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メールマガジン 第1873号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第1873号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

バックナンバーは、以下のサイトで検索出来ます。しかし最新号の反映は、毎
月1回を予定しており、直近号が検索されない可能性がありますのでご注意下
さい。

http://showon-sato.com/index.php/magazine_log/  

人生で最も手軽に手に入れられる喜びは読書です。以前配布していた、「良書
リスト」に最新の良書を追加し、合計で130冊となった、「新良書リスト」を
希望者に配布しています。以下サイトからダウンロードして下さい。

http://showon-sato.com/index.php/g_books/

過去このリストを受け取った方からは、「メチャメチャ面白い本がたくさんあ
りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
スト下さい。
(リストをご依頼頂いた方には、今後しょ~おんからお得なご案内を差し上げ
る事があります。)

ツイッターもやっています。

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◆ 今日の前フリ ◆◇

昨日は私が皮膚科のお世話になりに行って来ました。結局タダの湿疹という事
で塗り薬と飲み薬を処方してもらったんですが、合計でたったの2,130円也。全
額負担だとしても7,000円にしかならないんですね。ウチのワンコよりも全然安
いじゃないか。

全くもう、それなのに我が家の高額治療犬は昨日もソファーの上で粗相をしや
がるし。ペットとの生活ってこういうのの繰り返しなんですよね。


さて昨日は前フリの最後に、絶版になっているものすごい良書の事をちょっと
だけ書いたのですが、これはフェイスブックの方で公開しましたので、ご興味
がある方はこちらを見て下さい。

さすがに絶版の本を紹介してもみなさんのストレスが溜まるだけでしょうから、
今でもフツーに売っている本でとびきり面白い本をご紹介しましょう。


白昼の死角

http://www.amazon.co.jp/dp/4334739261/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


この本は、良書リストにも入っている高木彬光氏の小説です。
小説とはいえ、based on a true story で、実話が元になっているのです。
内容は、戦後最高の詐欺師がある旅館で、著者に自分が昔やった詐欺について
詳細を語るところから始まります。

この詐欺事件があまりにも大がかりで、そして余りにも手際が良く、法律も熟
知した上でギリギリのところで組み立てられていたのです。

この詐欺事件、実話であって本当に戦後そういうスゴい詐欺があったのですよ。
未だに(というよりも既に時効ですが)犯人は捕まらず迷宮入りになっている
んですね。

そういう高いレベルの詐欺事件が次から次へと発生し、その全てを一人の人間
が脚本を書き、演出をし、監督までやってしまったのです。

詐欺事件をベースにした物語といえばハリウッド映画ではポールニューマンが
やった、

スティング
http://www.amazon.co.jp/dp/B00ANXRMM8/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


や、ディカプリオがやった

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

http://www.amazon.co.jp/dp/B0098WN9Y0/ref=nosim/?tag=jiateng4-22


が有名でそれなりに面白いんですが、事件の緻密さや、その種類の多さ、奇想
天外さでは、この小説の方が偏差値で15は上だと思いますよ。


ものすごく分厚い本なんですが、読み始めたらご飯を食べるのももどかしくな
るくらい熱中しちゃうはずなので、読む方は1日しっかりと空けておく事をオス
スメします。




☆ 記憶にはバイアスがかかっている

人間の脳みそって、実は我々が生まれてから、今日の今まで起こった全ての事
を記憶しているらしいですね。


4歳の11月4日の朝食のメニューがなんだったのか?
2008年9月15日に見た赤いスカイラインの車のナンバーはいくつか?
彼女と3回目のケンカをした時に穿いていた靴下の色はなんだったか?


こんなどうでも良い事までチャンと憶えているようです。
(憶えていても取り出せないようになっているんですけどね)


ところが私たちの意識の上では、記憶さえも取捨選択をしているわけですよ。
本当は全部格納されているのに、印象深く憶えているのって、特定のジャンル
に偏っているんです。


ありていに言えば、


  ● 嬉しくて、楽しくて、ありがたくて、面白かった記憶 


か、


  ■ 悲しくて、悔しくて、ムカついて、頭に来た記憶


のどちらかなんです。

もちろん、100%どちらかに偏っている人なんていませんよ。

過半数としてどちらの勢力が強いかという話です。


そういえばあの時にさぁ~、と話し始めた過去の記憶の結末が、


  ● ~って感じでメチャメチャ楽しかったのよ


で終わるのか、


  ■ ~って事だから今でもアタシは頭に来てるわけ


でピリオドが打たれるのか。


みなさんはどっちの方が多いですか?


これね、どっちが多いかでその人の人生が見えて来ちゃうんですよ。

幸福で、満たされている人生を送っている人って、ポジティブな記憶を引っ張
り出す事が多いんです。


逆に刑務所に入っている人に話を聞くと、人生の過去の記憶が最初から今日ま
でずっとネガティブで、ムカつく事、頭に来た事、悔しかった事ばかりを話し
出すんです。むかし昔、テキヤでバイトをしていた時に知り合った方々なんて、
ムカつく話をさせたら8時間エンドレスで話せましたから。(これを毎日聞かさ
れるのがイヤで距離をおいたワケですけどね)


あのねぇ、ムカつく記憶をたくさん取りだしたら、これからの現実世界でムカ
つく事を呼び寄せちゃうのですよ。


  ■ あの時はマヂでムカついてさ~


と言うから、明日のあなたの身に、ムカつく事が新たに発生するのですよ。


逆に、


  ● あの時は本当に嬉しくてね~


って記憶を取り出せば、明日もそんな嬉しいなにかが起こるのです。


この法則、ある人は


  ● 不平不満は言えば言うほど自分を不幸にする


と言っているんですが、これが宇宙の真理だと思いますよ。


今日一日、ジッと耳を澄ませて友人や会社の同僚の会話を聞いてみて下さい。
ご飯を食べながら、お酒を飲みながら、お茶をしながら、あなたの友人が話す
内容を黙って聞いて、それが感情の上でポジティブなネタなのか、ネガティブ
なネタなのかを切り分けしましょう。


そしてネガティブ比率が50%を超えているようなら、その人とはとっとと縁を切
った方が良いですよ。
そんな人と一緒にいるとあなたにまでネガティブな事が起こりますから。


バカのそばにいるとバカが移るように、ネガティブな感情を持っている人のそ
ばにいると、あなたの感情もそれに毒されるのですよ。

その結末はあっけないくらい明白で、そういう人を総称して『不幸な方』と呼
ぶのです。


とは言っても、人間には不幸とかネガティブなイベントって起こる訳ですよ。
これがゼロの人なんていないんですから。

そういうネガティブな過去のイベントを話す時には、コツがあるんです。

そんな昔の事を語る時には、途中経過がいくら不幸であっても、最後は必ず、
『めでたし、めでたし』で終わるようにして下さい。


どう話したら結論が、


  ● ~だから、めでたしめでたしなんだよね~


って言えるのか?

こういう事を思考の軸を変えるというのです。


発生した過去のイベントを、ただダラダラと思いの丈をぶちまけるように話す
のは、時間の浪費であってストレス解消以外のなんの益もありません。あなた
のストレスは減るかも知れませんが、聞かされる相手にとっては苦痛でしかあ
りません。


そこで脳みそを使うのですよ。

このムカつく、不幸な出来事をどうやって最後にはハッピーエンドで括れるか、
それが出来なければ、どうやってネガティブな感情を薄めてせめて最後にはニ
ュートラルに出来るか。そういうゲームをやっているのだと思って、『頭を使
って話をする』のですよ。

無意識に、惰性で、ダラダラとくっちゃべっているから、いつまで経ってもお
バカなあなたのままなんです。

たまには意識して『頭を使って』発言をコントロールしてみるのです。


これが出来なきゃ部長にはなれませんよ。

課長までは対処すべき枠が小さいので、頭を使わず感情だけで話をしていても
どうにかなるのですが、部長クラスになると必ずコントロールされた発言を出
来なきゃならないんです。

それを昔の人は『本音と建て前』って言ってたんですが、建前も言い続けてい
るとそんな建前の世界が現実になるんです。

それに気付くと建前が本音に変化してくるんですよ。

それを実感出来るのが部長クラスの人間です。


  ● お客様の役に立つ仕事をしよう!


なんて初めは舌が浮くセリフに聞こえて言いにくかったんですが、そういって
いるウチに


  ● 結局ビジネスなんて相手の役に立たなきゃお金なんてもらえないんだ
    な


って事を体験として、そして実感として分かるようになるんですよ。


さっきの話、憶えていますか?


  ● あの時は本当に嬉しくてね~


って記憶を取り出せば、明日もそんな嬉しいなにかが起こるのです。”


といった話と根っこの部分は同じでしょ。


だから、楽しくなくても、嬉しくなくても、面白くなくても、最後はポジティ
ブな感情でまとめなきゃいけないんですよ。


そのためには、無意識でダラダラと思いつくまま喋っていたらダメなんです。

最後のポジティブな結論に向かって、会話を組み立てて、注意深く発言をコン
トロールしなきゃいけないのです。


このネタ、真面目な話、30万のビジネスセミナーで話す内容ですから、しっか
り記憶して訓練をしてもらいたいと思います。



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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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