうするんでしょうね。蒲焼きはフツーにレトルトのカレーみたいになっていたんですが、ご飯はサトウのパックご飯と同じなので、別なお皿を用意しないと食べられません。お味はというと、さすがに究極の肉体労働をされている方向けのだけあって、塩分が強くて味が濃いです。肉体労働は週に2回のゴミ出しだけで、普段は部屋でゴロゴロと読書をしているか、PCの前に座っている私にはキツめです。でも、想像していたのよりかははるかに美味しかったです。これは当たり前で、ああいうところでの楽しみって食事だけですから、これがスゲー不味かったら士気に関わってきますからね。それにしてもご飯の量がハンパじゃありませんでした。 3人で2パックを分けて食べたんですが、それでもご飯が1パック余りました。賞味期限がどれほどあるのかよく見ていないんですが、究極の災害時用保存食としてとっておこうと思っています。 ☆　局所戦と最終ゴールは異なるモノこの問題は、総理が靖国に行こうが行くまいが絶対に解決しません。これだけは断言出来るんですが、みなさんはそのこころが分かりましたか？これを先の大戦に絡めて、イデオロギーで論じるからダメなんです。中国はイデオロギーで日本を攻めているのでは無いのですよ。イデオロギーとして、あの戦争を肯定するのかどうか、その結果日本が昔のようなヤバイ国になるのか？という議論には答えが出ているのです。もう一度言いますよ。冷静に考えたら日本が再度戦争をするなんてあり得ないんですよ。それは日本人が一番良く知っているでしょ。法的にも憲法を変更（改正じゃないよ）しなきゃいけないわけで、このハードルは万里の長城くらい高いです。さらに徴兵制も復活させなきゃなりません。国民を戦争に駆り立てるために、小学校の教育プログラムは全面改定が必要です。戦前のように、男子は兵隊になって日本のために命を投げ出すのが正しいのだ、って教育にしなきゃ前線で逃げ出す兵士が出て来ちゃいますから。もちろん、兵隊に一定数が取られる分、少子化問題は致命的です。軍備もアメリカ一辺倒を脱して、自前主義を開始しなきゃなりません。まずはステルス戦闘機くらい、日本で作らなきゃね。その結果、軍需工場をもう一度造らなきゃなりません。もちろん核兵器だって持ってなきゃ話になりません。っていうか、日米安保の枠内でやるのか、日本が一本立ちしてやるのかという議論も必要です。現実問題として、彼らが喧伝している問題にはこれだけのハードルがあるという事で、こんな事が起こるとは彼らも考えていませんし、このどれひとつとして現実には兆候すらありません。さらに言えば、こういうのが全部クリアされて、兵士、武器、マインド（戦意）が揃うまでに20年やそこらはかかります。なんたって日本男子は戦後去勢されて（私もそうですが）、　　●　戦争なんかやりたくないぞ！って思っているのがほとんどなんですから。徴兵とか言われたらすぐに他の国に移住しちゃうんじゃありませんか。しかも昔の人に比べて体力が落ちていますから、軍事訓練中に脱落しちゃうと思います。もう一度言いますよ、冷静に考えて下さいね。左寄りの論客や、中国、韓国が言うように、　　■　靖国参拝は日本の再軍国化と関連があるのか？その答えは明白でしょ。今の日本をどっからどう見ても、戦争したがっている雰囲気すらありませんし、そのための準備なんてゼロなんですから。たとえ為政者が戦争をしたいと思っても、今の日本人ではムリですよ。100%ムリ。なら、　　■　靖国は先の戦争を美化し、日本の再軍国化をイメージさせるから良く　　　　ないのだという論には説得力が無い事になります。もうひとつ、彼らが言うセリフは、　　■　日本は先の大戦で負けた事を反省していないというのもありますね。これね、総理が神社に行っただけでサンフランシスコ平和条約が破られたかのような騒ぎ方をするのはおかしいんですよ。日本は戦争に負けて、連合国48カ国と平和条約を結んだわけです。これがサンフランシスコ平和条約です。ここでは東京裁判の結果を受け入れ（文句を言わないという事）、領土も台湾、樺太、千島列島を放棄するというような事が謳われているのですが、この条約締結が先の大戦に関する日本の反省そのもので、条約締結以降一度たりとも日本政府はこの条約について異議を唱えていません。この条約、中国と韓国は対象国に含まれていないんですが、韓国とは昭和40年に日韓基本条約を、中国とは昭和53年に日中平和友好条約を個別に結んでいます。そしてこれまた当然ですが、日本側は締結後一切の異議を唱えていません。ちなみに韓国は条約締結後も、韓国議会、司法、国民による対日請求が出されていて、盧武鉉（ノムヒョン）大統領時代には、再請求を主張しています。賠償という意味では、中国にはODAを過去3兆円以上も、韓国には国交回復時に当時のレートで8億ドル、その後の援助が3億6000万ドルもしているんですな。これが反省でなくてなんなんでしょうね？この状態から、日本が敗戦を受け入れていない、反省していないというのは世界の外交の常識からは受け入れられない解釈です。本当に反省していないのであれば、ヒトラーがベルサイユ条約を破ったように、明確なアクションが伴うのですよ。何か日本はそれに相当するアクションをしていますか？現実の秩序を変えるような具体的かつ有効的なアクションをしていますか？たかが神社に行きましたというだけで、ここまで言うのは荒唐無稽な言いがかりだと考えるのが当たり前の解釈でしょ。そこまであんたらは心配性なのか？って話です。じゃ、なんで彼らは、そして我々もが騒いでいるんですか？騒ぐ必要がどこにあるんですか？靖国神社に総理が行こうが行くまいが、日本が再軍国化する事はないんですから。そんな因果関係は無いって事は、中国が一番知っていますよ。なんたって現在進行形の軍事大国で、現在進行形で他国を侵略しているんですから。彼らが騒ぐ真の理由はここにありません。彼らはこの件で騒ぐ事で、国内を反日でまとめて共産党政権の安定させたいというのと、日本からの譲歩を引き出して、国際的に日本よりも優位な立場に立ちたい、という事の2つのモノをゲットしたいのです。前者を解説すると、中国はご存じのように言論の自由も、結社の自由も無い共産党一党独裁国家なのです。その歪みが全国レベルで滲み出てきていて、反政府デモがひっきりなしに起こっているんです。おまけにチベットやウイグル問題も抱えていて、少数民族の不満も高まっています。漢民族の間では田舎の人間と都会の人間の経済格差、待遇格差が不満に原因にもなっていますしね。それを力で押しつけてきたのが中国政府なんですが、ここに反日というスローガンがあると、その不満の矛先が日本に向かうわけですよ。そのために江沢民政権以降、急速に反日教育がエスカレートしてきたのです。だから、彼らは何かの理由を付けて、日本を叩き続けないといけなくなったんです。いまさら、　　●　上海空港は日本のODAで作られました。みなさん感謝しましょう。なんて言えるわけがないんです。（本当の事だけどね。）そんな事をしたら政権が転覆しちゃう可能性すらあるんですから。後者について言えば、経済的には彼らはGDPで世界2位にはなったモノの、一人あたりの平均とか、外国から見た評判とか、国内の安定性とかを比べたらまだまだ日本には負けているって自覚しているわけです。それを中長期的にひっくり返して、中国が覇権国家になるために日本の国内情勢を利用しようとしているだけです。それが彼らの将棋にとっての王様でありゴールですから。国名にある中華とは、『真ん中に咲く花』という意味ですからね。世界の中で自分たちだけがキレイに咲いている花で、他の国はそれをもり立てるための脇役に過ぎないのです。自分たちが世界で一番優れた民族だ、という自負を持っていてそれを具現化するというのが彼らのゴールなのです。そのゴールに向かうための戦術のひとつが、戦争カードを徹底的に使い倒すという事なんです。靖国はそんなカードの1枚に過ぎないのです。ですから、日本がここで譲歩して、　　■　靖国神社を解体します！って言ったって日中関係は変わらないですよ。このカードの利用価値が無くなったら、次のカードを探すだけですからね。断言しますけど、靖国問題は中国の言いがかりで、これが解決したら次の言いがかりを見つけて、彼らの真の目的を達成しようとするに決まっているのです。準備の良い中国はそんな次のカードをテーブルの下に持って待っています。それが、　　■　南京大虐殺という捏造です。さらにその次には、細菌兵器を作ったと言われる「731石井部隊」というカードも待っているでしょう。もしかしたら張作霖を爆殺した満州鉄道爆破事件かも知れません。そういう大きな構図が分かってくると、日本の国内で日本人がこの問題の是非を叫ぶ事の愚が分かりますよね。「日本人が」叫べば叫ぶほど、彼らの術中に填るのです。これね、中国人だけが海の向こうから大騒ぎをしているのなら大した影響は無いんですよ。所詮中国という国は、世界レベルで言えばクレディビリティの低い、民主主義、法治国家でもない共産党一党独裁主義の国なんですから。彼らが世界でどんな大声で騒ごうとも、彼らの単独行動じゃ世界の人は相手にしません。しかし日本国内で同様の意見があるとしたら話は別です。中国一国が、　　■　日本は再度軍国主義化を狙っている！と叫んでも誰も信用しませんが、　　■　日本の世論は靖国参拝の是非を巡って国論が二分していますとなったら、あれれなんだか中国の言っている通りだな、と思うわけです。日本国内で「靖国参拝反対！」って言う声が一定数になり、新聞やネットで喧々囂々と議論になると、　　■　こりゃやっぱり日本国内にも中国が思っているように受け止めている　　　　人がいるんだなと解釈する外国人が出てくるんです。最初は荒唐無稽だと思っていたのに、当の日本人が口角泡を飛ばして中国の肩を持ったりしているんですから。フツーの国では自国の不利になるような意見は常にマイノリティー（少数派）なんですよ。譬えていえば、アメリカで「先住民族は白人に土地を強奪された被害者だ！」って意見が一定の同意を得て、人権派弁護士が国を相手に土地を返す訴訟を起こしたり、左寄りの人が教科書に、「白人が先住民の土地を奪った」と記載しろとデモ行進をするようなモノです。そういう意見はゼロではないんですが、絶対にごく少数派の域を脱する事はありません。だってそんな事をしても、アメリカ人の誰も幸せにならないって事を、黒人だって、当の先住民だって分かっているんですから。ところが日本ではそれをやっちゃってるんですよ。日本人自らが日本が不利になる意見を喜々として叫んでいるのです。彼らは視野が狭いので、自分たちは正しい事をやっていると思っているんでしょうが、これ全部中国と韓国の思うつぼですから。大局観とは、目の前の手が良いか悪いかという判断ではなく、全体の勝負の流れの中でこの手はどういう意味を持っているのか？を判断する能力です。細かい事を書き出せば、靖国神社が先の大戦を防衛戦争だとして肯定しているのは事実でしょう。東京裁判は茶番だと考えているのも事実でしょう。（そのあたりは小林よしのり氏のマンガを読んだらよく分かります。）でもね、そこをあげつらって、　　■　だから総理は靖国参拝をするべきではないのだ！と叫ぶ事は、日本の利にならないんです。そもそもこんなのは解釈の仕方の問題で、人により、価値観によりいくらでも受け止め方はあり得るんですから。視点をその次元に固定せず、　　■　この問題が問いかけている本当の狙いはどこにあるんだろう？と考えると、攻撃を仕掛けている人たちの気持ちが分かるんです。そうすると、この局面では、　　●　日本人はこの問題で大騒ぎをしないのが最善手だと気付くのですよ。なんたって彼らの狙いは、日本人自身が騒いでくれる事で成就するという構図になっているんですから。日本人が騒ぎたてる事で、彼らの解釈が正当性を持ってしまうのですよ。この40年近く、日本国内でこの議論が喧しくなったのを確認して、彼らはようやく世界にこの事を声高に叫ぶようになったのです。良いですか、彼らが世界に対して靖国問題を発信するようになったのはつい最近なんですよ。それまでは日本対中国、日本対韓国の議論だったのに、いつの間にかアメリカやイギリス、EUなどを巻き込むようになったのです。これは彼らにとって、戦術が次のステージに入った事を意味します。　　●　よっしゃ、このカードを使って日本を世界中の悪者にしてやるぞという事です。この状態になってもまだ日本人はそんな彼らの意図に気付かず、バカな評論家たちが声を枯らして靖国をどうすべきかを議論しているのが現状なのです。中国や韓国が騒ごうが、日本国内では誰がいつ靖国に行こうが完全無視、テレビも新聞もネットも一切報道しない、　　●　え～？あれってタダの神社でしょとバカな女子高生のようなリアクションをするのが、日本にとって一番利がある対応なのにですよ。だったら行かなきゃ良いじゃないか！って？だから、そういうつまらない意見を叫ぶ人がいるから中国に良いように利用されちゃうんですよ。こんなのは洋式便所でクソをするか、和式便所でクソをするかくらいの違いしか無いのです。和式便所でクソをしたからといって、　　■　日本の軍隊は全部和式便所だったぞ。和式便所でクソをするという事　　　　はそんな軍隊を肯定しているのと同じだ！って言わないでしょ。靖国問題って次元としてはこれと全く同じ議論なんですよ。行こうが行くまいが、日本が戦前の日本になる事はないのですから。　　■　だったら行かなきゃ良いじゃないか！と叫ぶ人は、和式便所は止めて洋式便所でクソをすれば文句を言われる事は無いんだよ、と言っているのと同じなのです。そもそもの問いが間違っているんですから、　　●　お前バッカじゃないの？と嗤って相手にしないのが正しい応手なのですよ。この場合の「問いが間違っている」って意味分かりますよね。　　●　便所が和式か洋式かの違いと、軍隊を肯定しているかどうかに相関は　　　　無いという事です。靖国について言えば、　　●　靖国に参拝する事と、日本のこれからの軍事・政治態勢には全く相関　　　　が無いという事です。今の日本の世論は、その意味では完全に彼らの術中にスッポリと填っています。マスゴミや評論家、識者といわれる人が騒げば騒ぐほど、彼らの有利な方向に物事が進んでいくのにね。もう良い加減、和式便所が良いか（靖国参拝に行くべきか）、洋式便所が良いか（靖国参拝は止めるべきか）なんて不毛な議論は止めるべきなんです。問いの次数をひとつあげて、彼らの狙い通りにならないようにするには、どういう手を打つのが良いのか？という議論をすべきなんです。それが理解出来るという事が、大局観を理解出来るという事なんです。残念ながら今の日本の論者には、この視点でモノが見える人って一人もいないですね。全員が全員、和式か洋式かを声高に叫んでいるだけで、自説が如何に正しいか、論争の相手をどうやって折伏してやろうかって視点しか持っていないんです。しかも全員日本のためだと思っているのですから、始末が悪いったらありません。地獄への道は善意という石で敷き詰められているとは良くいったモノです。もう一度言いますよ。どっちが正しいかなんてのはどうだって良いんです。そもそもの問いが間違っているんですから、残念ながらどちらも間違いなのです。正しい答えはそこにはありません。彼らがニンマリしているのに気付かずに、こうやって叫んでいる姿は滑稽ですらあります。ここひと月の日本の報道を見て、中南海（中国の政治首脳がいるところね）の連中は腹の皮がよじれるくらい笑い続けているんじゃないでしょうかね。　　●　日本人ってのは、案外バカばかりなんだな（笑）って思っているに違いないんですよ。今日も西の方角から彼らの高笑いが聞こえてきそうです。ちなみに、先の大戦も日本人のこういうところを利用されて始まっちゃったんですよ。局所的な勝利に拘って、大局を見失うと悲惨な結果になるという事を、日本人はいつになったら学べるのでしょうか？まだ分からない？ならひとつ教えておきますが、歴史上中国を最も蹂躙した国家はどこだと思いますか？もちろん日本じゃありませんよ。それはイギリスです。あの国が仕掛けたアヘン戦争により香港はその後、155年という長きに亘り植民地にされたわけですが、なんで中国はイギリスにひと言も文句を言わないんですかね？別にイギリス王室が謝罪しまくったからじゃないですよ（というか、イギリスは国家として謝罪なんてして無いんじゃないですかね？）理由は簡単、イギリスに文句を付けても、あの国はシレっと馬耳東風を決め込む事が分かっているからです。そしてそれを、イギリス国民の圧倒的大多数が支持する事が明白だからですよ。同様に韓国に最も厄災を与えたのは日本じゃなくて中国ですよ。中国が朝鮮戦争を仕掛けた事によって、朝鮮半島では300万人以上が死んだんですから。オマケに国まで分断させられて、今や片割れが持っている核兵器に怯えているんですな。日本も統治時代悪さもしましたが、いくらなんでも300万人は殺せません。おまけに日本はインフラ投資やら教育制度や戸籍制度、農地開拓と今の韓国の発展の礎となる事もたくさんやっているんです。それなのに、中国には一切文句を言わず、日本には言えるんですか？これまた理由は簡単。中国に文句を付けたら逆にやり返されるのが分かっているからです。ですから日本政府はこの問題を解決させようなんて思わない方が良いんですよ。彼らの望む解決とは、日本が金輪際中国や韓国に頭が上がらなくなって、唾を吐き続けられる権利をゲットするという事なんですから。それを阻止するためにはどうしたら良いのか？を考え、その視点からモノを言うべきなんですよ。それが大局観なのです。 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昨日はさるところから入手した戦闘糧食なるモノを食してみました。戦闘糧食とは何かというと、いわゆる「ミリメシ」です。え？分からない？ミリメシのミリとは、ミリタリー（軍隊）の事です。つまり、自衛隊の人たちが訓練中や、被災地、場合によっては海外の紛争地帯や、戦場で食べるご飯の事です。これ、ネットで調べるとフツーに売っているんですね。もちろん長期保存が出来るように密閉された状態になっているんですが、食べ方はというと、これが簡単で、　　●　ドブンとお湯の中に入れて30分温めるだけなんですね。ま、パスタを30分湯がくようなイメージですかね。今回食べたのは、「さんまの蒲焼き定食」で中には、　　▼　さんまの蒲焼き　　▼　白米が2パック　　▼　焼き海苔が2枚　　▼　スプーンが入っていました。白米が2パックってところに、市場のコンセンサスとは違う香りを感じますな。（笑）今回は、お皿に盛ったんですけど、これって現場ではどうするんでしょうね。蒲焼きはフツーにレトルトのカレーみたいになっていたんですが、ご飯はサトウのパックご飯と同じなので、別なお皿を用意しないと食べられません。お味はというと、さすがに究極の肉体労働をされている方向けのだけあって、塩分が強くて味が濃いです。肉体労働は週に2回のゴミ出しだけで、普段は部屋でゴロゴロと読書をしているか、PCの前に座っている私にはキツめです。でも、想像していたのよりかははるかに美味しかったです。これは当たり前で、ああいうところでの楽しみって食事だけですから、これがスゲー不味かったら士気に関わってきますからね。それにしてもご飯の量がハンパじゃありませんでした。 3人で2パックを分けて食べたんですが、それでもご飯が1パック余りました。賞味期限がどれほどあるのかよく見ていないんですが、究極の災害時用保存食としてとっておこうと思っています。 ☆　局所戦と最終ゴールは異なるモノこの問題は、総理が靖国に行こうが行くまいが絶対に解決しません。これだけは断言出来るんですが、みなさんはそのこころが分かりましたか？これを先の大戦に絡めて、イデオロギーで論じるからダメなんです。中国はイデオロギーで日本を攻めているのでは無いのですよ。イデオロギーとして、あの戦争を肯定するのかどうか、その結果日本が昔のようなヤバイ国になるのか？という議論には答えが出ているのです。もう一度言いますよ。冷静に考えたら日本が再度戦争をするなんてあり得ないんですよ。それは日本人が一番良く知っているでしょ。法的にも憲法を変更（改正じゃないよ）しなきゃいけないわけで、このハードルは万里の長城くらい高いです。さらに徴兵制も復活させなきゃなりません。国民を戦争に駆り立てるために、小学校の教育プログラムは全面改定が必要です。戦前のように、男子は兵隊になって日本のために命を投げ出すのが正しいのだ、って教育にしなきゃ前線で逃げ出す兵士が出て来ちゃいますから。もちろん、兵隊に一定数が取られる分、少子化問題は致命的です。軍備もアメリカ一辺倒を脱して、自前主義を開始しなきゃなりません。まずはステルス戦闘機くらい、日本で作らなきゃね。その結果、軍需工場をもう一度造らなきゃなりません。もちろん核兵器だって持ってなきゃ話になりません。っていうか、日米安保の枠内でやるのか、日本が一本立ちしてやるのかという議論も必要です。現実問題として、彼らが喧伝している問題にはこれだけのハードルがあるという事で、こんな事が起こるとは彼らも考えていませんし、このどれひとつとして現実には兆候すらありません。さらに言えば、こういうのが全部クリアされて、兵士、武器、マインド（戦意）が揃うまでに20年やそこらはかかります。なんたって日本男子は戦後去勢されて（私もそうですが）、　　●　戦争なんかやりたくないぞ！って思っているのがほとんどなんですから。徴兵とか言われたらすぐに他の国に移住しちゃうんじゃありませんか。しかも昔の人に比べて体力が落ちていますから、軍事訓練中に脱落しちゃうと思います。もう一度言いますよ、冷静に考えて下さいね。左寄りの論客や、中国、韓国が言うように、　　■　靖国参拝は日本の再軍国化と関連があるのか？その答えは明白でしょ。今の日本をどっからどう見ても、戦争したがっている雰囲気すらありませんし、そのための準備なんてゼロなんですから。たとえ為政者が戦争をしたいと思っても、今の日本人ではムリですよ。100%ムリ。なら、　　■　靖国は先の戦争を美化し、日本の再軍国化をイメージさせるから良く　　　　ないのだという論には説得力が無い事になります。もうひとつ、彼らが言うセリフは、　　■　日本は先の大戦で負けた事を反省していないというのもありますね。これね、総理が神社に行っただけでサンフランシスコ平和条約が破られたかのような騒ぎ方をするのはおかしいんですよ。日本は戦争に負けて、連合国48カ国と平和条約を結んだわけです。これがサンフランシスコ平和条約です。ここでは東京裁判の結果を受け入れ（文句を言わないという事）、領土も台湾、樺太、千島列島を放棄するというような事が謳われているのですが、この条約締結が先の大戦に関する日本の反省そのもので、条約締結以降一度たりとも日本政府はこの条約について異議を唱えていません。この条約、中国と韓国は対象国に含まれていないんですが、韓国とは昭和40年に日韓基本条約を、中国とは昭和53年に日中平和友好条約を個別に結んでいます。そしてこれまた当然ですが、日本側は締結後一切の異議を唱えていません。ちなみに韓国は条約締結後も、韓国議会、司法、国民による対日請求が出されていて、盧武鉉（ノムヒョン）大統領時代には、再請求を主張しています。賠償という意味では、中国にはODAを過去3兆円以上も、韓国には国交回復時に当時のレートで8億ドル、その後の援助が3億6000万ドルもしているんですな。これが反省でなくてなんなんでしょうね？この状態から、日本が敗戦を受け入れていない、反省していないというのは世界の外交の常識からは受け入れられない解釈です。本当に反省していないのであれば、ヒトラーがベルサイユ条約を破ったように、明確なアクションが伴うのですよ。何か日本はそれに相当するアクションをしていますか？現実の秩序を変えるような具体的かつ有効的なアクションをしていますか？たかが神社に行きましたというだけで、ここまで言うのは荒唐無稽な言いがかりだと考えるのが当たり前の解釈でしょ。そこまであんたらは心配性なのか？って話です。じゃ、なんで彼らは、そして我々もが騒いでいるんですか？騒ぐ必要がどこにあるんですか？靖国神社に総理が行こうが行くまいが、日本が再軍国化する事はないんですから。そんな因果関係は無いって事は、中国が一番知っていますよ。なんたって現在進行形の軍事大国で、現在進行形で他国を侵略しているんですから。彼らが騒ぐ真の理由はここにありません。彼らはこの件で騒ぐ事で、国内を反日でまとめて共産党政権の安定させたいというのと、日本からの譲歩を引き出して、国際的に日本よりも優位な立場に立ちたい、という事の2つのモノをゲットしたいのです。前者を解説すると、中国はご存じのように言論の自由も、結社の自由も無い共産党一党独裁国家なのです。その歪みが全国レベルで滲み出てきていて、反政府デモがひっきりなしに起こっているんです。おまけにチベットやウイグル問題も抱えていて、少数民族の不満も高まっています。漢民族の間では田舎の人間と都会の人間の経済格差、待遇格差が不満に原因にもなっていますしね。それを力で押しつけてきたのが中国政府なんですが、ここに反日というスローガンがあると、その不満の矛先が日本に向かうわけですよ。そのために江沢民政権以降、急速に反日教育がエスカレートしてきたのです。だから、彼らは何かの理由を付けて、日本を叩き続けないといけなくなったんです。いまさら、　　●　上海空港は日本のODAで作られました。みなさん感謝しましょう。なんて言えるわけがないんです。（本当の事だけどね。）そんな事をしたら政権が転覆しちゃう可能性すらあるんですから。後者について言えば、経済的には彼らはGDPで世界2位にはなったモノの、一人あたりの平均とか、外国から見た評判とか、国内の安定性とかを比べたらまだまだ日本には負けているって自覚しているわけです。それを中長期的にひっくり返して、中国が覇権国家になるために日本の国内情勢を利用しようとしているだけです。それが彼らの将棋にとっての王様でありゴールですから。国名にある中華とは、『真ん中に咲く花』という意味ですからね。世界の中で自分たちだけがキレイに咲いている花で、他の国はそれをもり立てるための脇役に過ぎないのです。自分たちが世界で一番優れた民族だ、という自負を持っていてそれを具現化するというのが彼らのゴールなのです。そのゴールに向かうための戦術のひとつが、戦争カードを徹底的に使い倒すという事なんです。靖国はそんなカードの1枚に過ぎないのです。ですから、日本がここで譲歩して、　　■　靖国神社を解体します！って言ったって日中関係は変わらないですよ。このカードの利用価値が無くなったら、次のカードを探すだけですからね。断言しますけど、靖国問題は中国の言いがかりで、これが解決したら次の言いがかりを見つけて、彼らの真の目的を達成しようとするに決まっているのです。準備の良い中国はそんな次のカードをテーブルの下に持って待っています。それが、　　■　南京大虐殺という捏造です。さらにその次には、細菌兵器を作ったと言われる「731石井部隊」というカードも待っているでしょう。もしかしたら張作霖を爆殺した満州鉄道爆破事件かも知れません。そういう大きな構図が分かってくると、日本の国内で日本人がこの問題の是非を叫ぶ事の愚が分かりますよね。「日本人が」叫べば叫ぶほど、彼らの術中に填るのです。これね、中国人だけが海の向こうから大騒ぎをしているのなら大した影響は無いんですよ。所詮中国という国は、世界レベルで言えばクレディビリティの低い、民主主義、法治国家でもない共産党一党独裁主義の国なんですから。彼らが世界でどんな大声で騒ごうとも、彼らの単独行動じゃ世界の人は相手にしません。しかし日本国内で同様の意見があるとしたら話は別です。中国一国が、　　■　日本は再度軍国主義化を狙っている！と叫んでも誰も信用しませんが、　　■　日本の世論は靖国参拝の是非を巡って国論が二分していますとなったら、あれれなんだか中国の言っている通りだな、と思うわけです。日本国内で「靖国参拝反対！」って言う声が一定数になり、新聞やネットで喧々囂々と議論になると、　　■　こりゃやっぱり日本国内にも中国が思っているように受け止めている　　　　人がいるんだなと解釈する外国人が出てくるんです。最初は荒唐無稽だと思っていたのに、当の日本人が口角泡を飛ばして中国の肩を持ったりしているんですから。フツーの国では自国の不利になるような意見は常にマイノリティー（少数派）なんですよ。譬えていえば、アメリカで「先住民族は白人に土地を強奪された被害者だ！」って意見が一定の同意を得て、人権派弁護士が国を相手に土地を返す訴訟を起こしたり、左寄りの人が教科書に、「白人が先住民の土地を奪った」と記載しろとデモ行進をするようなモノです。そういう意見はゼロではないんですが、絶対にごく少数派の域を脱する事はありません。だってそんな事をしても、アメリカ人の誰も幸せにならないって事を、黒人だって、当の先住民だって分かっているんですから。ところが日本ではそれをやっちゃってるんですよ。日本人自らが日本が不利になる意見を喜々として叫んでいるのです。彼らは視野が狭いので、自分たちは正しい事をやっていると思っているんでしょうが、これ全部中国と韓国の思うつぼですから。大局観とは、目の前の手が良いか悪いかという判断ではなく、全体の勝負の流れの中でこの手はどういう意味を持っているのか？を判断する能力です。細かい事を書き出せば、靖国神社が先の大戦を防衛戦争だとして肯定しているのは事実でしょう。東京裁判は茶番だと考えているのも事実でしょう。（そのあたりは小林よしのり氏のマンガを読んだらよく分かります。）でもね、そこをあげつらって、　　■　だから総理は靖国参拝をするべきではないのだ！と叫ぶ事は、日本の利にならないんです。そもそもこんなのは解釈の仕方の問題で、人により、価値観によりいくらでも受け止め方はあり得るんですから。視点をその次元に固定せず、　　■　この問題が問いかけている本当の狙いはどこにあるんだろう？と考えると、攻撃を仕掛けている人たちの気持ちが分かるんです。そうすると、この局面では、　　●　日本人はこの問題で大騒ぎをしないのが最善手だと気付くのですよ。なんたって彼らの狙いは、日本人自身が騒いでくれる事で成就するという構図になっているんですから。日本人が騒ぎたてる事で、彼らの解釈が正当性を持ってしまうのですよ。この40年近く、日本国内でこの議論が喧しくなったのを確認して、彼らはようやく世界にこの事を声高に叫ぶようになったのです。良いですか、彼らが世界に対して靖国問題を発信するようになったのはつい最近なんですよ。それまでは日本対中国、日本対韓国の議論だったのに、いつの間にかアメリカやイギリス、EUなどを巻き込むようになったのです。これは彼らにとって、戦術が次のステージに入った事を意味します。　　●　よっしゃ、このカードを使って日本を世界中の悪者にしてやるぞという事です。この状態になってもまだ日本人はそんな彼らの意図に気付かず、バカな評論家たちが声を枯らして靖国をどうすべきかを議論しているのが現状なのです。中国や韓国が騒ごうが、日本国内では誰がいつ靖国に行こうが完全無視、テレビも新聞もネットも一切報道しない、　　●　え～？あれってタダの神社でしょとバカな女子高生のようなリアクションをするのが、日本にとって一番利がある対応なのにですよ。だったら行かなきゃ良いじゃないか！って？だから、そういうつまらない意見を叫ぶ人がいるから中国に良いように利用されちゃうんですよ。こんなのは洋式便所でクソをするか、和式便所でクソをするかくらいの違いしか無いのです。和式便所でクソをしたからといって、　　■　日本の軍隊は全部和式便所だったぞ。和式便所でクソをするという事　　　　はそんな軍隊を肯定しているのと同じだ！って言わないでしょ。靖国問題って次元としてはこれと全く同じ議論なんですよ。行こうが行くまいが、日本が戦前の日本になる事はないのですから。　　■　だったら行かなきゃ良いじゃないか！と叫ぶ人は、和式便所は止めて洋式便所でクソをすれば文句を言われる事は無いんだよ、と言っているのと同じなのです。そもそもの問いが間違っているんですから、　　●　お前バッカじゃないの？と嗤って相手にしないのが正しい応手なのですよ。この場合の「問いが間違っている」って意味分かりますよね。　　●　便所が和式か洋式かの違いと、軍隊を肯定しているかどうかに相関は　　　　無いという事です。靖国について言えば、　　●　靖国に参拝する事と、日本のこれからの軍事・政治態勢には全く相関　　　　が無いという事です。今の日本の世論は、その意味では完全に彼らの術中にスッポリと填っています。マスゴミや評論家、識者といわれる人が騒げば騒ぐほど、彼らの有利な方向に物事が進んでいくのにね。もう良い加減、和式便所が良いか（靖国参拝に行くべきか）、洋式便所が良いか（靖国参拝は止めるべきか）なんて不毛な議論は止めるべきなんです。問いの次数をひとつあげて、彼らの狙い通りにならないようにするには、どういう手を打つのが良いのか？という議論をすべきなんです。それが理解出来るという事が、大局観を理解出来るという事なんです。残念ながら今の日本の論者には、この視点でモノが見える人って一人もいないですね。全員が全員、和式か洋式かを声高に叫んでいるだけで、自説が如何に正しいか、論争の相手をどうやって折伏してやろうかって視点しか持っていないんです。しかも全員日本のためだと思っているのですから、始末が悪いったらありません。地獄への道は善意という石で敷き詰められているとは良くいったモノです。もう一度言いますよ。どっちが正しいかなんてのはどうだって良いんです。そもそもの問いが間違っているんですから、残念ながらどちらも間違いなのです。正しい答えはそこにはありません。彼らがニンマリしているのに気付かずに、こうやって叫んでいる姿は滑稽ですらあります。ここひと月の日本の報道を見て、中南海（中国の政治首脳がいるところね）の連中は腹の皮がよじれるくらい笑い続けているんじゃないでしょうかね。　　●　日本人ってのは、案外バカばかりなんだな（笑）って思っているに違いないんですよ。今日も西の方角から彼らの高笑いが聞こえてきそうです。ちなみに、先の大戦も日本人のこういうところを利用されて始まっちゃったんですよ。局所的な勝利に拘って、大局を見失うと悲惨な結果になるという事を、日本人はいつになったら学べるのでしょうか？まだ分からない？ならひとつ教えておきますが、歴史上中国を最も蹂躙した国家はどこだと思いますか？もちろん日本じゃありませんよ。それはイギリスです。あの国が仕掛けたアヘン戦争により香港はその後、155年という長きに亘り植民地にされたわけですが、なんで中国はイギリスにひと言も文句を言わないんですかね？別にイギリス王室が謝罪しまくったからじゃないですよ（というか、イギリスは国家として謝罪なんてして無いんじゃないですかね？）理由は簡単、イギリスに文句を付けても、あの国はシレっと馬耳東風を決め込む事が分かっているからです。そしてそれを、イギリス国民の圧倒的大多数が支持する事が明白だからですよ。同様に韓国に最も厄災を与えたのは日本じゃなくて中国ですよ。中国が朝鮮戦争を仕掛けた事によって、朝鮮半島では300万人以上が死んだんですから。オマケに国まで分断させられて、今や片割れが持っている核兵器に怯えているんですな。日本も統治時代悪さもしましたが、いくらなんでも300万人は殺せません。おまけに日本はインフラ投資やら教育制度や戸籍制度、農地開拓と今の韓国の発展の礎となる事もたくさんやっているんです。それなのに、中国には一切文句を言わず、日本には言えるんですか？これまた理由は簡単。中国に文句を付けたら逆にやり返されるのが分かっているからです。ですから日本政府はこの問題を解決させようなんて思わない方が良いんですよ。彼らの望む解決とは、日本が金輪際中国や韓国に頭が上がらなくなって、唾を吐き続けられる権利をゲットするという事なんですから。それを阻止するためにはどうしたら良いのか？を考え、その視点からモノを言うべきなんですよ。それが大局観なのです。 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