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メールマガジン 第1812号

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 成長を目指す、若手サラリーマンの家庭教師

 ┃サラリーマンで年収1000万円を目指せ  ┃ http://showon-sato.com
                 
   ・・・・・・━ 第1812号 ━ ・・・・・・

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こんにちは、佐藤正遠(さとうしょ~おん)です。
      
このメールマガジンは、高卒、派遣社員、IT歴ほとんど無しという負け組から、
たったの6年で年収1000万を突破する勝ち組へとキャリアアップした、わたく
し佐藤正遠(さとうしょ~おん)が、その秘訣を余すところ無く伝える、「成
長を目指す若手サラリーマン」のためのメールマガジンです。
    

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りました!」と言うコメントをたくさん頂いているモノですので、是非リクエ
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◆ 今日の前フリ ◆◇

それにしても暑くて、グズグズとスッキリしないお天気が続きますねぇ。

田んぼに水を入れたら雨。雨が止んだから車を洗おうとしたら再度雨。
そのくせ雨が止んでいる時には猛烈な陽射しで、肌がジリジリと焼けてきます。

という事で今年は例年になく、健康的にこんがりと焼けているしょ~おんです。


そんな暑さに打ち勝つための絶好のアイテムをゲットしました。


それは、


  ● サントリープレミアムモルツのビアサーバ!!


点数を集めれば誰でももらえるこのサーバ、6月に送ってようやく我が家にも配
達されました。

これは500ミリとか350ミリの缶をセットしてレバーを倒すと、飲み屋で注がれ
たビールのようにきめ細かい泡が作れる優れものなのです。


これからしばらくはこいつを使って美味しいビールを飲んじゃろうと思います。



☆ 現代の農業ってこういう事だったのだ


昨日はトラクターの値段と、農業収入から如何に現代の農業が狂った産業にな
っているかを詳らかにしました。

でもトラクターはまだかわいいんですよ。

だって畑って、色々なモノを植えますし、四季毎に別々の作物をやりますから、
そのたびにトラクターの出番がありますから。


問題は田植えに関する農業機械です。
田植えに必要なのは(本当に必要かどうかは措いておいて)、代掻き用のトラ
クター、田植機、稲刈り用のコンバインです。


ちなみに、田植機はどういう値段かというと、


http://www.jnouki.kubota.co.jp/jnouki/html/product/taueki.html


これまた笑える値段です。

田植えをしたら当然刈り取りもしなきゃなりません。
そういうのをコンバインというのですが、これがいくらするかというと、


http://www.jnouki.kubota.co.jp/jnouki/html/product/combine.html


ドッヒャー、高いヤツは1500万じゃないですか。
それってベンツならSクラスが買えちゃいます(爆)

この田植機とコンバインがシュールなのは、


  ● 1年のウチ、利用するのはどちらも1日だけ


ってところです。


もう本当に、アフォじゃなかろうかって思います。

田植機を使って田植えをすると、1反あたり1時間も掛からないんですね。
ちなみに私が今年手植えでやったのは、0.3反で、4人で2時間半かかりました。

つまり、日本の平均的耕作面積で田植えをした場合、機械を使うと半日で終わ
っちゃうんですよ。

二毛作をしていない限り、その年の田植機のお役目はこれにて終了。
あとは屋根付きの駐車場というか農機具置き場で来年の出番を待つのです。


同様にコンバインは、稲刈りの日にしか使いません。

ガーっと稲を刈って、稲藁とお米の入った籾に分けて、機種によっては籾すりを
してくれる。この作業も1日要らないでしょう。


ハレの稲刈りの日に、1500万円のコンバイン様が駐車場の前に敷かれた赤い
カーペットの上を、田んぼまで粛々と進む有様はブラックジョーク以外の何物
なんでしょうか?


繰り返しますが、1年に1日しか使わないんですよ。


それでこの値段です。


もっと言えば、この田植機ってスゴい精密機械なので(あの動きを機械化した
日本人はスゲェと思います)、毎回しっかりとメンテナンスをしないとすぐに
壊れちゃうらしいんです。つまりここでもまたお金が掛かるって事ですね。

(昨日、こういう農業機械を売っていた事がある読者さんからメールを頂戴し
たんですが、このコンバインってヤツは雨の日には使えないらしんです。中の
部品が錆びるので、稲刈り期間中に雨が降ったらカバーを掛けて田んぼに置い
ておくらしいです。1500万も払うのに雨対策がされていないって、どれだけ客
をバカにしてやがるんだ?って思いますよねぇ)


さてここで推理小説クイズをしましょうか。

推理小説で犯人を捜す時の王道は、


  ● この事件が起こったことで誰にメリットが発生したのか


という考え方です。

これを日本の農業に当てはめてみましょう。

日本の農業がこんなになって、一体全体誰がトクをしたのか。



ピッピッピ、ポーン。


まず間違いなく儲かった(というかボロ儲け?)をしたのはこうした農業機械
を作っている会社でしょうな。

なんたってたったの50万の所得を生み出すために平気で500万の機械を売りつけ
るんですから。

しかもなぜかここには競争原理が働いていないので、全然コストダウンがなさ
れないんですよね。(イセキ、クボタ、ミツビシといくつかのメーカーが販売
しているのに、ほとんど値段が同じって事は闇カルテルでもあるんでしょう
か?まさかこれが企業努力精一杯とは思えませんからねぇ)


そういう状況になることを許しているというか、こういう結末になるように設
計されているのは、農業が自由化されていない事と、農業に莫大な補助金(サ
ラリーマンが払った税金)が使われているからです。


『サラリーマンが払った税金』とあえて書いたのは、農家の人のほとんどが農
業所得に税金がかかっていないからです(そりゃ年に50万円じゃ税金はかかり
ません)。


日本の農業ってホントーにこれで良いんですかね?


日本の保守政党が叫ぶ、『日本の農業を守ろう』という事の実態は、こういう
農業のあり方をこれからも続けていこう、イヤもっともっと税金をばらまくぞ
って事ですよ。


そりゃ農民は保守政党に投票しますよ。


都会の人はアンチ保守に入れたくても、ほとんどが無責任無能力烏合の衆政党
じゃ、一抹の不安が残ります(その不安が現実化されたのが民主党政権だった
りします)。ところが都会の人がいくらこういう政党に入れても、1票の格差が
是正されない限り、簡単に結論に結びつく事はありません。


それでももう一度声を大にして叫びたい。


  ● 農業をこういう形で維持するって事でホントーに良いんですか?


たぶん、イセキとかクボタって建設会社並みの政治献金を保守政党にしている
と思うんですよ。今までJAが黒幕だと思っていたんですが、利害関係の環はも
っと大きくて根が深かったんですね。


こういう一部の人が、濡れ手に粟で圧倒的に儲かる構図を壊していかないとダ
メなんじゃ無いかなと思いますけどね。


選挙で保守政党に投票する、もしくは選挙を棄権するという事は、こういう構
図が存在し継続する事を積極的に支持しているのと同じなんだって事に気付く
べきだと思います。

政治の黒いところって、積極的に支持したからといって、必ずしも自分におこ
ぼれが来るわけじゃないってところです。

我々サラリーマンは、こういう構図に『賛成』を投じれば投じるほど、ふんだ
くられる税金が高くなるという、飼い犬に手を噛まれるような事態になるとい
うシュールな存在なんです。


まったく本当にこいつらどこまでヒトを舐め腐ってやがるんだって思いますけ
どねぇ。


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読者のみなさんが、宇宙で一番幸せになる事を、
こころよりお祈りいたします。
ありがとうございました。 
 
ご意見、ご感想は以下メールアドレスにて、大歓迎致します。    


佐藤正遠(さとうしょ~おん)
株式会社メディウム・コエリ

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